Zoom Meetingsのパスコード管理
ミーティングは、セキュリティを強化するためにパスコードを要求することがあります。パスワードは、個々のミーティングレベルで設定することも、ユーザー、グループ、アカウントレベルで、すべてのミーティングやウェビナーに対して有効にすることもできます。参加者は、ミーティングに参加する前にパスコードを入力する必要があります。アカウントオーナーと管理者は、パスコード設定をロックしてアカウントのすべてのミーティングとウェビナーにパスコードを要求できます。また、パスコードの最小要件も設定できます。
アカウントのすべてのユーザーまたはユーザーグループにミーティングのパスコードの設定を適用する場合は、有効にした後に設定をロックする必要があります。設定が有効であってもロックされていない場合、ユーザーは個人の設定でその設定を無効にできます。
次の設定は、パスコードで利用可能です。
- 新規ミーティングのスケジュール時にパスコードを必須にする
- (オプション)すでにスケジュールされたミーティングにパスコードを要求する
- インスタントミーティングのパスコードを必須にする
- パーソナルミーティングID(PMI)のパスコードを必須にする
注: 次でパスワードを必須にすることを選択できます。
- ホストの前に参加が有効になっているPMIミーティングのみ
- すべてのPMIミーティング
- ワンクリックで参加できるように招待リンクにパスコードを埋め込む
- 電話で参加する参加者にパスコードを要求する
さらに、Zoom Roomsには考慮すべき2つの設定があります。
- ミーティングリストからミーティングに参加する場合にパスワードを回避するは、ルームは手動によるミーティングパスコードの入力を必要とせずに、ミーティングリストからミーティングに参加できます。ルームのカレンダーに送信されるミーティング招待状にパスコードを含める必要があります。
- ルームミーティングIDパスコードを有効にすると、インスタントミーティングを含むすべてのZoom Roomsミーティングがパスワードで保護されます。
注:
- 2022年9月以降、Zoomではシングルライセンスユーザー、2つ以上のライセンスを持つプロアカウント、10~100件のライセンスを持つビジネスアカウントによるすべてのミーティングでパスコードまたは待機室が義務付けられています。ミーティングパスワード(パスコード)は、すべての無料アカウントにすでに適用されています。
- ミーティングに電話やルームシステムからの参加者がいる場合は、招待メールに記載される英数字のパスコードに、ダイヤルイン用の数字のパスコードが含まれます。
- 長さなど、パスコードの複雑さを調整しても、以前に予定されていたスケジュールミーティングには影響しません。既存のミーティングでは元のパスコード設定が保持されるため、ミーティングの招待状は有効なままになります。変更は、更新後にスケジュールされた新しいミーティングにのみ適用されます。
- [新しいミーティングをスケジュールする際にパスコードを要求する] の設定を有効にしても、時間の固定されていない定期的なミーティングを除き、すでにスケジュールされているミーティングやPMIミーティングには影響しません。時間の固定されていないミーティングは、基本的に提供されたミーティングIDのプレースホルダーであり、実際には特定の日時にスケジュールされているわけではありません。ホストが時間の固定されていないミーティングを開始すると、即座にスケジュールされ開始されるので、パスコード要件に引っかかってしまいます。そのため、中断や混乱を避けるために、次回に予定されているミーティングの前に、時間の固定されていないミーティングを編集し、パスコードを設定して予定参加者と共有することをおすすめします。
Zoom Meetingsパスコードを管理するための要件
- アカウントのすべてのミーティングにパスコードを要求するためのアカウントオーナーまたは管理者特権
- ベーシック、プロ、ビジネス、エンタープライズ、または教育機関向けのアカウント
Zoom Meetingsのパスコード設定を有効にする方法
アカウント
以下の方法で、アカウントのすべてのユーザーのパスコード設定を有効にします。
- アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで [アカウント管理] をクリックし、[アカウント設定] をクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [セキュリティ] で、アカウントに使用するパスコード設定が有効になっていることを確認します。
設定が無効になっている場合は、トグルを切り替えて有効にします。確認ダイアログが表示されたら、[有効にする] をクリックして、変更を確定します。 - (オプション)この設定をアカウントの全ユーザーに対して必須にする場合は、ロックアイコンをクリックし、[ロック] をクリックして設定を確定します。この設定がロックされていない場合、ユーザーは個人設定で無効にすることができます。
グループ
以下の方法で、ユーザーのグループのパスコード設定を有効にします。
- アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ユーザー管理]、[グループ] の順にクリックします。
- リストから該当するグループ名をクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [セキュリティ] セクションで、このグループに使用するパスコード設定が有効になっていることを確認します。
設定が無効になっている場合は、トグルを切り替えて有効にします。確認ダイアログが表示されたら、[有効にする] をクリックして、変更を確定します。 - (オプション)グループのすべてのユーザーにこの設定を必須にするには、ロックアイコン
をクリックしてから、[ロック] をクリックして設定を確定します。この設定がロックされていない場合、ユーザーは個人設定で無効にすることができます。
ユーザー
以下の方法で、自分用にパスコード設定を有効にします。
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[設定] をクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [セキュリティ] で、ミーティングに使用するパスコード設定が有効になっていることを確認します。
設定が無効になっている場合は、トグルを切り替えて有効にします。確認ダイアログが表示されたら、[有効にする] をクリックして、変更を確定します。
注: オプションがグレー表示されている場合は、グループレベルまたはアカウントレベルでロックされているため、Zoom管理者に連絡する必要があります。
アカウント設定でパスコードの複雑さの要件を設定する方法
- アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションパネルで、[アカウント管理]、[アカウント設定]の順にクリックします。
- [セキュリティ] で、[パスコードの要件] を探します。
- アカウントで有効にするパスコードの要件を選択します。
スケジュールミーティングのパスコードを編集する方法
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ミーティング] をクリックします。
- パスコードを更新するミーティングのトピックをクリックします。
- [編集] をクリックします。
- [セキュリティ] セクションで、[パスコード] チェックボックスが選択されていることを確認し、パスコードを編集します。
待機室と参加するには認証が必要を有効にすることもできます。 - [保存] をクリックします。
パーソナルミーティングID(PMI)のパスコードを編集する方法
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ミーティング] をクリックします。
- [パーソナルルーム] タブをクリックします。
- [編集] をクリックします。
- [セキュリティ] セクションで、[パスコード] チェックボックスが選択されていることを確認し、パスコードを編集します。
注: 待機室と参加するには認証が必要を有効にすることもできます。 - [保存] をクリックします。