参加者がホストの前に参加することを許可
ホストが参加する前、あるいはホストがミーティングに参加できないとき、[参加者がホストの前に参加することを許可] 機能を利用すると出席者がミーティングに参加できます。 このオプションを選択すると、ホストが参加する前、あるいはホストがいない状態で、参加者はミーティングに参加できます。 このオプションを有効にすると、参加者はスケジュールされた開始時間前の任意の時間、あるいは 5 分、10 分、15 分前に参加できるようになります。
[ホストの前に参加] を選択しない場合、参加者には「このミーティングはホストの参加を待機しています。」というポップアップ ダイアログが表示されます。 ホストの場合は、ミーティングにホストとしてサインインし、ミーティングを開始できるサインイン ボタンがあります。
また、参加者がホストの前に参加したときのメール通知を有効にすることもできます。
この記事では、次の項目について説明します。
参加者がホストの前に参加することを許可するための前提条件
- Zoom アカウント
- ミーティングのホスト権限
- [ホストの前に参加] の制限時間をカスタムするには、Zoom クライアント バージョン 5.4.0 以降が必要です。
参加者がホストの前に参加することをすべてのミーティングで有効にする方法
ミーティングのスケジュール時に [ホストの前に参加] オプションを表示するには、Zoom ウェブポータルで有効にする必要があります。
アカウント
組織のメンバー全員の [参加者がホストの前に参加することを許可] をオンにすると、新しくスケジュールするミーティングではすべてこの設定がデフォルトでオンになりますが、各メンバーはミーティングをスケジュールするときにオンの設定を解除することもできます。 この設定をすべてのミーティングに対して強制するには、設定をロックする必要があります。
- アカウント設定を編集する特権のある管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[アカウント管理]、[アカウント設定] の順にクリックします。
- [ミーティング] タブで、[参加者がホストの前に参加することを許可] が有効になっていることを確認します。この設定が無効になっている場合は、トグル をクリックして有効にします。 認証ダイアログが表示されたら、[オンにする] を選択して、変更を確認します。
- (オプション)[ホストの前に参加] の制限時間をカスタムできるようにするには、[参加者が開始時間の
()分前に参加可能] オプションをオンにします。 - (オプション)アカウントのユーザー全員にこの設定を義務付けるには、ロックアイコンをクリックし、[ロック] をクリックして、設定内容を確定してください。
グループ
特定のグループのメンバーに対して [ホストの前に参加] をオンにすると、新しくスケジュールするミーティングはすべてこの設定がデフォルトでオンになりますが、メンバーはミーティングをスケジュールするするときにオンの設定を解除することもできます。 この設定をすべてのミーティングに対して強制するには、設定をロックする必要があります。
- ユーザー グループを編集する特権のある管理者として Zoom ウェブポータルにサインインします。
- [ユーザー管理]、[グループ] の順にクリックします。
- 目的のグループの名前をクリックし、[ミーティング] タブで、[ホストの前に参加] が有効になっていることを確認します。
- 設定が無効になっている場合は、 を切り替えて有効にします。 認証ダイアログが表示されたら、[オンにする] を選択して、変更を確定します。
注: オプションがグレーで表示されている場合は、アカウント レベルでロックされているため、アカウント レベルで変更する必要があります。
- (オプション)[ホストの前に参加] の制限時間をカスタムできるようにするには、[参加者が開始時間の
()分前に参加可能] オプションをオンにします。 - (オプション)このグループのユーザー全員にこの設定を義務付ける場合は、鍵型アイコンをクリックしてから、[ロックする] をクリックして、設定を確定してください。
ユーザー
ミーティング設定で [参加者がホストの前に参加することを許可] を有効にすると、新しくスケジュールするミーティングはすべてデフォルトでこの設定が有効になりますが、ホストはミーティングをスケジュールするときにオンの設定を解除することもできます。
-
Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[設定] をクリックします。
- [ミーティング] タブで、[参加者がホストの前に参加することを許可] が有効になっていることを確認します。
- 設定が無効になっている場合は、 を切り替えて有効にします。 認証ダイアログが表示されたら、[オンにする] を選択して、変更を確認します。
注: オプションがグレーアウトされている場合は、グループまたはアカウント レベルでロックされていて、Zoom 管理者に連絡する必要があります。 - (オプション)[ホストの前に参加] の制限時間をカスタムできるようにするには、[参加者が開始時間の
()分前に参加可能] オプションをオンにします。
参加者がホストの前に参加することを 1 つのミーティングで有効にする方法
- Zoom デスクトップ クライアントにサインインします。
- [ホーム] タブで [スケジュール
] をクリックします。これにより、ミーティング設定を選択できるスケジューラー ウィンドウが開きます。 -
詳細オプションをクリックします。
- [] をオンにします。 5 分、10 分、15 分、または任意の時間
を選択できます。 -
[スケジュール] をクリックします。
注:
- 既存のスケジュール ミーティングに対して、[開始時間前に] をオンにすることもできます。 Zoomアプリケーションの下部にあるミーティングをクリックします。 オンにするミーティングの上にカーソルを合わせて、[編集]、[詳細オプション] の順にクリックし、[開始時間前に] をオンにし、参加を許可する期間を選択して、[保存] をクリックします。
- ホスト参加前の制限時間のカスタムは PMI では利用できず、 エンドツーエンド暗号化を使用する場合も利用できません。
- Zoom ウェブポータルにサインインします。
- [ミーティング] をクリックします。
-
ミーティングをスケジュールするか、既存のミーティングを選択して [このミーティングを編集] をクリックします。
- [ミーティングのオプション] 下の [開始時間前に] をオンにし、開始前に参加を許可する期間を選択します。
- [保存] をクリックします。
注: ホスト参加前の制限時間のカスタムは PMI では利用できず、 エンドツーエンド暗号化を使用する場合も利用できません。
- Zoom デスクトップ クライアントにサインインします。
- [ホーム] タブで [スケジュール] をクリックします。
- スケジューラーウィンドウが開き、ミーティング設定を選択することができます。
-
詳細オプションをクリックします。
- [開始時間前に] をオンにし、開始前に参加を許可する期間を選択します。
-
[スケジュール] をクリックします。
注:
- 既存のスケジュール ミーティングに対して、[開始時間前に] をオンにすることもできます。 Zoomアプリケーションの下部にあるミーティングをクリックします。オンにするミーティングの上にカーソルを合わせて、[編集]、[詳細オプション] の順にクリックし、[開始時間前に] をオンにし、参加を許可する期間を選択して、[保存] をクリックします。
- ホスト参加前の制限時間のカスタムは PMI では利用できず、 エンドツーエンド暗号化を使用する場合も利用できません。
- Zoom モバイルアプリにサインインします。
- [ミーティング] タブで、[スケジュール] をタップします。
- [詳細オプション] をタップします。
- [参加者がホストの前に参加することを許可] をオンに切り替えます。
- スケジューリングを完了するには、[完了 ]をクリックします。
- Zoom モバイルアプリにサインインします。
- [ミーティング] タブで、[スケジュール] をタップします
- [詳細オプション] をタップします。
- [参加者がホストの前に参加することを許可] をオンに切り替えます。
- [完了] をクリックします。
注:
- ホストがミーティングに参加しない場合、または参加時にサインインしていない場合、レコーディング、全員をミュート / ミュート解除、ミーティングをロック、出席者を削除などのホスト コントロールは使用できません。
- ホスト参加前の制限時間のカスタムは PMI では利用できず、 エンドツーエンド暗号化を使用する場合も利用できません。
- [開始時間前に] が有効になっている場合、ホストはサインインせずにミーティングに参加できます。 ホストであるにもかかわらず、レコーディングなどのホスト コントロールがない場合、ミーティングを退出し、Zoom アプリケーションにサインインします。 ミーティングの一覧から再びミーティングを開始します。
- 1 つのミーティングが進行中で、同じホストがスケジュールした 2 番目のミーティング(「ホストの前に参加」がオン)を誰かが開始しようとした場合:
- Zoom ルームが開始した場合、2 番目のミーティングが開始して、1 番目のミーティングは警告なしで終了します。
- ホストが開始した場合、1 番目のミーティングを終了して 2 番目のミーティングを開始するためのオプションが提供されます。
- 参加者が開始した場合、参加者は、ホストがすでに他のミーティングに参加中であることを知らせるメッセージを受信します。
-
待機室がミーティング設定で有効な場合、特定のユーザーが回避できるように待機室を設定しない限り、[ホストの前に参加] はミーティングで機能しません。
- ホストが出席していない状態でミーティングをレコーディングする場合、ミーティングに対して [自動クラウド レコーディング] をオンにする必要があります。