Zoom と Google Meet の相互運用性
Zoom Rooms は、Google Meet の招待状に目的の Zoom ルームを追加するだけで、または Google Meet の参加用 ID を入力するだけで、Google Meet のミーティングに参加できます。 主に Google Meet を使用しているベンダーや顧客と連携する組織にとって、これらの機能は大変便利です。 Google の詳しい情報については、こちらをご覧ください。
この記事では、次の項目について説明します。
Google Meet と Zoom Rooms を一緒に使用するための前提条件
- Zoom Rooms ライセンス
- コンピュータ版カンファレンス ルーム向け Zoom Rooms 5.13.5 以降
- Mac 版カンファレンス ルーム向け Zoom Rooms 5.13.5 以降
- Zoom Room 専用ハードウェア 5.15.0 以降
- iOS 版 Zoom Rooms Controller 5.13.5 以降
- Android 版 Zoom Rooms Controller 5.13.5 以降
- Windows 版 Zoom Rooms Controller 5.13.5 以降
Zoom と Google Meet の相互運用性を有効にする方法
-
Zoom ウェブポータルにサインインします。
- [ルーム管理]、[Zoom Rooms] の順にクリックします。
- Zoom Rooms の場所の階層を使用して、この設定を有効にする場所を選択します。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [Zoom Rooms の相互運用性をサポート] の隣にある切り替えボタン をクリックします。
-
[Zoom Rooms で Google Meet ウェブ クライアントのミーティングをサポートする] の横にあるチェック ボックス を有効にします。
- (オプション): [ホーム画面に表示する] の横にあるボックス にチェックマークを入れると、Google Meet の参加ボタンがルーム コントローラまたはタッチ ディスプレイに表示されます。
ワンクリックで参加する方法
Google Meet の情報を含むカレンダーの招待をルームに送信します。
Zoom Rooms Controller で、[ホーム] をタップし、ミーティングの招待を見つけて [参加] をタップし、お使いの Zoom Room からミーティングに参加します。
ミーティング ID で参加する方法
- Zoom Rooms Controllers で [ホーム] をタップします。
- コントローラで [参加] をタップしてから、[ミーティングに参加] ウィンドウの Google Meet アイコンをタップします。
-
Google のミーティング コードを入力し、[参加] をタップします。
[ホーム画面に表示する] 設定を有効にしている場合は、代わりに次の手順を実行する方法もあります。
- Zoom Rooms Controllers で [ホーム] をタップします。
- Google Meet アイコンをタップします。
-
Google のミーティング コードを入力し、[参加] をタップします。
参加時、Zoom Rooms に Google Meet の待機室の回避を許可する方法
デフォルトでは、Zoom ルームを使用して参加する参加者は、誰かすでにミーティングに参加している人から Google Meet ミーティングへの参加を認めてもらう必要があります。 管理者は Zoom ルームのデバイスに対し、入室手続きなく Google Meet ミーティングに参加できるよう許可できます。 そのためには、次の要領で相互運用性のトークンを生成し、Zoom ウェブポータル設定に追加してください。
- Google 管理コンソールで [メニュー]、[アプリ]、[Google Workspace] の順にクリックします。
- [相互運用性トークン]、[トークンを追加] の順にクリックします。
- ドロップダウン メニューから [Zoom] を選択します。
- あとから参照できるようにトークン名を入力し、[トークンを作成] をクリックします。
-
クリップボードにトークンをコピーし、[閉じる] をクリックします。
注: 必ずトークンをコピーしておいてください。 トークンはもう二度と表示されません。
-
Zoom ウェブポータルにサインインします。
- [ルーム管理]、[Zoom Rooms] の順にクリックします。
- [アカウント設定]、[ミーティング]タブの順にクリックします。
- [Zoom Rooms との相互運用性をサポート] という見出しを探し、[Google Meet 相互運用性トークン] フィールドの横にある アイコンをクリックします。
- トークンを貼り付けます。
参加時、Google Meet 用ハードウェアに Zoom ミーティングの待機室の回避を許可する方法
デフォルトでは、Zoom ミーティングを使用して参加する参加者は、誰かすでにミーティングに参加している人から参加を認めてもらう必要があります。 管理者は Google Meet 用ハードウェア デバイスに対し、入室手続きなく Zoom Meetings に参加できるよう許可できます。 そのためには、次の要領で相互運用性のトークンを生成し、Google の設定に追加してください。
-
Zoom ウェブポータルにサインインします。
- [アカウント管理]、[アカウント設定] の順にクリックします。
- [ミーティング] タブで [組織のサードパーティ対応のカンファレンス ルームシステムに、Zoom Meetings への参加を許可する] を見探し、トークンを生成します。
- クリップボードにトークンをコピーします。
注: 必ずトークンをコピーしておいてください。 トークンはもう二度と表示されません。 - ナビゲーション メニューで、[設定] をクリックします。
- [待機室] の下にある [セキュリティ] で [オプションを編集] をクリックします。
- [待機室に配置するユーザー] にある [アカウント外のユーザー] または [
アカウント外および許可済みドメイン以外のユーザー] のいずれかを選択します。
注: [全員] を選択すると、Google Meeting 用ハードウェアが待機室を回避できなくなります。 - 別のブラウザタブで、Google Workspace の [管理] 設定を開きます。
- [デバイス]、[Google Meet 専用ハードウェア] の順にクリックします。
- [設定]、[サービス設定]、[組み込みの相互運用性の直接アクセス] の順にクリックします。
- ステップ 4 で生成し、コピーしておいたトークンを貼り付けます。
サポート対象の Zoom Rooms 専用ハードウェア デバイス
完全サポート
| 最小ファームウェア |
Neat Pad | NFA1.20220914.1215 |
Neat Bar | NFB1.20220914.1215 |
Neat Board | NFC1.20220914.1215 |
Neat Bar Pro | NFD1.20220914.1215 |
Neat Frame | NFF1.20220914.1215 |
Logitech Rally Bar | CollabOS 1.8 |
Logitech Rally Bar Mini | CollabOS 1.8 |
Logitech Rally Bar Huddle | CollabOS 1.8 |
Logitech Tap IP | CollabOS 1.8 |
Poly X30 | 4.0 |
Poly X50 | 4.0 |
Poly X52 | 4.0 |
Poly X70 | 4.0 |
Poly G7500 | 4.0 |
DTEN ME Pro
|
1.15.1
|
限定サポート*
| 最小ファームウェア |
DTEN ME(2 GB)
| 該当なし |
Yealink A20 | 該当なし |
Yealink A30 | 該当なし |
Yealink MeetingBoard | 該当なし |
*これらのデバイスは、今後完全サポートに移行する予定です。 現時点では、若干小さな問題が発生する可能性があります。