Polycom 電話を工場出荷時設定にリセットしてファームウェアをアップグレード
概要
この記事の指示に従って、Polycom 電話をリセットして、カスタム ファームウェアをインストールしてください。
注: プロビジョニング プロセスの概要については、『プロビジョニングのクイック スタート ガイド』を参照してください。
この記事の内容:
- 電話のウェブ インターフェースへのアクセス
- ウェブ インターフェースを使用して工場出荷時設定にリセット(推奨)
- 電話のインターフェースを使用して工場出荷時設定にリセット(オプション)
- 電話のウェブ インターフェースを使用してファームウェアをアップグレード
前提条件
電話のウェブ インターフェースへのアクセス
注:
- これらの指示は、すべてのサポートされている Polycom の卓上電話に適用されます。
- 電話のウェブ インターフェースにアクセスできない場合は、必ず [ウェブ インターフェース] をアカウント レベルの卓上電話の設定で有効にしてください。
- 電話で、[ホーム] ボタンを押してから [設定] を選択します。
- [ステータス] に移動してから、[ネットワーク] へ移動します。
- [TCP / IP パラメーター] へ移動して、[IPv4 アドレス] の横にある電話の IP アドレスを書き留めます。
- 同じネットワークに電話として接続されているコンピュータでウェブブラウザを開きます。
- 「https://」と入力し、それに続けて電話の IP アドレスを入力します。
注: ブラウザがセキュリティの警告を表示する場合は、このオプションをクリックして続行します。 - ウェブ インターフェースに管理者としてログインします。
注: デフォルトの管理者のパスワードは「456」です。 ユーザー名とパスワードが不明の場合は、電話のベンダーに連絡してください。 管理者のパスワードをグローバルに設定する場合は、Zoom のウェブポータルでパスワードを表示できます。
ウェブ インターフェースを使用して工場出荷時設定にリセット(推奨)
- 上部のナビゲーション メニューで、[ユーティリティ] をクリックしてから [電話のバックアップとリストア] をクリックします。
- [グローバル設定] セクションをクリックして、展開します。
- [リストア] をクリックします。
- [はい] をクリックして、操作を確定します。
電話のインターフェースを使用して工場出荷時設定にリセット(オプション)
電話のウェブ インターフェースにアクセスできない場合は、このセクションの指示に従ってください。
注: このセクションのスクリーン ショットはタッチ画面付きの VVX シリーズの電話に適用されますが、指示はすべてのサポートされている Polycom デバイスに適用されます。
- 電話で、[ホーム] ボタンを押してから [設定] を選択します。
- [高度] に移動してから、[管理設定] に移動します。
注: 管理者のパスワードを入力するように促されます。 デフォルトのパスワードである「456」を入力してみるか、電話ベンダーに連絡して、サポートを求めてください。 - [デフォルトにリセット] に移動してから、[工場出荷時設定にリセット] に移動します。
- [はい] を押して、工場出荷時設定のリセットを完了します。 電話が自動的に再起動します。
電話のウェブ インターフェースを使用してファームウェアをアップグレード
注:
- 上部のナビゲーション メニューで、[ユーティリティ] をクリックしてから [ソフトウェアのアップグレード] をクリックします。
- [Polycom がホストしているサーバー] オプションを選択し、[更新をチェック] をクリックします。
[利用可能なバージョンを正常に取得しました] というメッセージが表示されます。 - [利用可能なソフトウェア バージョン] ドロップダウン メニューで、サポートされているファームウェアのバージョンを選択します。 バージョンの最後に文字があるものは選択しないようにしてください。
- [インストール] をクリックします。 ファームウェアのインストール中に電話が再起動します。 この処理には 2~3 分かかります。