手動字幕の管理
Zoom には、Zoom Meetingsやウェビナーでビデオカンファレンスのバーチャル字幕を表示するためのオプションが幅広く用意されています。これは、参加者が会話をスムーズに追えるようにしたり、アクセシビリティ要件を満たしたりするために使用される場合があります。
ミーティングでは、ホスト、またはホストが割り当てた別のミーティング出席者が手動で字幕を提供できるほか、統合されているサードパーティの字幕サービスを利用して字幕を提供することもできます。さらに、Zoomの自動字幕(別名ライブ文字起こし)機能を使用して、字幕設定から字幕を自動的に提供することも可能です。同様のオプションはウェビナーでも利用できますが、手動の字幕を提供できるのは、ホストまたはパネリストのみです。このような字幕は、Zoom Roomsでも表示できます。
参加者や出席者として字幕やライブ文字起こしを表示する方法については、ユーザーガイドを参照してください。
手動字幕作成の要件
手動字幕を始める方法
Zoomのミーティングまたはウェビナーで手動字幕を開始する
- 主催しているZoomミーティングまたはウェビナーを開始します。
- ミーティングコントロールツールバーで、[字幕を表示] アイコン
の横にある上向き矢印アイコン
をクリックします。 - [ホストコントロール] で、[手動字幕を設定] をクリックします。
- [手動字幕を有効にする] で、[オン] を選択してください。
- 以下のオプションから選択します。
- 入力する人の割り当て: ミーティング中に参加者が字幕を入力できるように割り当てます。
- 私が入力します: 自分が手動で字幕を入力する場合、字幕ウィンドウが開きます。
- APIトークンをコピー: サードパーティの字幕サービスに提供できるURLをコピーして、サービスをミーティングに統合します。注: 上記で [手動字幕を有効にする] が無効になっている場合、これらのオプションはグレー表示になります。
参加者に字幕の入力を割り当てる
ホストとして参加者に字幕の入力を割り当てるには:
- Zoomのミーティングまたはウェビナーを開始します。
- 手動字幕を開始します。
- [参加者に入力を割り当て] をクリックすると、
[参加者] パネルが表示されます。 - 字幕を入力してほしい参加者を見つけ、その名前にマウスを重ねます。
- more-button.png[その他
] をクリックします。 - [字幕入力の割り当て] を選択します。
注:このオプションは、手動字幕を有効にしない限り表示されません。
字幕を入力する機能をホストから割り当てられると、割り当てられた参加者のミーティングコントロールに通知が表示されます。参加者として字幕を入力するには:
- ミーティングコントロールで、[字幕を表示] アイコンの横にある上向き矢印アイコン
をクリックし、
[字幕ウィンドウを表示] オプションを選択します。
字幕入力ボックスが開きます。 - 字幕入力ボックスに字幕を入力します。
入力した字幕は、字幕を表示しているすべての参加者にリアルタイムで表示されます。
ブレイクアウトルームで手動字幕を使用する方法
ブレイクアウトルームセッションを開始した後も、参加者はミーティングコントロールツールバーの [字幕を表示]
をクリックして、字幕を確認できます。ミーティングのホストがブレイクアウトルームで字幕を使用したいという場合は、サードパーティの字幕サービスを使用することをおすすめします。
参加者に字幕の入力を依頼する場合は、ブレイクアウトルームセッションを開始する前に、字幕入力の権限を割り当ててください。
注: ミーティングで割り当てられる字幕入力の参加者は1人だけなので、字幕を使用するブレイクアウトセッションは1つのみになります。