待機室を有効にしてカスタマイズする
待機室は、参加者のミーティング ルームへの入室をホストがコントロールできる機能です。 ミーティング ホストは、参加者を個別に入室させるか、すべての参加者を待機室で待機させて全員を一度に入室させることができます。 すべての参加者をミーティング参加時に待機室に移動させることも、Zoom アカウントの参加者と指定ドメインの参加者が待機室をバイパスして入室することを許可することもできます。 また、ホストはミーティングの接続が切断した場合に、進行中のミーティングから参加者を自動的に待機室に移動させることを選択することもできます。
待機室を有効にしてカスタマイズしたら、待機室を管理する方法についての詳細をご確認ください。
この記事では、以下の項目についてご説明します。
待機室を有効にしてカスタマイズするための前提条件
待機室をカスタマイズする
待機室にビデオを追加する
待機室を有効にする方法
スケジュール ミーティングに対して待機室を有効にできます。
アカウント
アカウントの全ユーザーに対して待機室を有効または無効にするには、以下の操作を行います。
- アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[アカウント管理]、[アカウント設定] の順にクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
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[セキュリティ] で、[待機室] トグルボタンをクリックして、有効または無効にします。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして、変更を確認します。
- [オプションを編集] をクリックして、待機室のオプションを指定します。
- (オプション)アカウントのユーザー全員に対しこの設定の変更を拒否するには、ロックアイコン をクリックしてから [ロック] をクリックして、設定を確定します。
[待機室] を有効にしてアカウント内のすべてのユーザーにオプションを指定すると、参加者がミーティングに入室する前に、待機室にいる参加者の名前を変更することを、ホストまたは共同ホストに許可することもできます。 この機能を使用するには、ホストとすべての共同ホストのバージョンが 5.10.0 以降である必要があります。
- アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[アカウント管理]、[アカウント設定] の順にクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
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[ミーティング内(基本)] で、[待機室にいる参加者の名前を変更することをホストまたは共同ホストに許可する] 切り替えボタンをクリックして、有効または無効にします。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして、変更を確認します。
- (オプション)アカウントのユーザー全員に対しこの設定の変更を拒否するには、ロックアイコン をクリックしてから [ロック] をクリックして、設定を確定します。
グループ
注: 2021 年 8 月 21 日以降に新しい Zoom アカウントにサインアップした場合、またはアカウントで新しい管理者機能が有効になっている場合は、[グループ管理] ページは [グループ] に名称が変わっています。
ユーザーのグループに対して待機室を有効または無効にするには、以下の操作を行います。
- グループを編集する特権を持つ管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[ユーザー管理]、[グループ] の順にクリックします。
- リストで該当するグループ名をクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
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[セキュリティ] で、[待機室] トグルボタンをクリックして、有効または無効にします。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして、変更を確定します。
注: オプションがグレー表示されている場合は、アカウント レベルでロックされているため、アカウント レベルで変更する必要があります。 - [オプションを編集] をクリックして、待機室のオプションを指定します。
- (オプション)該当グループのユーザー全員に対しこの設定の変更を拒否するには、ロックアイコン をクリックしてから [ロック] をクリックして、設定を確定します。
待機室を有効にしてユーザーのグループにオプションを指定すると、参加者がミーティングに入室する前に、待機室にいる参加者の名前を変更することを、ホストまたは共同ホストに許可することもできます。 この機能を使用するには、ホストとすべての共同ホストのバージョンが 5.10.0 以降である必要があります。
- グループを編集する特権を持つ管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[ユーザー管理]、[グループ] の順にクリックします。
- リストで該当するグループ名をクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
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[ミーティング内(基本)] で、[待機室にいる参加者の名前を変更することをホストまたは共同ホストに許可する] 切り替えボタンをクリックして、有効または無効にします。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして、変更を確定します。
注: オプションがグレー表示されている場合は、アカウント レベルでロックされているため、アカウント レベルで変更する必要があります。 - (オプション)該当グループのユーザー全員に対しこの設定の変更を拒否するには、ロックアイコン をクリックしてから [ロック] をクリックして、設定を確定します。
ユーザー
自分の使用のため待機室を有効または無効にするには、以下の操作を行います。
- Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[設定] をクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [セキュリティ] で、[待機室] トグルボタンをクリックして、有効または無効にします。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして、変更を確定します。
注: オプションがグレー表示されている場合は、グループまたはアカウント レベルでロックされています。 Zoom 管理者にお問い合わせください。 - [オプションを編集] をクリックして、待機室のオプションを指定します。
待機室を有効にして自分の使用のためにオプションを指定すると、自分(ホスト)またはミーティングの共同ホストが、参加者がミーティングに入室する前に、待機室にいる参加者の名前を変更する機能を有効にすることもできます。 この機能を使用するには、ホストとすべての共同ホストのバージョンが 5.10.0 以降である必要があります。
- Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[設定] をクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
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[ミーティング内(基本)] で、[待機室にいる参加者の名前を変更することをホストまたは共同ホストに許可する] 切り替えボタンをクリックして、有効または無効にします。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして、変更を確定します。
注: オプションがグレー表示されている場合は、アカウント レベルでロックされているため、アカウント レベルで変更する必要があります。 - (オプション)該当グループのユーザー全員に対しこの設定の変更を拒否するには、ロックアイコン をクリックしてから [ロック] をクリックして、設定を確定します。
待機室オプションを設定する方法
注: 待機室を以前にユーザーレベルでカスタマイズし、その後無効にした場合、ミーティング設定で待機室を有効にすると、そのミーティングはリセットされるかアカウント設定がロックされるまで、そのユーザーレベル設定を使用します。
Zoom ウェブポータルの [待機室] 設定の下で、[オプションを編集] をクリックして以下の待機室オプションを必要に応じて設定し、[続行] をクリックします。
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待機室に配置するユーザー:
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全員: ミーティングに参加するすべての参加者が待機室に入室できます。
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アカウント外のユーザー: 自分の Zoom アカウント以外の参加者、またはサインインしていない参加者のみが、待機室に入室できます。 サインインしていない場合は、オプションでサインインできます。
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アカウント外および許可済みドメイン以外のユーザー: 自分のアカウントのユーザー、または一覧にあるドメインで Zoom アカウントにサインインしたユーザーは、待機室をバイパスします。このオプションを選択した後、複数のドメインをコンマで区切ってドメインを入力します。 さらに [承認済みの SIP/H.323 デバイス] を有効にし、承認済みの SIP/H.323 デバイスにこの待機室機能をバイパスさせることもできます。
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待機室からの参加者の入室を許可することができるユーザー: [アカウント外のユーザー] または [アカウント外および許可済みドメイン以外のユーザー] を選択した場合は、待機室にいる参加者の入室を許可するユーザーを指定できます。
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ホストと共同ホストのみ: ホストと共同ホストのみが待機室にいる参加者を入室させることができます。
- ホスト、共同ホスト、待機室をバイパスしたユーザー(ホストと共同ホストが不在の場合のみ)
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待機室のユーザーの順序を参加者パネルで並び替える: 待機室の参加者を、アルファベット順または参加順に並び替えることを選択できます。
注: この機能はバージョン 5.10.3 以降でのみ使用できます。 -
待機室のオプションをカスタマイズ: 管理者は、[ホストにカスタムロゴの追加を許可しない] チェック ボックスを選択するかしないかで、ユーザーが待機室にカスタムロゴを追加できるかどうかをコントロールできます。 この機能により、ユーザーは不適格なロゴを待機室にアップロードできなくなります。
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その他のオプション
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ホストまたは共同ホストによりミーティング中に招待されたユーザーは待機室をバイパスする: ホストまたは共同ホストがミーティング中に招待したユーザーは、待機室をバイパスします。 これは、Zoom を通じてミーティング中に招待されたユーザー、ミーティング セッションに割り当てられた Zoom Events スピーカー、または電話により招待されたユーザーに適用されます。
注: この設定は Zoom ルームまたはルームシステムの招待には適用されません。 招待されているルームは常に待機室に配置されます。 ダッシュボードを介してミーティングに参加するライブ アシスタント、またはウェブベースのコントローラを使用している管理者も、これらの設定から除外されます。 -
待機室の参加者がホストと共同ホストに返信することを許可する: 参加者が、待機室にいる参加者とお互いにチャットすることを許可します。 待機室へのメッセージは、待機室にいるすべての参加者宛て、または個々の参加者に限定して送信できます。 ホスト / 共同ホストのみが待機室のユーザーからの返信を表示できます。
注: この機能を使用するには、クライアント バージョン 5.8.0 以降が必要です。デフォルトでは無効になっています。 この機能が有効になっている場合、ホストとすべての参加者は、ミーティングに参加するためにアップグレードする必要があります。
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ホストと共同ホストが不在の場合、またはミーティング中に接続が切れた場合: ホストが予期せずミーティングから抜けた場合は、チェック ボックスを選択して参加者を待機室に移動させます。 このオプションを選択した場合、ホストより先に参加することを許可する設定が無効になります。
待機室をカスタマイズする方法
待機室のタイトル、ロゴ、説明をアカウント、グループ、ユーザーのレベルでカスタマイズできます。
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待機室を有効にした後で、[待機室をカスタマイズ] をクリックします。
この操作で、待機室をカスタマイズするウィンドウが開きます。 参加者に表示される待機室の様子のプレビューは右側に表示され、変更があるたび更新されます。
次のカスタマイズ オプションを選択できます。
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タイトル: テキスト ボックス内をクリックして、ミーティングのタイトルを更新します。
注: タイトルは 64 文字までです。 -
待機室内の参加者に表示される情報:
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デフォルト画面: 上記のタイトル テキストとミーティング トピックのみを表示します。
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ロゴと説明: タイトル メッセージ、アップロードしたロゴ、メッセージを表示します。
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ロゴ: [ロゴをアップロード] をクリックして、アップロードするファイルを選択します。 サポートされているロゴの画像ファイルの形式は GIF、JPG、および PNG、サイズは 1 MB以内です。 画像の許容解像度は、60 x 60~400 x 400 の範囲内です。
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説明: テキスト ボックス内をクリックして説明を更新します。 説明は 400 文字までです。
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ビデオ: タイトル メッセージとアップロードしたビデオを表示します。
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ビデオ: [ビデオをアップロード] をクリックして、アップロードするファイルを選択します。 ビデオは MP4、MOV、M4V 形式のいずれかである必要があり、30 MB を超えることはできません。 ビデオにはサウンドを含めることができますが、デフォルトではミュートに設定されています。
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画像: 上部にタイトルを重ねて画像を表示します。 サポートされている画像ファイルの形式は GIF、JPG、および PNG、サイズは 1 MB 以内です。 サポートされている画像の解像度は 400 x 200 以上です。それ以上解像度が高い場合は、画像の比率を 2:1 にするようおすすめします。
- (オプション)プレビューをデスクトップとモバイルで切り替えるには、デバイスのトグル をクリックします。
- 終了したら [保存] をクリックします。
参加者のミーティング参加時に、カスタム待機室のブランディングが表示されます。
注:
- カスタマイズするには、先に待機室を有効にする必要があります。 待機室が以前にユーザーレベルでカスタマイズされ、その後無効になっている場合、ミーティングの設定で待機室を有効にする際に、設定がリセットされるかアカウント設定がロックされるまで、そのユーザーレベルの設定を使用します。
- カスタマイズされた待機室は、待機室を有効にしてミーティングがスケジュールされている場合にのみ表示されます。 ライブ ミーティング中にミーティング内セキュリティ コントロールで有効にすると、参加者にはデフォルトの待機室が表示されます。