ウェビナー チャットを有効にする
ウェビナー チャット機能を使用すると、ウェビナー出席者はウェビナー中にほかの出席者とチャットできます。 ホストはパネリスト、出席者がチャットできる相手をコントロールできるほか、出席者全員のチャット機能を無効にすることもできます。
アカウント オーナーと管理者は、アカウント内の全ユーザーまたはアカウント内の特定グループのウェビナー チャットを有効または無効にできます。 ウェビナー チャットを無効にすると、ホスト、共同ホスト、パネリスト、参加者がウェビナーでチャットできなくなります。 [チャット] オプションはウェビナー コントロールに表示されなくなります。
この記事では、以下の項目についてご説明します。
ウェビナー内チャットを有効または無効にするための前提条件
- ウェビナーのホスト特権
- Windows、macOS または Linux 向け Zoom デスクトップ クライアント: 最小のグローバル バージョン以降(チャット アクセスを管理するホストの場合)
- Android または iOS 向け Zoom モバイルアプリ: 最小のグローバル バージョン以降(チャット アクセスを管理するホストの場合)
注:
- ウェビナー チャットを完全に無効にするには、バージョン 5.6.0 以降が必要です。 以前のバージョンでウェビナーに参加するユーザーも、ほかのユーザーとチャット可能です。
- 機能によっては、バージョン 5.7.3 以降のクライアントが必要です。 以前のバージョンを使用しているホスト、パネリスト、出席者は、最新バージョンの設定が必要なウェビナーに参加する前に更新を求められます。
ウェビナー内チャットを有効または無効にする方法
アカウント
アカウント内のユーザー全員の [ウェビナー チャット] を有効または無効にするには、次のように操作します。
- アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[アカウント管理]、[アカウント設定] の順にクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [ミーティング内(基本)] で [ウェビナー チャット] 切り替えボタンをクリックし、この機能を有効または無効にします。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして、変更を確定します。
- [パネリストに許可するチャット相手] ドロップダウンで、パネリストがチャットできる相手を [ホストとパネリスト全員]、[全員](出席者を含む)から選択します。
- [出席者に許可するチャット相手] ドロップダウンで、出席がチャットできる相手を [なし]、[ホストとパネリスト全員]、[全員](出席者を含む)から選択します。
- [デフォルトで参加者に許可するチャット相手] の横で、出席者がチャットできる相手として [ホストとパネリスト] のみ、またはウェビナーの [全員] を指定します。
- (オプション)[パネリスト間のメッセージ送信を許可] チェック ボックスを選択すると、パネリスト間の非公開チャットが有効になります。
- (オプション)[ユーザーにウェビナー チャットの保存を許可] チェック ボックスを選択し、[チャットの文字起こしを保存] する機能を有効にした後で、チャットを保存できるユーザーを以下から選択します。
-
ホストと共同ホスト: ホストと共同ホストのみ、チャットの文字起こしを保存できます。
-
ホストとパネリスト全員: ホスト、共同ホスト、パネリストがチャットの文字起こしを保存できます。
-
同じアカウントのユーザーのみ: アカウント内の内部ユーザーのみウェビナー チャットを保存できます。 このオプションにはクライアント / アプリ バージョン 5.11.3 以降が必要です。
- (オプション)[同じアカウントのユーザーのみチャット可能] チェック ボックスを選択すると、同じアカウントの内部ユーザーのみが、ウェビナー チャットの使用を許可されます。 この選択は、ウェビナーが規制対象ユーザーの組織または外部組織によって主催されているかどうかに関係なく適用されます。
- [保存] をクリックします。
- (オプション)アカウントのユーザー全員に対しこの設定の変更を拒否するには、ロックアイコン をクリックしてから [ロック] をクリックして、設定を確定します。
グループ
ユーザー グループの [ウェビナー チャット] を有効または無効にするには、次のように操作します。
- グループを編集する特権を持つ管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[ユーザー管理]、[グループ] の順にクリックします。
- リストで該当するグループ名をクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [ミーティング内(基本)] で、[ウェビナー チャット] 切り替えボタンをクリックして有効または無効にします。
注: このオプションがグレー表示の場合、アカウント レベルでロックされており、アカウント レベルで変更する必要があります。 - 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして、変更を確定します。
- [パネリストに許可するチャット相手] ドロップダウンで、パネリストがチャットできる相手を [ホストとパネリスト全員]、[全員](出席者を含む)から選択します。
- [出席者に許可するチャット相手] ドロップダウンで、出席がチャットできる相手を [なし]、[ホストとパネリスト全員]、[全員](出席者を含む)から選択します。
- [デフォルトで参加者に許可するチャット相手] の横で、出席者がチャットできる相手として [ホストとパネリスト] のみ、またはウェビナーの [全員] を指定します。
- (オプション)[パネリスト間のメッセージ送信を許可] チェック ボックスを選択すると、パネリスト間の非公開チャットが有効になります。
- (オプション)[ユーザーにウェビナー チャットの保存を許可] チェック ボックスを選択し、[チャットの文字起こしを保存] する機能を有効にした後で、チャットを保存できるユーザーを以下から選択します。
-
ホストと共同ホスト: ホストと共同ホストのみ、チャットの文字起こしを保存できます。
-
ホストとパネリスト全員: ホスト、共同ホスト、パネリストがチャットの文字起こしを保存できます。
-
同じアカウントのユーザーのみ: アカウント内の内部ユーザーのみウェビナー チャットを保存できます。 このオプションにはクライアント / アプリ バージョン 5.11.3 以降が必要です。
- (オプション)[同じアカウントのユーザーのみチャット可能] チェック ボックスを選択すると、同じアカウントの内部ユーザーのみが、ウェビナー チャットの使用を許可されます。 この選択は、ウェビナーが規制対象ユーザーの組織または外部組織によって主催されているかどうかに関係なく適用されます。
- [保存] をクリックします。
- (オプション)グループのユーザー全員に対しこの設定の変更を拒否するには、ロックアイコン をクリックしてから [ロック] をクリックして、設定を確定します。
ユーザー
自分自身の [ウェビナー チャット] を有効または無効にするには、次のように操作します。
- Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[設定] をクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [ミーティング内(基本)] で [ウェビナー チャット] 切り替えボタンをクリックし、この機能を有効または無効にします。
注:- [ウェビナー チャット] を無効にすると、[ウェビナー チャット - 自動保存] 機能も無効になります。
- オプションがグレー表示の場合は、アカウント レベルまたはグループレベルでロックされているため、アカウント レベルまたはグループレベルで変更する必要があります。
- 確認ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして、変更を確定します。
- [パネリストに許可するチャット相手] ドロップダウンで、パネリストがチャットできる相手を [ホストとパネリスト全員]、[全員](出席者を含む)から選択します。
- [出席者に許可するチャット相手] ドロップダウンで、出席がチャットできる相手を [なし]、[ホストとパネリスト全員]、[全員](出席者を含む)から選択します。
- [出席者のデフォルトのチャット相手] の横で、出席者がチャットできる相手として [ホストとパネリスト] のみ、またはウェビナーの [全員] を指定します。
- (オプション)[パネリスト間のメッセージ送信を許可] チェック ボックスを選択すると、パネリスト間の非公開チャットが有効になります。
- (オプション)[ユーザーにウェビナー チャットの保存を許可] チェック ボックスを選択し、[チャットの文字起こしを保存] する機能を有効にした後で、チャットを保存できるユーザーを以下から選択します。
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ホストと共同ホスト: ホストと共同ホストのみ、チャットの文字起こしを保存できます。
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ホストとパネリスト全員: ホスト、共同ホスト、パネリストがチャットの文字起こしを保存できます。
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同じアカウントのユーザーのみ: 外部ユーザーはウェビナー チャットを保存できなくなります。 このオプションを使用するには、バージョン 5.11.3 以降のクライアントが必要です。
- (オプション)[同じアカウントのユーザーのみチャット可能] チェック ボックスを選択すると、同じアカウントの内部ユーザーのみが、ウェビナー チャットの使用を許可されます。 この選択は、ウェビナーが規制対象ユーザーの組織または外部組織によって主催されているかどうかに関係なく適用されます。
- [保存] をクリックします。
ウェビナー中にチャットへのアクセスをコントロールする方法
アカウントまたはグループの設定に応じて、ウェビナー ホストはパネリストと出席者がウェビナー中にチャットできる相手をコントロールできます。
- ホストとしてウェビナーを開始します。
- ウェビナー コントロール ツールバーで、[チャット] をクリックします。
- ウェビナー内 [チャット] ウィンドウの下部で、(詳細)をクリックします。
- [パネリストに許可するチャット相手] のオプションを以下から 1 つ選択します。
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ホストとパネリスト: パネリストはホストまたはほかのパネリストとのみチャットできます。 出席者とチャットすることはできません。
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全員: パネリストは出席者も含め、ウェビナー内の誰とでもチャットできます。
- [出席者に許可するチャット相手] のオプションを以下から 1 つ選択します。
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なし: 出席者は誰ともチャットできません。
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ホストとパネリスト: 出席者はホストまたはパネリストとのみチャットできます。
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全員: 出席者はほかの出席者も含め、ウェビナー内の誰とでも公開チャットができます。
注: ウェビナー出席者は、他の出席者に非公開でメッセージを送信することはできません。
詳細情報については、ウェビナー内チャットの使用方法をご確認ください。
ユーザーが不要なメッセージを共有しないようにする方法
アカウント オーナーと管理者は、チャット エチケット ツールを使用して定義済みのキーワードと正規表現を識別するポリシーを作成し、ミーティング、ウェビナー、Zoom Team Chat でのチャット中にユーザーが不要なメッセージを誤って共有することを防ぐことができます。 ユーザーがポリシーをトリガーするメッセージを送信すると、管理者が設定した内容に応じて、メッセージがブロックされるか、ユーザーがメッセージを送信することを確認するための警告プロンプトが表示されます。 詳細については、「Zoom のセキュリティを確保するためのチャット エチケット ポリシーの管理」をご覧ください。