Zoomエラーコード 105035

エラーコード 105035が表示された場合、そしてミーティング中に画面共有が機能しない場合、この問題を修正するためにいくつか確認できることがあります。なおエラーコード 105035は、一部のファイルへの再署名中に発生します。

この記事では、正しく設定する方法、この問題を解決する一般的なトラブルシューティング手順をいくつか紹介します。

目次

修正方法

Zoomを最新バージョンに更新する

Zoomソフトウェアの最新バージョンにクライアントを更新します。

CptService.exeファイルのプロセスを終了させる

Windowsの場合、この問題はCptService.exeが正しく実行されていないことが原因で発生している可能性があります。以下のトラブルシューティング手順を試してください。

  1. タスクマネージャーを開きます。
  2. ナビゲーションメニューの [詳細] をクリックします。
  3. CptService.exeを探します。
  4. CptService.exeを右クリックし、[タスクを終了] を選択してCptServiceプロセスを終了させます。
  5. Zoomクライアントを開き、画面共有を開始します。
    : CptService.exeが即座に起動するはずです。

大文字と小文字を区別するフォルダ名を変更する

Macの場合は、ディスクユーティリティでAppleファイルシステムの [大文字・小文字を区別] を使用しているかどうかを確認します。以下のトラブルシューティング手順を試してください。

  1. Finderを開き、Finderのいずれかのウィンドウで、Command+Shift+Gキーを入力します。
  2. Finderに次のパス(/Applications/zoom.us.app/Contents/Frameworks/)を貼り付けます。
  3. [アプリケーション > zoom.us > 内容 > フレームワーク] の順に選択します。
  4. CptHost.appを探します。
  5. フォルダ名を「CptHost.app」から「cpthost.app」に変更します。

: Zoomクライアントのバージョン5.11.3以降を使用している場合は、ファイル名は変更しないでください。

Zoom SDKクライアントのトラブルシューティング

Zoom SDKクライアントを使用している場合、エラーコード 105035は、一部のシステムのファイルへの再署名中に表示されます。このエラーは、binディレクトリにCptControl.exeファイルとCptInstall.exeファイルがないときにも発生します。以下のトラブルシューティング手順を試してください。

  1. 最新バージョンへアップグレードします
  2. 以下のファイルが再署名されているかどうかを確認します。

: Zoom SDKクライアントとZoomデスクトップクライアントは、OSの共通リソースの一部を共有しています。ZoomクライアントとZoomクライアントSDKアプリが同時に動作できるようにするため、バージョンv4.4.56616.1028以降、次の共有リソースのファイル名を変更しました。

これらのファイルは、上記で再署名すべきでないファイルのリストに含まれているため、該当するファイルが再署名されていないことを確認します。詳細については「Zoom Windowsソフトウェア開発キット(SDK)」をご覧ください。

Zoomアプリケーションをアンインストールして再インストールする

以上のいずれのソリューションでも解決しない場合は、Zoomをデバイスからアンインストールします。お使いのデバイスでZoomを完全に削除してアンインストールしたら、ダウンロードセンターからZoomをダウンロードし、お使いのデバイスにZoomを再インストールします。