シングルセッションフルイベントを作成する
シングルセッションのミーティングまたはウェビナー1回で構成された1日(1回限り)のイベントを作成する場合は、シングルセッションフルイベントタイプを使用できます。イベント出席者は、Q&Aセッションに参加したり、開始15分前にイベントに参加したり、HDビデオを受け取ったりすることができます。出席者は拡張ロビーにアクセスすることもできます。
さらにホストは、出席者がイベントにリモート参加も現地参加もできるように、ハイブリッドイベントを設定できるようになりました。セッションは、バーチャル、対面、またはその両方で視聴できるように設定できます。ホストは、現地出席者がイベント会場内を移動しやすいように地図を提供したり、出席者のチェックインプロセスを管理したりできます。
注:
- シングルセッションイベントの場合、[イベントロビーへのライブストリーミング] 設定は、デフォルトで無効になっています。
- 出席者は、デフォルトではシングルセッションの詳細ページにアクセスし、[参加] ボタンをクリックするだけでイベントに参加できます。
マルチセッションイベントのセットアップ、単一セッションのライトイベントセットアップ、または定期セッションイベントセットアップについての詳細情報をご覧ください。
Zoom Sessionsのシングルセッションフルイベントを作成するための要件
シングルセッションフルイベントを作成する方法
- Zoom Eventsにサインインします。
- 左側のナビゲーションメニューで、下向き矢印
をクリックして [ハブ全体] を選択します。 - ナビゲーションメニューで、[イベント] をクリックします。
- 右上にある [イベントを作成] をクリックします。
- 空白のイベントカードで、[イベントを作成] をクリックします。
イベント設定ページが表示され、イベント作成プロセスに案内されます。
注: 事前構築されたイベントをカスタマイズする場合は、[空白のイベント] オプションの代わりに、キュレーションされたイベントテンプレートを使用してください。
[イベントタイプ] セクションの入力を完了させます
イベント作成フローを開始した後で、イベント作成プロセスの残りを完成させます。
- [作成するイベントのタイプを選択する] で、[シングルセッション] を選択します。
このイベントタイプは、マーケティング告知や経営幹部サミットに最適な個別のウェビナーまたはミーティングセッションです。 - [出席者に提供する体験] で、[フル] オプションを選択します。
- [イベント設定] セクションを続行してください。
[イベント設定] セクションの入力を完了させます
- [イベント設定] セクションで、イベントの詳細を入力してください。
- [イベント名]: イベント名を入力します。
- [セッションの開始]: イベントの日時を選択します。
- [期間]: セッションの所要時間を選択します。
- [タイムゾーン]: ドロップダウンメニューを使用して、お客様のタイムゾーンを選択します。
- [メインイベント画像]: 画像タイルにカーソルを合わせて [画像を変更] をクリックし、画像をアップロードします。
注: 最適な画像サイズは1920x1080ピクセルです。画像サイズが最大15MBまでのJPG、JPEG、PNGファイルのみ使用できます。
- [出席者に提供する体験] で以下のオプションから選択します。
- [バーチャル]: イベントをオンラインでのみ開催します。
- [ハイブリッド]: イベントをオンラインと対面式で開催します。
- [+場所を追加] をクリックし、イベントの住所を入力します。
- 対面式: イベントを対面式でのみ開催します。
- [+場所を追加] をクリックし、イベントの住所を入力してください。
- [このイベントのシングルセッションのタイプを選択] で、以下から選択します。
- [ウェビナー]: ホスト、代替ホスト、スピーカーに限り、ビデオとオーディオをオンにすることができます。
- [ミーティング]: 出席者と代替ホストは全員、ミーティング中にビデオとオーディオをオンにすることができます。
- [イベントアクセス] セクションに進みます。
[イベントアクセス] セクションの入力を完了させます
[イベントアクセス] セクションで、認証ルール、無料 / 有料イベント、登録設定を管理します。イベントアクセスを作成し、その後 [リンクとイベントアクセス] タブで、その他のリンクの認証設定を指定します。
イベントアクセスを作成
出席者にイベントへの登録を義務づけることができます。あるいは登録は不要にしておき、イベント参加時に出席者に認証を要求することもできます。デフォルトでは、イベントアクセスリンクに登録は必要ありません。
注:
- 登録リンクはイベント1つあたり1つしか設定できませんが、グループ参加リンクは複数設けることができます。
- イベントを公開すると、登録リンクまたはグループ参加リンクが生成されます。
- (オプション)[出席者のイベントへのアクセス方法] で、Zoom Events用のカスタマイズされたブランディングドメインを設定している場合は、[イベントURLのカスタマイズ] を選択し、イベント作成設定内で各登録およびグループ参加リンクのカスタムURLを定義してください。
Zoom Eventsリンクを自動生成する場合は、[自動生成イベントURL] オプションを選択します。
注: イベントURLをカスタマイズする機能は現在ベータ版で、承認されたユーザーのみが利用できます。
- [イベントURL] でイベントのカスタムURLのパスを入力します。
注:
- 記号、スペース、特殊文字は使用できません。
- 最大文字数は256文字です。
- カスタムURLのリンクは、公開後に有効になります。
- [更新] をクリックして、カスタムURLパスを保存します。
- 次のアクションを使用します。
- リンクをコピー: イベントのカスタムURLをコピーして、ほかのユーザーと共有します。コピーすることで、ほかのユーザーもそのリンクにアクセスできるようになります。
- 招待状をコピー: 招待状の全文をコピーします。
- 招待状を自分宛に送信: 招待メールのプレビューを自分のメールアドレスに送信します。
- (オプション)[カスタムイベントURLを編集] をクリックすると、カスタムURLパスを編集できます。
注: カスタムイベントパスは、[リンクとイベントアクセス] タブでいつでも編集できます。
- (オプション)[イベントアクセス] で、次のオプションのいずれかまたは両方を選択します。
- [登録必須] チェックボックスを選択し、ステップ2に進みます。
このチェックボックスが選択されていると、[出席者の参加時に認証を要求する] チェックボックスも自動的に選択されます。 - [出席者の参加時に認証を要求する] チェックボックスを選択し、ステップ2に進みます。
- いずれのチェックボックスも選択しない場合は、手順6に進んでください。
- [出席者は登録時に認証が必要です] でドロップダウンメニューをクリックし、以下のオプションから選択してください。
- Zoomアカウントでサインイン、またはメールのワンタイムパスワードで認証: ユーザーは各自のZoomアカウントでサインインし、ワンタイムパスワード(OTP)を使用する必要があります。
- Zoomでサインイン: ユーザーはZoomアカウントでサインインする必要があります。
- (バニティURL)で認証を高速化: 組織がZoomでバニティURLを取得している場合、このオプションを有効にすると、出席者がグループ参加リンクをクリックした後に、ZoomのサインインページではなくバニティURLに出席者を誘導して、認証を高速化できます。
- IDプロバイダー(外部SSO)経由で認証済み: ユーザーはサードパーティの認証サービスで認証を受ける必要があります。
- [IDPを選択] で、ドロップダウンメニューを使用して外部認証プロファイルを選択します。
登録者 / 出席者はホスト指定の認証用IDプロバイダー(IDP)ウェブサイトに誘導され、その後、イベントページ / イベントロビーにアクセスします。加えてイベントの参加リンクは、ユーザーにZoomへのサインインを求める代わりに、ユーザーをホストの認証用IDPウェブサイトに誘導します。
注:
- ホストのアカウントで外部SSO認証プロフィールを一切使用できない場合、そのドロップダウンメニューは空白になります。
- 登録なしで参加した出席者のために、参加前ページが有効になります。
- [許可リストを適用] で、許可リストに記載されている特定のユーザーにイベントへの参加を許可することで、イベントに制限を追加します。許可リストを追加した後は、許可リストに記載されているユーザーのみが、このイベントを登録および閲覧できます。
注: 指定されたユーザーが登録できるのは1回のみで、他のユーザーの代理で登録することはできません。
- 複数のユーザーのメールアドレスをイベントの招待リストにインポートするには、次のとおり操作します。
- [メールアドレスを追加] をクリックします。
[ユーザーを招待リストに追加] ポップアップウィンドウが表示されます。 - このウィンドウの [CSVからメールアドレスをインポート] を選択します。
- CSVファイルをウィンドウにドラッグ&ドロップするか、[ファイルを選択] をクリックしてインポートするCSVファイルを選択し、[開く] をクリックします。
注: CSVファイルあたりの最大項目数は5,000項目未満にする必要があります。新しくインポートされた内容は、既存のレコードに追加されます。 - CSVファイルがインポートされたら、[保存] をクリックします。
追加された特定のユーザーの数が [許可リスト] に表示されます。 - (オプション)指定したメールアドレスの数の右側にある [表示] をクリックします。
招待済みユーザーのリストが表示されます。 - 招待済みユーザーを以下の要領で管理します。
- 招待済みユーザーのリストを表示するか、招待済みユーザーを検索します。
- 個々のユーザーは次の手順で削除します。
- ユーザーの右にあるごみ箱アイコン
をクリックします。 - 確認ウィンドウで [削除] をクリックします。
- 複数のユーザーは次の手順で削除します。
- 招待済みユーザーリストで、必要なユーザーのチェックボックスを選択します。
- (オプション)[メール] チェックボックスを選択してすべてのチェックボックスを選択します。
- このボックスの上部にある [削除] をクリックします。
- 確認ウィンドウで [削除] をクリックします。
- 指定したドメインのユーザー全員を次の手順でイベントの招待リストに追加します。
- [ドメインを追加] をクリックします。
- 有効なドメインを入力します。
注: たとえば、ABC会社の全メンバー(name@abc.coのメールアドレスを持つメンバー)を招待する場合は、abc.coをドメインとして追加します。複数のドメインを持っている場合は、テキストボックス内のドメインをコンマで区切ります。 - [保存] をクリックします。
- 複数の指定ドメインを次の手順でイベントの招待リストにインポートします。
- [ドメインを追加] をクリックします。
ポップアップウィンドウが表示されます。 - ウィンドウで [CSVからドメインをインポート] を選択します。
- CSVファイルをウィンドウにドラッグ&ドロップするか、[ファイルを選択] をクリックしてインポートするCSVファイルを選択し、[開く] をクリックします。
注: CSVファイルあたりの最大項目数は20,000項目未満にする必要があります。新しくインポートされた内容は、既存のレコードに追加されます。 - CSVファイルがインポートされたら、[保存] をクリックします。
追加された特定のドメインの数は、[許可リスト] に表示されます。 - (オプション)指定したドメインの右側にある [表示] をクリックします。
招待済みドメインのリストが表示されます。 - 以下の要領で許可済みドメインを管理します。
- 許可済みドメインのリストを表示するか、ドメインを検索します。
- 個々のドメインは以下の要領で削除します。
- ドメインの右にあるごみ箱アイコン
をクリックします。 - 確認ウィンドウで [削除] をクリックします。
- 複数のドメインは以下の要領で削除します。
- 許可済みドメインのリストで、目的のドメインのチェックボックスを選択します。
- (オプション)[ドメイン] チェックボックスを選択し、すべてのチェックボックスを選択します。
- このボックスの上部にある [削除] をクリックします。
- 確認ウィンドウで [削除] をクリックします。
- イベントの招待リストにメールアドレスでユーザーを追加するには、以下の手順を実行します。
注: 招待リストに追加されたユーザーに限り、このタイプのチケットを表示して登録できます。
- [メールアドレスを追加] をクリックします。
[ユーザーを招待リストに追加] ポップアップウィンドウが表示されます。 - [メールアドレスを入力] で、招待するユーザーのメールアドレスを入力し、Enterキーを押します。ユーザーを削除するには、ユーザーのメールアドレスの横にある [X] をクリックします。
- [保存] をクリックします。
- (オプション)[追加] をクリックして、メールアドレスを使用してユーザーをさらに追加します。
- (オプション)[表示] をクリックして、外部参加者リストの表示、外部参加者の検索、メールアドレスの削除を実行します。
- (オプション)[参加時のセキュリティ] で [認証を要求する] チェックボックスを選択します。
出席者は、イベントに参加する際に、登録時に使用したメールアドレスで認証を行う必要があります。
注: Zoomユーザーは、イベントに参加する際に、Zoomにサインインする必要があります。 - [無料または有料の登録区分] で次のオプションから選択します。
- [無料]: イベントのチケット価格を設定する必要はありません。
- [有料]: チケット価格を設定する必要があります。
- [特別ロールのアクセス] セクションに進みます。
[特別ロールアクセス] セクションの入力を完了させます
- (オプション)[特別なロールのアクセス] で、[参加時の認証に代替ホストロールとスピーカーロールが必要] チェックボックスを選択します。
選択すると、認証が必要な場合、ユーザーはZoomアカウントまたはイベントに招待されたメールアドレスの認証を行う必要があります。通訳者はZoomアカウントを使用してサインインする必要があります。 - [イベントタイプ]、[イベント設定]、[イベントアクセス]、[特別ロールのアクセス] セクションを入力したら、[保存して続行] をクリックします。
イベント作成フローの [概要] セクションに移動します。
注: イベント公開後、またはイベントチケット販売後は、編集できなくなるフィールドがあります。
シングルセッションイベント設定にアクセスする方法
シングルセッションフルイベント設定ナビゲーションにアクセスする
イベントを編集すると、いつでもZoom Sessionsイベント設定ナビゲーションメニューとイベント分析にアクセスできます。
- Zoom Eventsにサインインします。
- 左側のナビゲーションメニューで、上部のドロップダウン矢印
をクリックし、[ハブ全体] を選択します。 - ナビゲーションメニューで、[イベント] をクリックします。
- [予定されているイベント] タブ、[イベントのドラフト] タブ、または [過去のイベント] タブをクリックします。
- 編集するイベントの右側にある鉛筆アイコン
をクリックします。
Zoom Sessionsイベント設定ナビゲーションメニューが表示されます。イベント設定セクションのどこかにアクセスすると、イベントに関する情報を表示または編集できます([予定されている] または [下書き] のイベントのみ)。
シングルセッションフルイベント設定セクション
シングルセッションフルイベント作成フローには、複数のイベント設定セクションがあります。セクションごとに多様なタブがあり、タブにアクセスしてイベントを整理できます。イベントを作成するプロセスのセクションごとに、必要な情報を確実に入力してください。
さらに、ホスト向け概要ダッシュボードを使用すると、自分の進捗と設定を追跡できます。
Zoom Sessionsイベント設定には、次のセクションがあります。
イベント設定ヘッダーに移動する方法
イベント設定ヘッダーは、ホストがイベントの日付やリンク(登録リンク、グループ参加リンクなど)の表示や編集、イベント詳細ページのプレビュー、共同編集者の管理、イベントの公開を行う、一元管理ができる場所です。
注: イベントを公開すると、イベントの詳細ページにアクセスするためのリンクが生成されます。これらのリンクは出席者や視聴者と簡単に共有できます。
- シングルセッションイベント設定のナビゲーションにアクセスします。
- 上部にあるイベント設定ヘッダーで、次のアクションを表示してアクセスします。
共同編集者を追加する方法
共同編集者 は最大3人まで追加でき、共同編集者にシングルセッションイベントの特定セクションを編集する権限を付与できます。共同編集者には、[分析] セクションも含め、イベント設定のあらゆるタブを表示する権限があり、イベントのあらゆるセクションと詳細情報を更新できます。共同編集者はイベントを公開することもできます。
共同編集者の制限事項
共同編集者の追加には、次の制限がかかります。
- 共同編集者はほかの共同編集者を追加したり削除したりできません。
- 共同編集者はデフォルトでハブの [コンテンツライブラリ] タブ(ハブレベル)のリソースを表示および選択できますが、コンテンツライブラリはハブレベルであるため、共同編集者はコンテンツライブラリへのリソースの提供はできません。
- 共同編集者には、自分用のイベントチケットが提供されません。
共同編集者を追加する
- 上部のイベント設定ヘッダーで、[詳細を見る
] 、[共同編集者
] の順にクリックします。
ポップアップウィンドウが表示されます。 - (オプション)ウィンドウで、[高度な権限を有効にする] トグルをクリックで切り替えて有効または無効にします。
有効にすると、高度な権限が利用可能になります。無効にすると、Zoom Eventsの共同編集者権限は、イベント設定、分析アクセス、公開といった主要な機能に限定され、簡素化されます。高度な権限に関するオプションは引き続き利用できますが、補助的な扱いになります。 - 共同編集者として追加したいユーザーのメールアドレスを入力します。
注: 共同編集者は、同じZoom Sessionsアカウントに属していなくても、Zoom Sessionsアカウントを保有していなくても、イベントを編集できます。 - [権限を選択] ドロップダウンメニューをクリックし、指定した共同編集者が編集できるセクションの詳細を選択します。
- [追加] をクリックします。
注: イベントの共同編集者として追加されたユーザーには、その旨を伝えるメールが送信されます。 - (オプション)共同編集者を編集するには、鉛筆アイコン
をクリックします。 - (オプション)共同編集者を削除するには、ごみ箱アイコン
をクリックします。 - [保存] をクリックします。
[共同編集者リスト] は、共同編集者のメールと権限が追加され、更新されます。