ウェビナーのブレイクアウトルームの管理

ブレイクアウトルームを使用すると、Zoomウェビナーを最大で200の個別のブレイクアウトセッションに分割できます。ウェビナーのホストまたは共同ホストは、ウェビナーの出席者を自動または手動でこのような個別のセッションに割り振ることも、出席者がブレイクアウトセッションを任意で選択して参加できるようにすることも可能です。ホストまたは共同ホストは、あるセッションから別のセッションへいつでも切り替えることができます。

ブレイクアウトルームにいる間、ウェビナーの出席者は通常のZoomミーティングと同じオーディオ、ビデオ、画面共有の機能を利用できます。メインのウェビナーセッションに戻ると、出席者はウェビナーの標準的なビューと視聴のみのウェビナー出席者ロールに戻ります

ウェビナーのブレイクアウトルームを管理するための要件

ウェビナーのブレイクアウトルームの制限事項

目次

ウェビナーのブレイクアウトルームの作成と開始方法

Windows | macOS | Linux
  1. スケジュールウェビナーを開始します。
  2. ウェビナーコントロールで、ブレイクアウトルーム  をクリックします。
  3. 作成したいブレイクアウトルームの数、これらのルームに参加者を割り当てる方法を選択します。
    • ブレイクアウトルームを()室作成: 最初に作成するブレイクアウトルームの数を入力します。後からブレイクアウトルームを追加することも可能です。
    • 対象者: パネリストと出席者をブレイクアウトルームへの割り当てに含めるか、パネリストのみを含めるかを選択します。
    • パネリストの割り当て: パネリストを自動的に割り当てるか、手動で割り当てるか、パネリストにルームを選択してもらうかを選択します。
    • 出席者の割り当て: 出席者を自動的に割り当てるか、出席者にルームを選択してもらうかを選択します。
  4. [作成] をクリックします。
    ルームが作成されますが、自動的には開始されません。ブレイクアウトルーム管理のポップアップウィンドウで、必要に応じてブレイクアウトルームを調整することができます。
  5. 適宜、以下の操作を行います。
    • [すべてのルームを開く] をクリックして、すぐにブレイクアウトルームを開きます。割り当てられている参加者全員が、ブレイクアウトルームに参加するプロンプトを確認した後に、それぞれのルームに移動します。参加者が自分のルームを選択することを許可する場合、参加者はルームのリストを開いて参加するルームを選択できます。ブレイクアウトルームを立ち上げたホストまたは共同ホスト、ならびに元のホストは、ルームの1つに手動で参加するまで、メインウェビナーに残されます。
    • [ルームを追加] をクリックすると、必要に応じてルームを追加できます。
    • [再作成] をクリックすると、最初からやり直すことができます(既存のブレイクアウトルームを削除し、新しいルームを作成)。
    • 歯車アイコン をクリックすると、その他のブレイクアウトルームオプションを管理できます。
    • 参加者を割り当てます。
    • ルームを並べ替えたり編集したりします。
Android | iOS
  1. スケジュールウェビナーを開始します。
  2. ウェビナーのコントロールをスワイプして、ブレイクアウトルーム を見つけてタップします。
  3. 作成したいブレイクアウトルームの数と、これらのルームにパネリストと出席者を割り当てる方法を選択します。
    • ブレイクアウトルームの数: 最初に作成するブレイクアウトルームの数を入力します。ブレイクアウトルームを追加することも可能です。
    • 対象者: パネリストと出席者をブレイクアウトルームへの割り当てに含めるか、パネリストのみを含めるかを選択します。
    • パネリストの割り当て: パネリストの割り当て方法として、[自動割り当て]、[手動割り当て]、[パネリストがルームを選択] から選択します。
    • 出席者の割り当て: 出席者の割り当て方法として、[自動割り当て]、[手動割り当て]、[出席者がルームを選択] から選択します。
  4. [作成] をタップします。
    ルームが作成されますが、自動的には開始されません。ルームを開始する前に管理できます。

ウェビナーのブレイクアウトルームオプションをカスタマイズ

Windows | macOS | Linux
  1. ブレイクアウトルームを作成した後、左下の歯車アイコン をクリックして、追加のブレイクアウトルームオプションを表示します。
  2. ブレイクアウトルームに使用したいオプションのチェックボックスを選択します。
    • ルームの選択をパネリストに許可する: ルームが立ち上がったら、パネリストは自分でルームを選択して入室できます。
    • ルームの選択を出席者に許可する: ルームが立ち上がったら、出席者は自分でルームを選択して入室できます。
    • 割り当て済みのパネリストを自動的にルームに移動する: このオプションを選択すると、すべてのパネリストと出席者が自動的にブレイクアウトルームに移動します。このオプションのチェックを外した場合、パネリストと出席者は [参加する] をクリックしなければ、ブレイクアウトルームに入室できません。
    • 参加者がいつでもメインセッションに戻れるように許可: このオプションを選択した場合、パネリストと出席者はウェビナーコントロールからメインセッションに戻れるようになります。これが無効になると、ホスト / 共同ホストがブレイクアウトルームを終了するのを待つ必要があります。
    • ルームごとに定員を設定する: ホストまたは共同ホストは、各ブレイクアウトルームに参加できるユーザーの最大数を設定できるようになります。
    • ブレイクアウトルームは( )分後に自動的に終了: このオプションを選択した場合、指定した分数が経過すると自動的にブレイクアウトルームが終了します。
      • 時間になったら通知する: ブレイクアウトルームが終了間近になると、ホストに警告を出します。
    • ブレイクアウトルームを閉じた後、カウントダウンする: このオプションを選択した場合、ブレイクアウトルームの参加者がメインルームに戻るまでの残り時間を示すカウントダウンが表示されます。
  3. 参加者をルームに割り当てるか、[すべてのルームを開く] をクリックしてブレイクアウトルームを開始します。
Android | iOS
  1. ブレイクアウトルームを作成した後、省略記号アイコン をタップすると、ほかのブレイクアウトルームオプションが表示されます。
  2. [オプション] をタップします。
  3. ブレイクアウトルームに使いたいオプションをチェックしてください。
    • パネリストはルームの選択が可能: ルームが立ち上がったら、パネリストは自分でルームを選択して入室できます。
    • 出席者はルームの選択が可能: ルームが立ち上がったら、出席者は自分でルームを選択して入室できます。
    • 割り当てられている参加者は自動的に入室: このオプションにチェックを入れると、すべてのパネリストと出席者が自動的にブレイクアウトルームに移動します。このオプションのチェックを外した場合、パネリストと出席者は [参加する] をクリックしなければ、ブレイクアウトルームに追加されません。
    • いつでもメインセッションに復帰可能: このオプションにチェックを入れた場合、パネリストと出席者はウェビナーコントロールからメインセッションに戻れるようになります。これが無効になると、ホスト / 共同ホストがブレイクアウトルームを終了するのを待つ必要があります。
    • ルームごとに定員を設定する: ホストまたは共同ホストは、各ブレイクアウトルームに参加できる参加者の最大数を設定できるようになります。
    • 一定時間経過後にブレイクアウトルームを終了: このオプションにチェックを入れた場合、指定した分数が経過すると自動的にブレイクアウトルームが終了します。
    • ブレイクアウトルームを閉じた後、カウントダウンする: このオプションにチェックを入れた場合、参加者がメインルームに戻るまでの残り時間を示すカウントダウンが始まります。
  4. [完了] をタップします。

参加者をルームに割り当てる

Windows | macOS | Linux

参加者をルームに割り当てるには、参加者を割り当てたいルームの横にある [割り当てる] を選択し、そのルームに割り当てたい参加者を選択します。このプロセスをルームごとに繰り返します。

参加者が(手動または自動で)割り当てられると、[割り当てる] ボタンの代わりに参加者数が表示されるようになります。

Android | iOS

参加者をルームに割り当てるには、参加者を割り当てたいルームの横にある [割り当てる] を選択し、そのルームに割り当てたい参加者を選択します。この手順をルームごとに繰り返します。

参加者が(手動または自動で)割り当てられると、割り当てるボタンの横に参加者数が表示されます。

ブレイクアウトルームの並べ替えと編集

Windows | macOS | Linux

手動または自動で参加者をルームに割り当てた後、参加者を配置し直すことができます。ブレイクアウトセッションに割り当てられていない参加者は、ルームが開始されても、メインウェビナー(未割り当て)に残ります。

参加者またはルームの上にカーソルを置いて、以下のオプションを表示します。

  • 移動先または割り当て先(参加者): 参加者が移動するルームを選択します。
  • 交換(参加者): 他のルームの参加者を選択して、選択した参加者と入れ替えます。
  • 鉛筆アイコン (ルーム): ルーム名を変更し、[はい] をクリックして変更を確定します。
  • ゴミ箱アイコン (ルーム): 選択したルームを削除し、[はい] をクリックして変更を確定します。
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手動または自動で参加者をルームに割り当てた後、参加者を配置し直すことができます。ブレイクアウトセッションに割り当てられていない参加者は、ルームが開始されても、メインウェビナーに残ります。

それぞれのルームと参加者またはルームの横には、次のオプションが用意されています。

  • ブレイクアウトルーム
    • 名前の変更 : タップするとブレイクアウトルームの名前を編集できます。
    • 削除 : タップするとブレイクアウトルームを削除できます。
  • ユーザー
    • 移動先 : タップすると、ある特定の参加者を選択した別のルームに移動できます。
    • 入れ替え: タップすると、選択した参加者を別のルームに割り当てられている参加者と入れ替えることができます。

ホストと共同ホストは、ルームの追加作成や、ブレイクアウトルームの再作成も可能です。

  1. ブレイクアウトルームを作成した後、省略記号アイコン をタップすると、ほかのブレイクアウトルームオプションが表示されます。
  2. [オプション] をタップします。
  3. 以下のオプションから選択します。
    • [再作成]: 既存のブレイクアウトルームを削除して、ホスト / 共同ホストが新しいルームを作成できるようになります。
    • [ルームを追加]: 別のブレイクアウトルームを追加します。

進行中のブレイクアウトルームを管理する方法

Windows | macOS | Linux

ブレイクアウトルームが始まると、割り当てられている参加者はブレイクアウトセッションへの参加を求められます。ブレイクアウトルームを立ち上げたホストまたは共同ホスト、ならびに元のホストは、ルームに手動で参加するまで、メインウェビナーに残されます。

[ブレイクアウトルーム] ウィンドウは2つのタブに分割されます。1つ目のタブには開いているブレイクアウトルームとその参加者が、2つ目には参加者全員の一覧が表示されます。参加者が7名以上いる場合は、検索ツールが表示されます。割り当てられている参加者がブレイクアウトルームに参加していない場合、名前の横に [(不参加)] というメモが表示されます。割り当てられていない参加者は、[未割り当て] カテゴリに表示されます。

ブレイクアウトルームを開くと、次のようなオプションがブレイクアウトルームウィンドウに表示されます。

  • 鉛筆アイコン : ルームの名前を変更し、[はい] をクリックして変更を確定します。
  • ゴミ箱アイコン : 選択したルームを削除し、[はい] をクリックして変更を確定します。
    : 参加者がいるルームを削除すると、そのルームの参加者は削除されてメインウェビナーに移動し、[未割り当て] カテゴリに表示されます。
  • [参加]: ブレイクアウトルームに参加します。
  • [ルームから退出] : ルームを退出して、メインウェビナーに戻ります(ブレイクアウトルームに入室中の場合のみ表示されます)。
  • [全員にメッセージを配信]: ホストはすべてのブレイクアウトルームに、メッセージの送信やマイクが拾ったオーディオの配信ができるようになります。
    : これは、ブレイクアウトルーム設定で有効にする必要があります。
  • [ルームを追加]: ブレイクアウトルームを追加作成します。
  • [すべてのルームを閉じる]: ホスト、共同ホスト、参加者に60秒間のカウントダウンを表示した後、すべてのルームを停止し、参加者全員をメインウェビナーに戻します。

カーソルを合わせると、各参加者は次のオプションを利用できます。

  • [割り当て先]: ホストまたは共同ホストは、参加者をルームに割り当てられるようになります。未割り当ての参加者に対してのみ利用可能です。
  • [移動先]: クリックすると、参加者を利用可能な別のブレイクアウトルームに移動できます。すべてのブレイクアウトルームが一覧表示され、各ブレイクアウトルームの現在の参加者数が表示されます。

: 参加者がルームに割り当て済みと表示されているもののグレーで表示されている場合、その参加者はまだブレイクアウトセッションに参加していません。

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ブレイクアウトルームが開始されると、割り当てられている参加者はブレイクアウトセッションに参加するよう求められます。ブレイクアウトルームを立ち上げたホストまたは共同ホスト、ならびに元のホストは、ルームに手動で参加するまで、メインウェビナーに残されます。

[ブレイクアウトルーム] ウィンドウは2つのタブに分割されます。1つ目のタブには開いているブレイクアウトルームとその参加者が、2つ目には参加者全員の一覧が表示されます。参加者が7名以上いる場合は、検索ツールが表示されます。割り当てられている参加者がブレイクアウトルームに参加していない場合、名前の横に [(不参加)] というメモが表示されます。割り当てられていない参加者は、[未割り当て] カテゴリに表示されます。

次のようなオプションがブレイクアウトルームウィンドウに表示されます。

カーソルを合わせると、各参加者は次のオプションを利用できます。

  • [割り当て先] : ホストまたは共同ホストは、参加者をルームに割り当てられるようになります。未割り当ての参加者に対してのみ利用可能です。
  • 入れ替え: タップすると、選択した参加者を別のルームに割り当てられている参加者と入れ替えることができます。