Zoom Roomsのチェックイン / チェックアウト機能を使用する
Zoom Roomsのチェックインとチェックアウト機能を使用すると、ルームの利用効率を最大限に高めることが容易になります。このオプションをオンにすると、ユーザーは、スケジュールされたZoomミーティングを開始するか、ルームの予約を維持するためにチェックインする必要があります。ユーザーがスケジュールされた開始時間から設定された分数にわたってチェックインしなかった場合、そのルームはスケジュールミーティングからリリースされ、他のユーザーが使用できるようになります。スケジュールミーティングの開始、インスタントミーティングの開始、通話の発信、画面共有の開始などのZoom Roomsアクティビティはチェックインとみなされるため、別途チェックインする必要はありません。
ミーティングが予定より早く終了した場合は、スケジュールミーティングをチェックアウトして、カレンダーイベントを短縮し、未使用分の時間を他のユーザーが再使用できるようにすることも可能です。
チェックインとチェックアウトの要件
ルームのチェックインとチェックアウトを有効にする方法
この機能を有効にすると、指定した回数の不在チェックインの後に、定期的なミーティングをZoom Roomから自動的に削除することもできます。
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- [ルーム管理]、[Zoom Rooms] の順にクリックします。
- 位置階層を使用して、異なるルームや場所に対してこの設定を有効にできます。設定をアカウント全体で有効にするには、[アカウント設定] をクリックします。
- [設定] セクションを見つけ、[ルームのチェックインとチェックアウト] のトグル
をクリックします。 - [有効にする] をクリックします。
- （オプション）以下の設定を変更します。
- ミーティングの前にユーザーがチェックインできる時間を調整します。
- ミーティング開始時間からルームを開放するまでの時間を調整するには、[Zoom Roomアクティビティ後にルームを開放] をオンにします。ドロップダウンから数値を選択するか、数値を手動で入力します。注: この設定がオフで、チェックインなしまたはルームのアクティビティがない場合、ルームは開放されません。
- チェックインにモーション検出を使用したい場合、[モーションが検知された場合や人数カウントで1人以上検出された場合、（自動開放時間の1分以内に）自動チェックインを有効にする] をオンにします。
- 指定した回数の不在チェックインの後に、定期的なミーティングをZoom Roomから自動的に削除するには、[インスタンス後、一連の定期的なミーティングを削除] をオンにします。
注: この設定を使用するには、[Zoom Roomアクティビティ後にルームを開放] を設定する必要があります。 - [ユーザーがチェックインした際にZoom Roomsディスプレイ上でルーム内の参加者に通知] をオンにして、ミーティング中の参加者が以下のスケジュールミーティングの開催を認識できるようにします。
- unlocked-button.png（オプション）アカウントのすべてのZoom Roomsにこの設定を必須にするには、ロックアイコン
をクリックしてから、[ロック] をクリックして設定を確定します。
ルームのチェックインを使用する方法
Zoom Roomにチェックインするには、スケジュールミーティング、インスタントミーティング、画面共有を開始するか、ルームからコールアウトします。あるいは、コントローラまたはスケジュール表示ディスプレイを使用してチェックインできます。
設定した時間内にミーティングを開始しない場合またはチェックインしなかった場合、そのミーティングはキャンセルされ、スケジュールから削除されます。
ルームコントローラ
コントローラの [チェックイン] をタップして、自分がルームに入室していることを確認します。カレンダーイベントにZoomミーティングまたはサードパーティミーティング（サードパーティミーティングとの相互運用が有効になっている場合）がスケジュールされている場合、コントローラには [開始] ボタンと [チェックイン] ボタンの両方が表示されます。[開始] を押すと、[チェックイン] も実行されます。
スケジュール表示ディスプレイ
Zoomミーティングの [チェックイン] をタップします。
ルームのチェックアウトを使用する方法
ミーティングが早く終了し、このルームを他のユーザーが使用できるようにしたい場合は、コントローラの [チェックアウト] オプションをタップすると、残りの時間枠が使用可能になるようカレンダーイベントが調整されます。