ADFS で Zoom を設定

概要

ADFS(Active Directory Federation Services)を使用したシングル サインオン(SSO)でログインするように自分のアカウントを設定できます。 SAML マッピングを使用して、ADFS 設定に基づくライセンス、グループ、ロールをユーザーに割り当てることができます。 シングル サインオンの詳細を読む

この記事の内容:

前提条件

: 承認済みの関連ドメインがない場合、ユーザーは自動的に送信されるメールを通じてアカウントにプロビジョニングされていることを確認する必要があります。 プロビジョニングは、承認されたドメインに該当するユーザーに対して、メールによる確認を行わずに行われます。

Zoom で設定

  1. https://[SERVER]/FederationMetadata/2007-06/FederationMetadata.xml でADFS の XML メタデータを検索し、ダウンロードまたは閲覧します
    *[サーバー]: 自分の ADFS サーバー(adfs.example.com など)
  2. [Zoom 管理者] ページで [シングル サインオン] をクリックすると [SAML] タブが表示されます
  3. 次の情報を [SAML] タブのオプションに入力します

ADFS で設定

  1. ADFS サーバーにログインします
  2. ADFS 2.0 MMC を開きます
  3. 証明書利用者の信頼を追加します。
    オンラインまたはローカル ネットワークで発行された証明書利用者に関するインポート データを選択
    フェデレーション メタデータ アドレス:   https://YOURVANITY.zoom.us/saml/metadata/sp 
  4. 表示名(「Zoom」)を追加し、デフォルトの設定をそのまま使用してウィザードを終了します
  5. 次の 2 つの要求ルールを追加します

設定後

設定の手順が完了したら、指定した設定に沿って Active Directory 内のユーザーがだれでもサインインできるようになっています。 テストするため、http://YOURVANITY.zoom.us を訪問して [サインイン] を選択します。

トラブルシューティングのヒント

Google Chrome または Firefox を使用したサインインができない場合

Chrome または Firefox を使用したサインインができず、ADFS サーバーのイベント ビューアに「監査失敗」イベントが表示され、「ステータス: 0xc000035b」と付記されている場合は、[拡張保護] をオフにする必要があります。 Chrome と Firefox は ADFS の拡張保護機能をサポートしていません(IE はサポート)。

  1. IIS マネージャーを起動します
  2. 左のパネルで [サイト] > [デフォルトのウェブサイト] > [ADFS] > [LS] の順に移動します
  3. [認証] アイコンをダブルクリックします
  4. Windows 認証をダブルクリックします
  5. [詳細設定] を選択します
  6. [拡張保護] をオフにします