自動受付設定を変更する

自動受付を作成した後、各自動受付の設定を変更することができます。詳しくは、自動受付の記事をご覧ください。

注:

• Zoom Phoneロール管理を使用して、Zoom Phoneユーザーが自動受付設定にアクセス、または管理できるようにします。
• ポリシー設定を変更して、特定の機能を制御します。
• テンプレートを使用して、特定の設定を一括適用します。

自動受付設定を変更するための要件

• プロ、ビジネス、または教育機関向けアカウント
• アカウントオーナーまたは管理者特権
• Zoom Phoneライセンス

自動受付設定を変更する方法

注: Zoom Phoneロール管理を使用して、Zoom Phoneユーザーがサイトの自動受付設定にアクセスしたり、管理したりできるようにします。また、ポリシー設定を変更して、特定の機能を変更することもできます。

1. アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
2. ナビゲーションメニューで、[電話システム管理]、[自動受付] の順にクリックします。
3. [クラシック] または [バーチャルエージェント] タブのいずれかをクリックします。
4. 自動受付の名前をクリックします。
   [プロフィール] タブに以下の情報とオプションが表示されます。
   • ディスプレイ名: 自動受付の名前の隣にある [名前の変更] をクリックし、新しい名前を入力します。
   • サイト（複数のサイトがある場合にのみ表示される）: 自動受付が属するサイトを表示します。
   • 内線番号: [編集] をクリックして、自動受付に割り当てられた内線番号を変更します。
   • 番号: [追加] をクリックして、メインの自動受付に直通番号を割り当てます。青色の数字はメインの自動受付に割り当てられた直通番号です。
     注: メインの自動受付を編集する場合、ドロップダウンメニュー付きの電話番号は会社の代表番号であることを示します。会社の代表番号を変更するには、ドロップダウンメニューをクリックし、メインの自動受付に割り当てられた別の直通番号を選択します。複数のサイトがある場合、会社の代表番号はメインサイトのメイン自動受付に割り当てられます。
   • タイムゾーン: 以下の [営業時間] オプションに使用するタイムゾーンを変更する場合は、ドロップダウンをクリックします。
   • 部門: 部門名を入力し、[保存] をクリックします。
   • コストセンター: コストセンター名を入力し、[保存] をクリックします。
   • オーディオプロンプト言語: この自動受付に対して、すべてのデフォルトオーディオプロンプトの言語を設定します。
   • デフォルトの文字起こし言語: ボイスメールなどの機能のデフォルトの言語選択を設定します。
   • 営業時間 / 営業時間外 / 休憩時間 / 休業日: 営業時間、営業時間外、休業日の着信通話のルーティング方法をカスタマイズします。
   • PINコード: ボイスメールにアクセスするために使用するPINコード。
   • ボイスメール: 自動受付のボイスメール受信箱を共有します。
     注: 発信者が自動受付のボイスメールにメッセージを残せるようにするには、[営業時間] または [営業時間外] 設定を変更して、現在の内線のボイスメール受信箱にルーティングします。
   • レコーディングおよびコンテンツの保存先: レコーディングとコンテンツの保存先を管理します。
   • 操作データの保存先: 切り替えボタンをクリックして有効または無効にします。有効にすると、Zoom Phoneのコールログが別の保存先にコピーされ、新しく生成されたログのコピーの保存先が決定されます。
     注: コピーは12か月後に自動削除されます。

営業時間、営業時間外、休憩時間、休業日をカスタマイズする方法

自動受付で通話をルーティングできる時間をカスタマイズできます。

1. アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
2. ナビゲーションメニューで、[電話システム管理]、[自動受付] の順にクリックします。
3. [クラシック] または [バーチャルエージェント] タブのいずれかをクリックします。
4. 自動受付の名前をクリックします。
5. [プロフィール] タブをクリックします。
6. 以下の設定をカスタマイズします。
   • 営業時間: [編集] をチェックして、自動受付が電話に応対する時間帯を変更できます。また、営業時間を午後11:30以降に設定することもできます。この設定は、自動受付が夜勤のZoom Phoneユーザーやコールキューのメンバーに電話をルーティングする場合にも使用できます。時間を手動で入力することで、10分単位で営業時間を設定することもできます（例: 午後11:10）。
   • 営業時間外: 営業時間を設定した場合、カスタマイズされた通話は営業時間外にルーティングされます。営業時間外のルーティングオプションをカスタマイズするには、[編集] をクリックします。
   • 休憩時間: 休憩時間を設定した場合、カスタマイズされた通話は休憩時間外にルーティングされます。休憩時間のルーティングオプションをカスタマイズするには、[編集] をクリックします。
   • 休日の営業時間: [管理] をクリックして、特定の曜日と時間を休日として指定し、休日の営業時間のルーティングオプションをカスタマイズします。たとえば、電話をボイスメールに直接ルーティングしたり、会社が営業時間外であることを発信者に伝えるカスタムメッセージを再生します。
   • バーチャルエージェントへのルーティング: [編集] をクリックして、ルーティングオプションとしてバーチャルエージェントを選択します。
     注: これはバーチャル自動受付のみのオプションです。
   • コールフォールバックの処理: コンシューマーの意図が不明な場合、またはバーチャルエージェントが利用できない場合は、[編集] をクリックしてコールルーティングオプションを選択します。
     注: これはバーチャル自動受付のみのオプションです。

ルーティングオプションを理解する方法

営業時間、営業時間外、休憩時間、休業日に着信がルーティングされる方法を以下のようにカスタマイズすることもできます。

• バーチャルエージェントへのルーティング: [編集] をクリックして、ルーティングオプションとしてバーチャルエージェントを選択します。
  注: これはバーチャル自動受付のみのオプションです。
• コールフォールバックの処理: コンシューマーの意図が不明な場合、またはバーチャルエージェントが利用できない場合は、[編集] をクリックしてコールルーティングオプションを選択します。
  注: これはバーチャル自動受付のみのオプションです。
• 応答メッセージプロンプト: ドロップダウンメニューから応答メッセージプロンプトを選択するか、[オーディオライブラリ] をクリックして、カスタムのオーディオを選択、レコーディング、またはアップロードします。応答メッセージは、通話をルーティングする前に流れます。応答メッセージプロンプトを再生しない場合は、[無効にする] を選択します。
  注：一部のルーティングオプションには二次的なオーディオプロンプトがあります。たとえば、IVRにルーティングした場合、応答メッセージプロンプトに続いて、IVRのオーディオプロンプトが流れます。
• ルーティング先: [編集] をクリックして、応答メッセージプロンプトが再生された後に自動受付が通話をルーティングするルーティング先を選択します。デフォルトでは、通話は自動受付の専用のボイスメール受信ボックスにルーティングされます。
  [ルーティング先] ドロップダウンメニューでルーティングオプションを選択し、テキストボックスを使用してルーティング先を指定します。
  
  • ボイスメール
    
    • ボイスメールの保存先: 内線のいずれかに属するボイスメールに通話をルーティングします。
      • 現在の内線番号（自動受付のボイスメール）
      • ユーザー
      • 自動受付
      • コールキュー
      • 共有回線グループ
    • ボイスメール応答メッセージ: [オーディオライブラリ] をクリックして、カスタムのオーディオを選択、レコーディング、またはアップロードします。応答メッセージは、通話をルーティングする前に流れます。
      注:
    • 別の内線のボイスメールにルーティングする場合、設定したボイスメール応答メッセージが、ルーティング先内線の応答メッセージの代わりに使用されます。
    • Zoom Phoneユーザーのボイスメールにルーティングする場合、代替メッセージを選択せずルーティング先Zoom Phoneユーザーの応答メッセージを使用するには、ドロップダウンメニューから [ユーザーのボイスメール応答メッセージに従う] を選択します。
  • メッセージを再生してから切断: [編集] をクリックして、上記で設定した最初の応答メッセージプロンプトの後に再生されるオーディオをレコーディングまたはアップロードします。
  • ユーザー: 別のZoom Phoneユーザーにルーティングします。
  • Zoom Room: Zoom Roomにルーティングします。
  • 共用エリア電話機: 共用エリア電話機にルーティングします。
  • Cisco / Polycomルーム
  • 自動受付: 別の自動受付にルーティング
  • コールキュー
  • 共有回線グループ
  • 自動音声応答システム（IVR）
  • Zoom Contact Center
  • パートナーコンタクトセンター: アカウントオーナーと管理者は、管理者ウェブポータルを通じて、Zoom Contact Center（ZCC）をZoom Phone（ZP）にネイティブに統合できます。通話は、自動受付、コールキュー、共有回線グループ、その他のルーティングオプションから、ZCC音声フローおよび番号にルーティングできます。管理者は、電話番号が割り当てられた公開済みのZCC音声フローを表示および選択できます。また、ZCC番号をユーザー、ルーム、および共用エリアの発信者IDとして設定することもできます。
    注: Zoom Contact Centerはパートナーコンタクトセンターに改名されました。このオプションは、Zoom Phoneのサードパーティのコンタクトセンターからの通話をルーティングするために使用されます。
  • 外部連絡先: アカウントに外部ユーザーのディレクトリがある場合は、外部連絡先に通話をルーティングできます。
  • 電話番号: 外部の電話番号にルーティングします。
    注:
    • このオプションを有効にするには、自動受付に直通番号を割り当てる必要があります。
    • 外線電話番号にルーティングされた通話は、プラン料金に基づいて請求されます。
    • 外部電話番号を追加できるように、ドロップダウンメニューで正しい国 / 地域を選択してください。同じ国コードを共有している国もありますが、ドロップダウンメニューには別々のエントリが表示されます。