ミーティングのビデオ レイアウトに応じて、ローカルおよびクラウド レコーディング用のレコーディング レイアウトを数種類から選ぶことができます。
レコーディングのレイアウトには、ローカル レコーディングで使用できるもの、クラウド レコーディングで使用できるもの、両方で使用できるものがあります。
お使いのコンピュータがレコーディング先となるローカル レコーディングの場合、キャプチャされるコンテンツは、レコーディングを実行している参加者の視点によるミーティングの様子です。 たとえばホストが参加者によるレコーディングを許可し、参加者がスピーカー ビューでローカル レコーディングを開始する場合、そのレコーディングのレイアウトはスピーカー ビューになります。 参加者がギャラリー ビューに切り替えた場合、または誰かが共有を開始した場合、ローカル レコーディングは引き続き、それぞれが表示しているミーティングまたはウェビナーのビューに従います。
クラウド レコーディングの場合、コンテンツは Zoom サーバーを通過する際にキャプチャされます。そのため、クラウド レコーディングはミーティング参加者の現在のビューに左右されるのではなく、ミーティングの開始前に元々のホストが設定したレコーディング設定に従います。 ローカル レコーディングとは異なり、クラウド レコーディングのレイアウトは、ホストが使用しているビューとは無関係にキャプチャされます。 これは、クラウド レコーディングでは複数のビューを同時にキャプチャできる(たとえばスピーカー ビューとギャラリー ビューが別々のファイルで生成される)という意味でもあります。
ミーティング中またはウェビナー中に現れる参加者のビデオのオン / オフの切り替え、バーチャル背景、エフェクト、アバター、画面共有といった変更やカスタマイズは、ローカル レコーディングでもクラウド レコーディングでも、コンテンツの一部としてキャプチャされます。
この記事では、次の項目について説明します。
ローカル レコーディングのレコーディング レイアウトは、レコーディングを実行している参加者のミーティングまたはウェビナーのビューに従います。 参加者のビデオのオン / オフの切り替え、バーチャル背景、エフェクト、アバター、現在の参加者のパーソナル ビューの変更、画面共有など、レコーディング実行者のミーティングまたはウェビナーでのビューが変化するたび、レコーディングのレイアウトもそれに追従します。 ホストと共同ホストに加え、ホストからレコーディング権限を付与されればその他の参加者もローカル レコーディングを開始、一時停止、停止できます。
注: ローカル レコーディングは、レコーディングに Zoom デスクトップ クライアントを使用する場合のみ、選択できます。
スピーカー ビューを利用している場合、ローカル レコーディングはアクティブ スピーカーのビデオのローカル レコーディングのみ作成され、発言する参加者が変わるたび、追従してレコーディングされる参加者が変化します。
注: ピン留めしたり参加者にスポットライトを当てたり、カスタム ギャラリーの順番を使用したりすると、ローカル レコーディングにキャプチャされます。
ギャラリー ビューを利用している場合は、参加者のビデオのグリッド レイアウトがレコーディングされます。
参加者の誰かがミーティング中に画面共有を開始すると、その参加者のレコーディングに表示される共有コンテンツがローカル レコーディングにキャプチャされます。 画面共有が停止すると、レコーディングは共有開始前に選択されていたビデオ レイアウトに戻ります。
レコーディングのレイアウトは、[画面共有中にビデオをレコーディングする] と [レコーディング内の共有画面の横にビデオを配置する] というデスクトップ クライアントの 2 種類のレコーディング設定に応じて、数種類のバリエーションがあります。詳細は以下のとおりです。
このレイアウトでは、共有画面または共有ウィンドウのみがキャプチャされ、参加者のビデオのビューは一切取り込まれません。
結果的に、自分の画面を共有している参加者とレコーディング中の参加者は、[画面共有中にビデオをレコーディングする] クライアント設定が無効になります。
このレイアウトでは、共有画面または共有ウィンドウがキャプチャされるとき、右上隅の共有コンテンツ上部に表示される参加者のビデオのサムネイルも一緒に取り込まれます。
結果として、自分の画面を共有している参加者とレコーディング中の参加者は、[画面共有中にビデオをレコーディングする] 設定が有効になり、[レコーディング内の共有画面の横にビデオを配置する] 設定は無効になります。
サムネイルのレイアウトはほかにもあり、ドラッグしてサムネイルのサイズを変更する機能も使用できます。 サムネイルは、移動したり最小化したりしても、レコーディングの右上隅に引き続き表示されます。
注: デュアル モニターモードが有効な場合、このレコーディング レイアウトは使用できません。代わりに、[共有コンテンツ横に参加者を含めて共有] レイアウトが以下のようにキャプチャされます。
このレイアウトでは、共有画面または共有ウィンドウがキャプチャされるとき、右上隅の共有コンテンツ横に表示される参加者のビデオのサムネイルも一緒に取り込まれます。
結果として、自分の画面を共有している参加者とレコーディング中の参加者は、[画面共有中にビデオをレコーディングする] 設定が有効になり、[レコーディング内の共有画面の横にビデオを配置する] 設定も有効になります。
サムネイルのレイアウトはほかにもあり、ドラッグしてサムネイルのサイズを変更する機能も使用できます。 サムネイルは、移動したり最小化したりしても、レコーディングの右上隅に引き続き表示されます。
注: デュアル モニターモードが有効な場合、このレコーディング レイアウトは使用できません。代わりに、[共有コンテンツ上に参加者を含めて共有] レイアウトがキャプチャされます。
クラウド レコーディングは Zoom のサーバー上にキャプチャされ、参加者のデバイスにはキャプチャされないため、ローカル レコーディングのようにミーティング参加者の現在のビューに直接左右されることはありません。 これは、複数のレイアウトを同時にレコーディングできるという意味でもあります。実行するには、ミーティングまたはウェビナーの開始前にウェブポータルの [レコーディング] 設定を使用して設定しておく必要があります。 ミーティングまたはウェビナーの開始後は、レコーディング設定を変更しても、そのライブ ミーティングまたはウェビナーには変更内容が反映されません。
ミーティングまたはウェビナーにおける参加者のビデオのオン / オフの切り替え、バーチャル背景、エフェクト、アバター、画面共有などの変更が一部、クラウド レコーディングにキャプチャされることもありますが、参加者のパーソナル ビューを変更する参加者がいても、クラウド レコーディングに影響は出ません。
ホストとすべての共同ホストは、クラウド レコーディングを開始、一時停止、停止できます。このクラウド レコーディングは Zoom ウェブポータルのホストのレコーディング リストにのみ表示されます。 クラウド レコーディングは、Zoom デスクトップ クライアント、モバイルアプリ、ウェブ クライアント、Zoom Rooms でレコーディングする場合に選択できます。
ビデオ内で各参加者の表示名をキャプチャする機能は、クラウド レコーディングでのみ利用可能です。
スピーカー ビューでは、アクティブ スピーカーのビデオのレコーディングのみ行われ、発言する参加者が変わるたび、追従してレコーディングされる参加者が変化します。
注: 参加者にスポットライトを当てる設定、またすべての参加者がホストのカスタム ギャラリーの順番を守る設定が、ギャラリー ビューのレコーディングに影響を及ぼすことはありません。
ギャラリー ビューでは、参加者のビデオのグリッド レイアウトがレコーディングされます。
注:
参加者の誰かがミーティング中に画面共有を開始すると、参加者全員に表示される共有コンテンツがクラウド レコーディングにキャプチャされます。 画面共有が停止すると、レコーディングは選択されているビデオ レイアウトに戻ります。
レコーディングのレイアウトは、ミーティング開始前に設定されている数種類のウェブ ポータルのクラウド レコーディング設定(具体的には [共有画面でアクティブ スピーカーをレコーディングする] 設定、[共有画面でギャラリー ビューをレコーディングする] 設定、[共有時にサムネイルをレコーディングする] 設定)に応じて、数種類のバリエーションがあります。詳細は以下のとおりです。
このレイアウトでは、共有画面または共有ウィンドウのみがキャプチャされ、参加者のビデオのビューは一切取り込まれません。
結果として、自分の画面を共有している参加者とホストは、ミーティング開始前に以下のクラウド レコーディング設定にしておく必要があります。
このレイアウトでは、共有画面または共有ウィンドウがキャプチャされるとき、共有コンテンツの横に表示されるアクティブ スピーカーのビデオのサムネイルも一緒に取り込まれます。
結果として、自分の画面を共有している参加者とホストは、ミーティング開始前に以下のクラウド レコーディング設定にしておく必要があります。
注: 画面共有中のクラウド レコーディングでは、アクティブ スピーカーのみキャプチャされます。
モバイルアプリで使用できるレイアウトは、概ねデスクトップ クライアントやウェブ クライアントと同じですが、モバイル デバイスのカメラと画面はアスペクト比が狭いため、表示が少々異なり、ビデオまたは共有画面の左右に黒いバーが加わります。 同じように、使用デバイスが縦型と横型のどちらで使用されているかによっても、表示に影響が出ます。
スピーカー ビューでは、アクティブ スピーカーのビデオのレコーディングのみ行われ、発言する参加者が変わるたび、追従してレコーディングされる参加者が変化します。
ギャラリー ビューでは、参加者のビデオのグリッド レイアウトがレコーディングされます。
注:
参加者の誰かがミーティング中に画面共有を開始すると、参加者全員に表示される共有コンテンツがクラウド レコーディングにキャプチャされます。 画面共有が停止すると、レコーディングは選択されているビデオ レイアウトに戻ります。
レコーディングのレイアウトは、数種類のウェブ ポータルのクラウド レコーディング設定(具体的には [共有画面でアクティブ スピーカーをレコーディングする] 設定、[共有画面でギャラリー ビューをレコーディングする] 設定、[共有時にサムネイルをレコーディングする] 設定)に応じて、数種類のバリエーションがあります。詳細は以下のとおりです。
注: モバイルで画面を共有するときは、ほかの参加者とレコーディング結果を考慮し、画面とアスペクト比をできる限り大きく使用するために、電話を横向きにして使用するよう Zoom は推奨しています。
このレイアウトでは、共有画面または共有ウィンドウのみがキャプチャされ、参加者のビデオのビューは一切取り込まれません。
結果として、自分の画面を共有している参加者とホストは、ミーティング開始前に以下のクラウド レコーディング設定にしておく必要があります。
このレイアウトでは、共有画面がキャプチャされるとき、共有コンテンツの横に表示されるアクティブ スピーカーのビデオのサムネイルも一緒に取り込まれます。
結果として、自分の画面を共有している参加者とホストは、ミーティング開始前に以下のクラウド レコーディング設定にしておく必要があります。