自動字幕の管理


Zoom には、Zoom Meetings やウェビナーでビデオ カンファレンスのバーチャル字幕を表示するためのオプションが幅広く用意されています。これらのオプションを有効にして参加者が使用することで、会話が理解しやすくなり、さらにアクセシビリティ要件にも対応できます。

ミーティングでは、ホスト、またはホストが割り当てた別の参加者が手動で字幕を提供できるほか、統合されているサードパーティの字幕サービスを利用して字幕を提供することもできます。さらに、Zoom の自動字幕機能(別称: ライブ文字起こし)を使用して、字幕を自動的に提供することも可能です。 これらと同じオプションがウェビナーでも利用できますが、手動の字幕を提供できるのは、ホストまたはパネリストのみです。 これらの字幕オプションは、Zoom Rooms でも表示できます。  

現在サポートされている言語:

参加者や出席者として字幕やライブ文字起こしを表示する方法について詳しくは、ユーザーガイドをご覧ください。

自動字幕を使用するための前提条件

Zoom Meetings の場合

Zoom Webinars の場合

*注: 英語以外の言語に対する自動字幕をサポートするには、クライアント バージョン 5.11.9 以降が必要です。

リアルタイム文字起こしの制限事項

手動やサードパーティの字幕サービスで字幕を提供できない場合、Zoom の自動ライブ文字起こし機能を使用することが可能ですが、実際の使用には制限があります。 自動字幕の精度は、以下のようなさまざまな要因に左右されます(これに限定されません)。

このような制限があるため、規定遵守やアクセシビリティを目的とした音声認識サポートを必要とするミーティングやウェビナーでは、所定の正確度を保証できる手動の字幕作成やサービスを利用することをおすすめします。

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自動字幕の開始方法

Zoom のミーティングまたはウェビナーで自動字幕を開始するには:

  1. 主催する Zoom のミーティングまたはウェビナーで、字幕の表示 をクリックします。
    これにより自動字幕の生成が開始され、ビデオ ウィンドウに表示されます。

会話言語の選択

自動字幕を使用する場合、英語がデフォルトの言語ですが、他の言語を選択することもできます。 言語を選択することで、会話に使用する言語がシステムに通知され、その言語で字幕が生成されます。 ユーザーが言語 A で話しているが、Zoom では言語 B を想定している場合、生成される字幕が不正確になります。

  1. 字幕の表示 オプションの横にあるミーティング コントロールで、矢印 をクリックします。
  2. [会話言語] オプションを選択して、字幕に使用できる他の言語を表示します。
    言語を選択すると、Zoom は選択した言語で会話の文字起こしを開始します。

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参加者がライブ文字起こしの有効化をリクエストする方法

ミーティングやウェビナーの参加者も、セッション中に自動字幕の有効化をリクエストできます。 この機能はミーティング コントロールで使用できます。口頭やチャットでリクエストしなくてもよいため、セッションが中断されません。

  1. ミーティングまたはウェビナーをホストとして開始します。
  2. 参加者または出席者が、ライブ文字起こしの有効化をリクエストすると、そのリクエストが表示されます。 このリクエストは匿名でできるため、リクエストを出した参加者の名前が表示されない場合もあります。
  3. 次のいずれかのオプションを選択します。

Windows または macOS デスクトップ クライアントをお使いのホストは、参加者がリクエストを出せないように設定することもできます。

  1. ミーティングまたはウェビナーのホストとしてライブ文字起こし をクリックします。
  2. [参加者がライブ文字起こしをリクエストすることを許可する] を無効にします。 無効にすると、参加者や出席者がリクエストを出せなくなります。