固定電話のプロビジョニングの概要

この記事では、Zoom Phone 固定電話のプロビジョニングを始める上でのポイントを説明します。 ここでは、プロビジョニング プロセスの概要と、詳細な関連記事へのリンクを記載しています。

以下に示す固定電話のプロビジョニング プロセスに従ってください。

  1. サポート対象の固定電話を検索する方法
  2. 固定電話を Zoom ウェブポータルに追加する方法
  3. プロビジョニング プロセスを開始する方法
  4. プロビジョニング済み電話機をカスタマイズする方法
  5. プロビジョニングに関する問題をトラブルシューティングする方法
  6. ゼロタッチ プロビジョニング URL

(1)サポート対象の固定電話を検索する方法

Zoom Phone は、さまざまなモデル(Polycom、Yealink、Cisco、AudioCodes、Grandstream)をサポートしています。 これらのモデルは、一部の電話機能しかサポートしていないことにご注意ください。

: お使いの電話機がゼロタッチ プロビジョニングをサポートしていることをご確認ください。

(2)固定電話を Zoom ウェブポータルに追加する方法

サポート対象の固定電話を用意したら、まず電話機を Zoom ウェブポータルに追加します。

: 新しい電話機を初めて起動する前、または以前に使用した電話機を工場出荷時設定にリセットする前に、必ず電話機を Zoom ウェブポータルに追加してください。 電話機のモデル名と MAC アドレスは、電話機の下部または背面にあるラベルに記載されています。

(3)プロビジョニング プロセスを開始する方法

: 初めてアナログ電話アダプター(ATA)を設定する際、ATA では 1 件以上の内線が ATA に割り当てられるまでオンライン ステータスが表示されない旨を通知する情報メッセージが届きます。

電話機に応じて、2 つのプロビジョニング方法があります。

ゼロタッチ プロビジョニング

ゼロタッチ プロビジョニングをサポートする電話機の場合、電話機を自動でプロビジョニングできます。電話機のウェブ インターフェースでプロビジョニングを設定する必要はありません。

:

補助プロビジョニング

ゼロタッチ プロビジョニングで問題が発生する場合や、お使いの電話機がサポート対象外である場合は、次の手順を実行する必要があります。

  1. 電話機を工場出荷時設定にリセットし、電話機のファームウェアをアップグレードします。 AudioCodes M500LiCiscoPoly または Yealink の手順に従ってください。
  2. 電話機のウェブ インターフェースにアクセスし、プロビジョニングを設定します。 AudioCodes M500LiCiscoPolycom または Yealink の補助プロビジョニングの手順を行います。

: プロビジョニング完了後、Poly と Yealink の電話機のファームウェアが最新のサポート対象バージョンに自動更新されます。また、Cisco の電話機は再起動する必要があります。 デフォルトでは、Poly と Yealink のデバイスは再起動なしで新しいプロビジョニングを受け取るよう設定されています。 ただし、設定の変更によってはデバイスを再起動しなければならない場合があります。

プロビジョニング済み電話機をカスタマイズする方法

プロビジョニング完了後、次の方法で電話機をカスタマイズできます。

管理者またはユーザー

管理者専用

プロビジョニングに関する問題をトラブルシューティングする方法

固定電話をプロビジョニングできない場合は、次のトラブルシューティングをお試しください。

ゼロタッチ プロビジョニング URL

ほとんどの認定デバイスは、製造会社をベースとした単一の ZTP URL を使用しています。

製造会社ZTP URL

AudioCodes

https://provpp.zoom.us/api/v2/pbx/provisioning/audiocodes

Cisco

https://provcp.zoom.us/api/v2/pbx/provisioning/cisco/spacfg.xml?mac=$MAC
Poly
https://provpp.zoom.us/api/v2/pbx/provisioning/polycom
Yealink
https://provyp.zoom.us/api/v2/pbx/provisioning/yealink

 

: 単一の ZTP URL は Poly OBi シリーズ ATA や D230 DECT の電話機ではサポートされていません。