Zoom では、ミーティング中にビデオをオンにしたままで、画面やデスクトップなどのコンテンツを共有できます。 ミーティング中に画面を共有するとき、画面共有の詳細設定を管理することもできます。
Zoom Meetings 中の画面共有は、共同作業環境を念頭に置いて設計されています。 この機能では、画面を共有することを選択したユーザーのみが、自分の画面と、他のミーティング参加者に表示される事項と表示されない事項を完全に制御することができます。 また、ユーザーが画面を共有することを選択しない限り、ミーティング ホストは画面でのアクティビティを監視できません。
この記事では、次の項目について説明します。
ホストやミーティング参加者が本人の許可を得ないまま、あるいは本人の知らない状態で、誰かの画面を見ることはできません。 Zoom ミーティングに参加しても、ホストやほかの参加者に自分のコンピュータ画面を見られることはありません。 ビデオを見られたり、オーディオを聞かれたりすることもありません。ただしミーティングに参加するとき、本人が [マイクをミュート] または [ビデオをオフにする] を選択しなかった場合は、この限りではありません。
Zoom Meetings では、ホストと参加者が画面を共有できます。 ホストまたは参加者が自分の画面を共有した場合、その人の画面のみがミーティング参加者全員に表示されます。 自分の画面をほかの人と共有するには、ミーティング コントロールの [画面共有] をクリックまたはタップする必要があります。 画面共有を望むユーザーの画面にのみ、手動のコントロールが表示されます。
Zoom は複数の画面共有方法を [基本]、[詳細]、または [ファイル] オプションで提供しています。
画面共有では、何を共有するのか以下から選択できます。
画面全体を共有すると、アクセスしたアプリケーションや開いたファイルも含め、自分のデスクトップまたはモバイル デバイスで自分に見えているものがすべて、ミーティング参加者からも見える状態になります。 画面を共有していないとき、自分がデスクトップやモバイル デバイスにインストールしたアプリがホストや参加者に表示されることはありません。また自分がデバイスで行っている操作がホストや参加者に見られることもありません。
いいえ、お使いのデスクトップまたはモバイル デバイスのアプリケーションやファイルが、画面共有時にホストやその他の参加者によって開かれたり操作されたりすることはありません。 画面を共有しているユーザーのみ、自分の画面をコントロールできます。ほかのミーティング参加者やホストは、画面を共有しているユーザーが画面上で共有対象として選択した要素のみ、閲覧できます。
さらに、リモート コントロールを有効にし、自分のデバイスへリモート コントロールのアクセス権を付与した場合、リモート コントロール機能により、ミーティング中にユーザはがほかの参加者の画面をコントロールできるようになります。 他の参加者の画面のリモート コントロールを要求するか、参加者からコントロールを付与されます。 権限が付与されると、マウスとキーボードを制御したり、画面からテキストを自分の画面にコピーしたりすることもできます。 ほかの参加者のコンピュータを再起動するなどの管理者向け機能が必要な場合は、「リモート サポート機能」をご覧ください。 ほかの参加者へのリモート コントロール アクセス権の付与が、ほかの参加者にリモート コントロール機能を使用してファイルやプログラムを開く許可を与える唯一の方法です。
画面を共有すると、共有されている領域の周囲に緑色の枠線が表示されます。 ミーティング コントロールも表示され、ユーザーが画面のあちこちにドラッグできるメニューの中に移動します。なお、このメニューには、下に [自分の画面を共有中] という緑色のメッセージ ボックスと [共有を停止] ボタンが表示されています。
画面共有を停止するには、この [共有を停止] ボタンをクリックします。
Android モバイル デバイスの場合、ユーザーが画面共有を開始すると、画面共有がアクセスする内容を示す通知が Android システムにより表示されます。 Android デバイスの画面上部にある通知バーに、[画面配信] アイコンが表示され、画面共有中であることが明示されます。 画面下部には、画面共有のミーティング コントロールも表示されます。