手話通訳ビューを有効にする
アカウントオーナーと管理者は [手話通訳ビュー] を有効にできます。これにより、ホストがミーティング / ウェビナーのスケジュール時、またはセッション期間に手話通訳者を割り当てることができます。ホストは最大20名のユーザーを手話通訳者として指定できます。手話通訳者は、ピン留めとスポットライトが設定された、通訳対象となる特定タイプの手話を識別する専用のビデオチャネルに表示されます。参加者は表示する手話のビデオチャネルを選択して、必要に応じ、ビデオウィンドウのサイズや配置を変更することができます。
注: Zoomからミーティングやウェビナー用に手話通訳者を提供することはありません。ホストはユーザーを手話通訳者として指定し、割り当てる必要があります。
手話通訳ビューを有効にするための要件
- ホストがZoomアカウントを保有していること
- アカウントオーナーまたはアカウントレベル / グループレベルでこの機能を有効にする管理者特権
- Zoomデスクトップクライアント
- Windows: 5.11.3
- macOS: 5.11.3
- Zoomモバイルアプリ
- Android: 5.12.0
- iOS: 5.12.0
- Zoomウェブクライアント
注: ミーティングまたはウェビナーの全ユーザー(ホスト、参加者、手話通訳者を含む)には最小バージョンが適用されます。
手話通訳ビュー機能の制限事項
手話通訳ビューには次の制限事項があります。
- この機能では、手話通訳者は提供されません。ホストはミーティングまたはウェビナーでユーザーを手話通訳者として指定し、割り当てる必要があります。
- この機能はパーソナルミーティングIDでは使用できません。手話通訳ビューを含めるには、ミーティングIDまたはウェビナーIDを自動生成する必要があります。
- ホストはZoomデスクトップクライアントから、ミーティング / ウェビナーに参加して通訳を管理および開始する必要があります。別のクライアント(Zoomモバイルアプリやウェブクライアントなど)から参加することはできません。
- ミーティングまたはウェビナーのスケジュール時には、この機能が選択されている必要があり、インスタントミーティングには使用できません。
手話通訳ビューを有効または無効にする方法
アカウント
アカウントの全ユーザーに対して手話通訳ビューを有効または無効にするには:
- アカウント設定を編集する権限を持つ管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[アカウント管理]、[アカウント設定] の順にクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [ミーティング内(詳細)] の [手話通訳ビュー] トグルをクリックして有効または無効にします。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして変更を確認します。
有効にすると、設定の下に10種類のデフォルトの手話言語が表示されます。これは、スケジュール時に利用可能な言語のリストになります。 - (オプション)ミーティングまたはウェビナーのスケジュール時に、[スケジューラで手話通訳ビューをデフォルトで有効にする] チェックボックスを選択してデフォルト設定として有効にした後、[保存] をクリックします。
- (オプション)スケジュール時に利用可能な言語リストに別の手話言語を追加するには、プラスアイコン
をクリックして言語名を入力し、[追加] をクリックします。 - (任意)アカウントユーザー全員に対してスマートレコーディング設定の変更を拒否するには、ロックアイコン
をクリックしてから [ロック] をクリックして確定します。
グループ
ユーザーグループに対して手話通訳ビューを有効または無効にするには:
- グループを編集する権限を持つ管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ユーザー管理]、[グループ] の順にクリックします。
- リストで該当するグループ名をクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [ミーティング内(詳細)] の [手話通訳ビュー] トグルをクリックして有効または無効にします。
注: オプションがグレー表示の場合は、アカウントレベルでロックされていますので、アカウントレベルで変更する必要があります。 - 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして変更を確認します。
有効にすると、設定の下に10種類のデフォルトの手話言語が表示されます。これは、スケジュール時に利用可能な言語のリストになります。 - (オプション)ミーティングまたはウェビナーのスケジュール時に、[スケジューラで手話通訳ビューをデフォルトで有効にする] チェックボックスを選択してデフォルト設定として有効にした後、[保存] をクリックします。
- (オプション)スケジュール時に利用可能な手話言語リストに別の手話言語を追加するには、プラスアイコン
をクリックして言語名を入力し、[追加] をクリックします。 - (任意)グループ ユーザー全員に対してスマート レコーディング設定の変更を拒否するには、ロックアイコン
をクリックしてから [ロック] をクリックして確定します。
ユーザー
自分に対して手話通訳ビューを有効または無効にするには:
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[設定] をクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [ミーティング内(詳細)] の [手話通訳ビュー] トグルをクリックして有効または無効にします。
注: オプションがグレー表示されている場合は、オプションはグループレベルまたはアカウントレベルのいずれかでロックされています。Zoom管理者にお問い合わせください。 - 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして変更を確認します。
有効にすると、設定の下に10種類のデフォルトの手話言語が表示されます。これは、スケジュール時に利用可能な言語のリストになります。 - (オプション)ミーティングまたはウェビナーのスケジュール時に、[スケジューラで手話通訳ビューをデフォルトで有効にする] チェックボックスを選択してデフォルト設定として有効にした後、[保存] をクリックします。
- (オプション)スケジュール時に利用可能な手話言語リストに別の手話言語を追加するには、プラスアイコン
をクリックして言語名を入力し、[追加] をクリックします。
手話通訳を有効にした後、この機能を含めてミーティングまたはウェビナーをスケジュールする方法、手話通訳者としてのロールを管理する方法、または参加者として手話通訳を表示する方法をご確認ください。