アカウント オーナーと管理者は、ユーザーが Zoom Team Chat で送受信できるファイルタイプとファイルサイズについて、ファイルの転送先別に、全員（内部連絡先と外部連絡先）、組織内のユーザー（リンクされた複数のアカウント）、または同じアカウントに属するユーザーと場合分けして制限を指定し、ファイル転送のコントロールを設定できます。 これらのコントロールは、1 対 1 のチャット、グループ チャット、チャネルに適用されます。 加えて、チャット履歴のユーザー アクティビティ レポートに内部ユーザーがファイルへのアクセスを制限されたタイミングが表示されますが、アカウント オーナーと管理者にファイル自体は表示されません。
注: 管理者はアカウント レベルで承認されたファイルタイプとファイルサイズを制限できるだけです。
この記事では、次の項目について説明します。
ファイル転送コントロールを管理するための前提条件
- アカウント オーナーまたは管理者の特権
- プロ、ビジネス、またはエンタープライズ アカウント
エンド クライアントの前提条件
- 内部連絡先と外部連絡先の間の制限:
- Zoom デスクトップ クライアント
- Windows: 5.10.6 以降
- macOS: 5.10.6 以降
- Linux: 5.10.6 以降
- Zoom モバイルアプリ
- Android: 5.10.6 以降
- iOS: 5.10.6 以降
- Zoom デスクトップ クライアント
- ファイルタイプと最大ファイルサイズの指定:
- Windows、macOS または Linux 向け Zoom デスクトップ クライアント: 最小のグローバル バージョン以降
- Android または iOS 向け Zoom モバイルアプリ: 最小のグローバル バージョン以降
- Zoom PWA
Zoom Team Chat のファイル転送を制限する方法
有効にすると、この設定は新しいファイルにのみ影響し、既存のファイルには影響しません。 ファイル転送が無効になっていても、ユーザーはスクリーンショットを作成および共有できます。
アカウント
- アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[アカウント管理]、[アカウント設定] の順にクリックします。
- [チームチャット] タブをクリックします。
- [共有] にある [ユーザーにチャットとチャネルでのファイル共有を許可する] 切り替えボタンをクリックし、この機能を有効または無効にします。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして、変更を確認します。
- アカウントのユーザーが、チャットとチャネルでファイルを送受信できる相手を選択します。
- ユーザー全員（内部連絡先と外部連絡先）
- 同じ組織内のユーザー
- 同じアカウント内のユーザー
- （オプション）[制限] で、[指定のファイルタイプのみ許可する] の横にあるチェック ボックスを選択し、次の手順を実行します。
- 許可するファイルタイプそれぞれのファイル拡張子を入力または選択します。
- ユーザーに外部連絡先とのファイル転送を許可する場合、[外部連絡先の制限] リンクをクリックして、内部連絡先と外部連絡先との間で転送を許可するファイルタイプも指定します。
- （オプション）[制限] にある [最大ファイルサイズ] の横のチェック ボックスを選択し、次の手順を実行します。
- 入力を開始し、許可する最大ファイルサイズとして、1 GB 以内の具体的な数字を選択します。
- ユーザーに外部連絡先とのファイル転送を許可する場合、[外部連絡先の制限] リンクをクリックして、外部連絡先とのファイル転送の最大ファイルサイズも指定します。
- [保存] をクリックします。
- （オプション）アカウントのユーザー全員に対しこの設定の変更を拒否するには、ロックアイコン
をクリックしてから [ロック] をクリックして、設定を確定します。
グループ
- [グループ] に対する編集特権を持つ管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[ユーザー管理]、[グループ] の順にクリックします。
- リストで該当するグループ名をクリックします。
- [チームチャット] タブをクリックします。
- [共有] にある [ユーザーにチャットとチャネルでのファイル共有を許可する] 切り替えボタンをクリックし、この機能を有効または無効にします。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして、変更を確認します。
- グループのユーザーが、チャットとチャネルでファイルを送受信できる相手を選択します。
- ユーザー全員（内部連絡先と外部連絡先）
- 同じ組織内のユーザー
- 同じアカウント内のユーザー
- [保存] をクリックします。
注: 管理者はアカウント レベルで承認されたファイルタイプとファイルサイズを制限できるだけです。
内部連絡先と外部連絡先の間のファイル転送コントロールを理解する方法
内部ユーザーのアカウント管理者が内部ユーザーと外部ユーザーのファイル転送コントロールを無効にしている場合は、以下のようになります。
内部ユーザーと外部ユーザーの 1 対 1 のチャットの場合:
- 内部ユーザーは制限対象のファイルを送信できません。
- 外部ユーザーのアカウント管理者が外部ファイルの共有を無効にしている場合、外部ユーザーは制限対象のファイルを送信できません。
- 外部ユーザーの管理者が外部ファイルの共有を許可している場合、外部ユーザーはファイルを送信できますが、内部ユーザーは制限対象のファイルを表示またはダウンロードできません。
複数の内部ユーザーと複数の外部ユーザーを含むグループ チャットまたはチャネルの場合:
- 内部ユーザーはファイルを送信できますが、外部ユーザーは送信されたファイルを表示またはダウンロードできません。
- 外部ユーザーのアカウント管理者が内部ファイルの共有を許可する（ここでの内部とは、その外部ユーザーにとって同じアカウントのユーザーの意味）一方で、外部ファイルの共有は無効にしているとき、外部ユーザーはファイルを送信できますが、内部ユーザー（外部ユーザーのアカウントに含まれないユーザー）は制限対象のファイルを表示またはダウンロードできません。
- 外部ユーザーのアカウント管理者が内部ファイルの共有を無効にすると共に、外部ファイルの共有も無効にしている場合、外部ユーザーはいかなるファイルも送信できません。