サードパーティプロバイダーによるメッセージのアーカイブ
Zoomは別のメッセージアーカイブプラットフォームを利用できるよう、Global RelayおよびSmarshと連携しています。これらのプロバイダーでは、チャットを介して転送されたZoom Team Chatのメッセージとファイルを保存できます。メッセージとファイルをサードパーティプロバイダーのみで保存することも、サードパーティプロバイダーとZoomの両方で保存することもできます。現在、この連携はミーティング外のチャットメッセージのみサポートしています。
設定完了後、ZoomはGlobal RelayまたはSmarshに1日に1度メッセージとファイルを送信します。サードパーティストレージはZoomアカウント全体に対して使用され、グループまたはユーザーに対して個別に有効にすることはできません。
サードパーティのアーカイブサービスでメッセージアーカイブを設定するための要件
- Global Relay: Global Relayの担当者またはサポートから受け取ったSMTP送信先アドレス
- Smarsh: 承認済みチャネルトークン
- アカウントオーナーまたは管理者特権
- 無効にしたチャット暗号化(有効な場合、メッセージを読み取ることができません)
サードパーティプロバイダーに連絡してZoomメッセージのアーカイブを設定し、必要な設定の詳細を取得します。
サードパーティのメッセージアーカイブを有効にする方法
最初にアカウントレベルで [サードパーティアーカイブサービスにデータを送信する] を有効にすると、各グループの設定を有効にできます。
アカウント
- アカウント設定の編集特権を持つ管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[アカウント管理]、[アカウント設定] の順にクリックします。
- [Team Chat] タブをクリックします。
- [ストレージ] で、[サードパーティアーカイブサービスにデータを送信する] トグルをクリックして有効または無効にします。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして変更を確認します。
- ドロップダウンリストからサードパーティプロバイダーを選択して設定を入力します。
- Global Relay
- SMTP送信先アドレス: Global Relayの担当者またはサポートから受け取ったSMTP送信先アドレスを入力します。
- ユーザー名: Global Relayのユーザー名を入力します。
- パスワード: Global Relayのパスワードを入力します。
- Smarsh
- 承認済みチャネルトークン: 承認済みチャネルトークンを入力します。
- [保存] をクリックします。
グループ
注: 最初に [アカウント設定] で [サードパーティアーカイブサービスにデータを送信する] を設定する必要があります。アカウントレベルで設定していない場合、アカウントレベルで有効にして設定するよう求められます。特定のグループがサードパーティプロバイダーでTeam Chatのメッセージをアーカイブする必要がある場合、後でアカウントレベルでこの設定を無効にできます。
- [グループ] に対する編集特権を持つ管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ユーザー管理]、[グループ] の順にクリックします。
- リストから該当するグループ名をクリックします。
- [Team Chat] タブをクリックします。
- [ストレージ] で、[サードパーティアーカイブサービスにデータを送信する] トグルをクリックして有効または無効にします。
| アカウントレベル |
グループレベル
|
| アカウント設定のロック | 設定のステータス | 設定のステータス |
グループ設定の許可
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| なし | 有効 | 有効 / 無効 | あり |
| いいえ | 無効 | 有効 / 無効 | あり |
| あり | 有効 | 有効 | いいえ |
| あり | 無効 | 無効 | いいえ |