チャット履歴に保存されたチャット メッセージの表示
アカウント オーナーと管理者は、チャットのクラウド ストレージが有効な場合、自分のアカウントに所属するユーザーのチャット履歴を表示することができます。 チャット メッセージは、AWS DynamoDB を活用した Zoom のクラウド上にアーカイブされ、最長 10 年間保存することができます。
アカウント オーナー、管理者、またはチャット履歴にアクセスできる特権を持つその他のユーザーは、下記のチャット履歴レポートでユーザーが送受信したすべてのメッセージを表示、およびローカルにダウンロードすることができます。
- チャット メッセージ(テキスト)
- ファイル
- 画像
- 絵文字リアクション
- アニメーション GIF
- オーディオ メッセージ
- コード スニペット(ZIP ファイルでのダウンロード)
さらに、チャット履歴レポートでは以下のチャットタイプを表示することができます。
- 1 対 1、グループ、チャネル チャット
- 管理者が設定したファイル転送コントロールにより、ファイルが送信されたが制限された場合の通知を含む社内外のユーザーが送受信したチャット(アクセスが制限された場合、管理者はファイルを表示することができません)
この記事では、次の項目について説明します。
保存されたチャット メッセージを表示するための前提条件
注: ユーザーが無料アカウントから有料アカウントに切り替えた場合、アカウント オーナーと管理者は、ユーザーが有料アカウントになった時点からのチャット履歴にのみアクセスできます。
メッセージ アーカイブを有効または無効にする方法
- アカウント オーナーまたは管理者として Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[アカウント管理]、[アカウント設定] の順にクリックします。
- [チームチャット] タブをクリックします。
- [ストレージ] で、[Zoom クラウドのメッセージとファイルの保持期間を設定] トグルをクリックし、有効または無効に切り替えます。
- 確認ダイアログが表示されたら、[有効にする] をクリックして変更を確定します。
- チャット メッセージを保存する期間を選択し、[保存] をクリックします。 メッセージは、Zoom のクラウド上に最長 10 年間保存できます。
詳細については、チャット ストレージ設定をご覧ください。
注: デフォルトでは、[チャット履歴] レポートを使用して、グループ メッセージ アーカイブにアクセスできるのはアカウント オーナーだけです。 アカウント オーナーは、ロールベースのアクセス コントロールを使用して [チャット履歴] の権限を追加することにより、アカウントの他の管理者またはユーザーにチャット履歴へのアクセスを許可できます。
保存されたメッセージの表示またはダウンロード方法
- Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[アカウント管理]、[レポート] の順にクリックします。
- [ユーザー アクティビティ レポート] タブ、[チャット履歴] の順にクリックします。
- [開始日] フィールドと [終了日] フィールドを使用して期間を指定します。
注: 特定のユーザーを検索する場合、最大 1 年間または最大 30 日間の期間を選択できます。 - (オプション)ユーザー名またはメールアドレスを入力して、特定のユーザーが送信または受信したメッセージを検索します。
- [検索] をクリックします。
- メッセージを表示またはダウンロードするには、次のオプションを使用します。
-
表示: 関連する 1 対 1 チャット、グループ チャット、またはチャネル チャットの会話メッセージを表示します。
-
ダウンロード: 関連する 1 対 1 チャット、グループ チャット、チャネル チャットの会話メッセージを CSV ファイルまたは HTML(添付ファイル、CSV を含む)としてダウンロードします。
-
すべてをダウンロード: 現在の検索結果の各チャット スレッドを ZIP ファイルとして圧縮します。 処理が終わると、ZIP ファイルをダウンロードするために [ダウンロード] タブにリダイレクトされます。ZIP ファイルはパスワードで保護されます。 [ダウンロード] タブで、[ファイル パスワード] 列の [表示] をクリックすると、各 ZIP ファイルを展開するためのパスワードが表示されます。
注: 外部ユーザーは、メールアドレスの横に「外部」ラベルが表示されます。
保存されたメッセージの削除方法
内部ユーザーのメッセージ、ファイル、画像を削除することもできます。 チャット履歴を表示または編集する権限を持つ他の管理者は、メッセージを削除した管理者の名前を表示できます。 削除されたメッセージはチャット履歴ツールで引き続き確認できますが、削除されたことを示す取り消し線が表示されます。
削除されたメッセージは、Zoom デスクトップ クライアントおよびモバイルアプリから削除されます。削除されたメッセージは 1 対 1 チャットまたはグループ チャット内のすべてのユーザーから削除されますが、メッセージを送信したユーザーに対してのみ、管理者がメッセージを削除したことを伝える通知メッセージが表示されます。 削除されたメッセージが返信を含む親メッセージである場合、返信は削除されません。
注: ロール管理で、チャット履歴を編集する権限が付与されている必要があります。
- Zoom ウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーション メニューで、[アカウント管理]、[レポート] の順にクリックします。
- [ユーザー アクティビティ レポート] タブ、[チャット履歴] の順にクリックします。
- [開始] フィールドと [終了] フィールドを使用して期間を指定します。
- ユーザーのメールアドレスを入力し、[検索] をクリックします。
注: 特定のユーザーを指定した後、最大 1 年間の期間を選択できます。 - メッセージにカーソルを合わせて、ゴミ箱ボタンをクリックしてメッセージを削除します。