ZDMを使用してZoom Roomデバイスをリモートでアップグレードする
Zoomデバイス管理サービス(ZDM)に登録されている場合、管理ポータルから多くのデバイスのZoomアプリ、オペレーティングシステム(OS)、ファームウェアをアップグレードできます。サポート対象のデバイスでZoomアプリをダウングレードすることもできます。
注: Zoom RoomsおよびZoom Phone専用ハードウェアでサポートされているプロセスをご覧ください。
ZDMを使用してデバイスをアップグレードするための要件
- アカウントオーナーまたは管理者特権
- ZDMに登録済みのデバイス
- Windows版Zoom Room(アプリにサインイン済み)
- macOS版Zoom Room(アプリにサインイン済み)
- Apple Business Managerに登録済みのmacOS版Zoom Room
- iPad版Zoom Roomsコントローラ:
- 監視モードであること(Apple Business Managerに登録すると自動的に「監視モード」に設定されます)
- App Storeでの自動更新が無効であること
- デバイスのパスコードが設定されていないこと
注:
ZDMでZoomアプリをアップグレードおよびダウングレードする方法
[ルーム管理] からZoomアプリをアップグレードする
[ルーム管理] から Zoom アプリをダウングレードする方法の詳細は、こちらの説明からご確認ください。
[デバイス管理] からZoomアプリをアップグレードする
注:
- デバイス上のZoomアプリの更新を自動化するには、[アプリの自動更新] 設定を有効にします。
- 最新バージョン、1つ前のバージョン、または2つ前のバージョンから選択して、Zoom Roomデバイスを更新できます。
- 新しいホワイトボード機能を使用するには、WindowsベースのZoom Roomsを64ビット版のZoom Roomアプリに更新する必要があります。
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[デバイス管理]、[デバイスリスト] の順にクリックします。
- [デバイス] タブをクリックします。
- [すべての管理対象デバイス] で、[ZDMに登録済み] を選択し、次の操作を行います。
1 つのデバイスでアプリを更新する場合は、更新するデバイスを選択します。
- 目的のデバイスを特定します。
- アプリのバージョンの右側で、上矢印をクリックしてアップグレードします。
- リリースノートボックスの左下で、ボックス内にあるドロップダウンメニューの矢印をクリックし、Zoom Roomアプリケーションを更新するバージョンを選択します。
- [アップグレード] をクリックします。
複数のデバイスでアプリを更新する場合は、更新したいデバイスを選択します。
- 目的のデバイスを選択します。
- 右上にある [アップグレード] をクリックします。
- [アプリ] を選択します。
- [アプリのアップグレード] ポップアップダイアログウィンドウで、ボックス内のドロップダウンメニューの矢印をクリックし、Zoom Roomアプリケーションを更新するバージョンを選択します。
注: 同じ種類のデバイスでアプリを更新する場合は、そのデバイスの種類に対応するリリースノートが表示されます。 - [アップグレード] をクリックします。
Windows版Zoom Roomクライアントを32ビットから64ビットに更新する場合は、次の操作を行います。
- 目的のデバイスを選択します。
- デバイス名の右端にある3点リーダー [
] をクリックし、[アプリのアップグレード] をクリックします。 - ダイアログボックスで、[詳細] をクリックし、[64ビットクライアントのアップグレード] にチェックを入れます。
- [アップグレード] をクリックします。
[ルーム管理] からZoomアプリをダウングレードする
[ルーム管理] から Zoom アプリをダウングレードする方法の詳細は、こちらの説明からご確認ください。
[デバイス管理] からZoomアプリをダウングレードする
注: 現時点では、Zoom RoomsコントローラおよびAndroidデバイスでZoomアプリをダウングレードすることはできません。
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[デバイス管理]、[デバイスリスト] の順にクリックします。
- [デバイス] タブをクリックします。
- ZoomアプリをダウングレードするZoom Roomコンピュータを特定します。
- デバイスの右端にある省略記号
をクリックし、[アプリのダウングレード] を選択します。 - [ダウングレード] ポップアップダイアログウィンドウで、ボックス内のドロップダウンメニューの矢印をクリックし、Zoom Roomアプリケーションをダウングレードするバージョンを選択します。
- [ダウングレード] をクリックします。
ZDMでOS / ファームウェアをアップグレードする方法
[デバイス管理] からOS / ファームウェアをアップグレードする
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[デバイス管理]、[デバイスリスト] の順にクリックします。
- 1つのデバイスでOS / ファームウェアを更新する場合は、更新するデバイスを選択します。
- デバイスの右端にある3点リーダー [
] をクリックし、[OSのアップグレード] を選択します。 - 複数のデバイスでOS / ファームウェアをアップグレードする場合は、アップグレードするデバイスを選択します。
- 右上にある [アップグレード] をクリックしてから、[プラットフォームOS] をクリックします。
- ポップアップウィンドウで [アップグレード] をクリックして確定します。
注: OS / ファームウェアの更新を自動化するには、[OS / ファームウェアの自動更新] 設定を有効にします。
更新にかかる時間
更新を有効にするには、Zoom Roomがオンラインかつサインイン済みで、ミーティング中ではない必要があります。
| | Zoom Roomアプリ* | OS / ファームウェアの更新 |
| Windows | 最大1時間(アプリのダウンロードからインストール開始まで最大15分) | 未対応 |
| macOS | 最大1時間(アプリのダウンロードからインストール開始まで最大15分) | すぐにダウンロードされますが、ユーザーはインストールを確認してデバイスを再起動する必要があります。 |
| Android | ダウンロードからインストール開始まで最大1時間 | すぐにダウンロードしてインストール |
| iOS | App Storeからすぐにダウンロードしてインストール | すぐにダウンロード、インストールしてから、デバイスを再起動 |
*アプリが利用可能である必要があります。