Zoom Rooms でマルチカメラ モードを使用する
マルチカメラ モードを使用すると、1 つのカンファレンス ルームで同時に複数のカメラを有効にすることができます。 カメラを複数台使用すると、ルーム内の参加者の姿をよりよく捉えたり、ルーム内の様子をさまざまな角度から写し出したりできます。
注: 現在、Zoom ルームではスマート ギャラリー(マルチストリーム)とマルチカメラ モードを同時には使用できません。
この記事では、次の項目について説明します。
Zoom Rooms でマルチカメラ ビューを使用する前提条件
- macOS 向け Zoom Rooms 最小のグローバル バージョン以降
- Windows 向け Zoom Rooms 最小のグローバル バージョン以降
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専用ハードウェア向け Zoom Rooms: バージョン 5.15.0 以降
- Poly X50、X52、X70、または G7500
- Yealink MeetingEye 500
- Rally bar、Rally bar mini、RoomMate のいずれかを装備した Logitech デバイス
- iOS 向け Zoom Rooms Controller 最小グローバル バージョン以降
- Android 向け Zoom Rooms Controller 最小グローバル バージョン以降
- アカウント オーナー、管理者、Zoom Rooms への編集アクセス権を持つロール
制限事項
- Mac Zoom Rooms は、次の要件が満たされている限り、最大 4 台のカメラを使用できます。
- Intel Xeon E5 または W プロセッサ(CPU 6 コア以上かつ周波数 3.5 GHz 以上)
- M1 チップ以上の全製品。
- Windows Zoom Rooms は、次の要件が満たされている限り、最大 4 台のカメラを使用できます。
- Intel Core i7 および i9 プロセッサ、第 11 世代以上(CPU 8 コア以上、周波数 2.5 GHz 以上)
- Intel Core i7 および i9 プロセッサ、第 12 世代以上(CPU 12 コア以上、周波数 2.0 GHz 以上)
- Intel Xeon E5(CPU 6 コア以上、かつ周波数 3.5 GHz 以上)
- Zoom Rooms 専用ハードウェアが使用できるカメラは、最大 3 台までに制限されています。
- Poly X50、X70、G7500 は 720p で3 つのストリームをサポートしています。
- Logitech Rally Bar、Rally Bar Mini、RoomMate は 720p で3 つのストリームをサポートしています。
- その他のハードウェアは、720p で 1 つのストリーム、360p で 2 つのストリームをサポートしています。
マルチカメラ モードを有効にする方法
- Zoom ウェブポータルにサインインします。
- [ルーム管理] をクリックして、[Zoom Rooms] をクリックします。
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Zoom Rooms の場所の階層を使用して、マルチカメラ モードをアカウント、ロケーション、またはルーム設定から有効にできます。 この例では、[アカウント設定] をクリックします。
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[アカウント プロフィール] タブをクリックし、[デバイス] 見出しまで下にスクロールした後で [マルチカメラ モードを許可] の横にある切り替えボタン をクリックします。
- 有効 にするカメラを選択し、ドロップダウン ウィンドウで [デフォルトのカメラモード] を選択します。
- (オプション)場所の階層内にある特定の Zoom ルームを編集する場合、マルチカメラ モードを有効にしてからカメラの事前設定を設けることもできます。
注: この設定を有効にすると、スマート ギャラリー(マルチストリーム)モードは自動的に無効になります。
Zoom ルームでマルチカメラ モードを使用する方法
- Zoom Rooms Controller を使用して、ミーティングを開始または参加します。
- [カメラ コントロール] をタップします。
- 選択可能なオプションを使用してカメラフィードを設定します。
リモート出席者から見たマルチカメラ モード体験
リモート出席者は、[ギャラリー]、[左右表示]、[サムネイル ビュー] のいずれかのモードを使用している限り、Zoom ルームから有効なカメラ(最大 4 台)すべてのビデオフィードを視聴できます。 個々のカメラのビデオフィードは、出席者がピン留めしたり、ミーティング ホストがスポットライトを当てたりすることもあります。 各 Zoom ルームに設置されたカメラのビデオフィードは、別個のミーティング参加者として、またその時々にもっとも適した解像度を完全に満たして表示されます。 個々のカメラのビデオフィードには、各 Zoom ルーム自体の名前に基づくラベルが付き、2 番目以降のビデオフィードには、それにダッシュと番号が加わったラベルが付きます。 たとえばメインカメラのビデオフィードを「ホームルーム」とすると、2 番目以降のカメラフィードは「ホームルーム - 2」、「ホームルーム - 3」、「ホームルーム - 4」という名前が付くことになります。