アプリに共有アクセス権限へのアクセスを許可する

アカウントのユーザーに別のユーザー情報への共有アクセスが付与されている場合(スケジュール特権を持っている、管理者またはその他のカスタムロールが付与されているなど)、それらのMarketplaceアプリも別のユーザーに代わって動作させるために権限設定を拡張しなければならない場合があります。こうしたアクセスやその許可方法を容易に理解できるよう、Zoomでは新しい権限タイプを追加して、自身とその他のユーザーの情報とプライバシーを制御できるようにしています。

アプリに共有アクセス権限を許可するための要件

インストールするアプリに共有アクセス権限を付与する:

アカウントのすべてのアプリの共有アクセス権限を確認する:

目次

アプリの承認時に共有アクセス権限を付与する方法

アプリをインストールし、アプリ開発者に自分に関する情報へのアクセスを許可する際に、他のユーザーから委任された追加情報をアプリが利用できる場合は、アプリ開発者にその拡張情報へのアクセスを許可するために追加のオプションを有効にできます。

  1. アプリのインストール後、アプリのデータアクセス権限を承認する必要があります。
  2. [このアプリに共有アクセス権限の使用を許可する] の隣のチェックボックスを選択し、拡張権限を許可します。
  3. [承認] をクリックしてインストールを完了します。

インストールしたアプリの権限を確認する方法

Marketplaceアプリをすでにいくつかインストールしていて、その共有アクセス権限の使用を確認および更新する場合は、個別のMarketplaceアプリのページから、または一括で [インストール済みアプリ] ページから行うことができます。

個別のMarketplaceアプリの場合

  1. Zoomアカウントにサインインし、[Zoom App Marketplace] を開きます。
  2. インストールしたアプリを検索し、当該アプリのMarketplaceページを開きます。
  3. 下にスクロールして [管理] セクションに移動し、[権限の更新] をクリックします。
  4. アプリへの共有アクセス権限を承認および調整するためのポップアップが表示されます。
    1. 共有アクセス権限をまだ許可していない場合は、[このアプリに共有アクセス権限の使用を許可する] の隣のチェックボックスを選択して拡張権限を許可し、[承認] をクリックします。
    2. 共有アクセス権限をすでに許可していて、このアクセスを取り消す場合は、[共有アクセス権限を取り消す] をクリックします。

インストールされているすべてのMarketplaceアプリの場合

  1. Zoomアカウントにサインインし、[Zoom App Marketplace] を開きます。
  2. [管理] をクリックします。
  3. 左側のナビゲーションメニューで、[インストール済みアプリ] を選択します。インストールした各アプリが一覧表示されます。
  4. [共有アクセス権限] 列に、各アプリのアクセス状態が一覧表示されます。[更新] をクリックして、これらの権限を許可または取り消します。
    1. 共有アクセス権限をまだ許可していない場合は、[このアプリに共有アクセス権限の使用を許可する] の隣のチェックボックスを選択して拡張権限を許可し、[承認] をクリックします。
    2. 共有アクセス権限をすでに許可していて、このアクセスを取り消す場合は、[共有アクセス権限を取り消す] をクリックします。

アカウント内のすべてのアプリの権限を確認する方法

アカウントオーナー、管理者、またはMarketplaceへの管理者アクセス権を備えたカスタムロールを持つユーザーは、アカウントのユーザーがインストールしたすべてのマーケットプレイスアプリを確認し、各アプリにどのようなタイプのアクセス権限が付与されているかを把握できます。

  1. Zoomアカウントにサインインし、[Zoom App Marketplace] を開きます。
  2. [管理] をクリックします。
  3. 左側のナビゲーションメニューで、[アカウントのアプリ] を選択します。このページには、ユーザーがアカウントにインストールしたすべてのアプリが一覧表示されます。
  4. 一覧にある任意のアプリをクリックします。
  5. [現在の登録利用者] タブに、このアプリをインストールした各ユーザーが一覧表示されます。[権限タイプ] 列には、このアプリが各ユーザーに対して持つ権限のタイプが一覧表示されます。

権限タイプ

各アプリには、3種類のデータアクセス権限のいずれかが付与されます。これらの権限は、各Marketplaceアプリが、そのアプリをインストールした各ユーザーのユーザーデータとアカウントデータにアクセスできる範囲を制御します。

よくあるご質問

インストール済みのすべてのアプリと統合を再承認する必要がありますか?

いいえ。すべてのアプリがその情報タイプにアクセスするよう設計されているわけではないため、共有アクセス権限へのアクセスが必要ないアプリもあります。

すべてのアプリの共有アクセス権限を一度に承認できますか?

いいえ。委任された拡張ユーザー情報にアクセスするための明示的な権限は、アプリごとに付与する必要があります。承認プロセス中に、この拡張アクセスをアプリに付与するオプションが提供されます。また、権限をすばやく確認して付与するため、インストールされているすべてのアプリを一度に表示することもできます。詳細については、上記のセクションを参照してください。

インストール済みの各アプリの権限を確認および調整するにはどうすればよいですか?

インストール済みのすべてのアプリの権限は、Marketplaceの [インストール済みアプリ] ページで確認および更新できます。詳しくは上記のセクションをご参照ください。

管理者は、すべてのユーザーの共有アクセス権限を確認できますか?

はい。管理者は、アカウントにアプリをインストールしている各ユーザーに対して、各アプリが持つアクセス権限のタイプを閲覧できます。管理者には、ユーザー(アプリはそのユーザーに関連する情報にのみアクセス可能)、共有アクセス権を持つユーザー(アプリはそのユーザーとそのユーザーに委任された他のユーザーに関連する情報にアクセス可能)、または管理者(アカウントレベルのデータへのアクセス)のいずれかが表示されます。詳細については、権限タイプセクションを参照してください。

各アプリは他のユーザーのデータをどのように扱いますか?そのデータをどのように処理、保存するのですか?

各アプリには独自の権限範囲とプライバシーポリシーがあり、それぞれのアプリの [Marketplace] ページで確認できます。管理者は事前承認プロセス中に、また各ユーザーはアプリを使用するためにインストールする際に、これらを確認することをお勧めします。事前承認プロセスの詳細については、「Marketplaceの管理者による管理」を参照してください。

アプリ開発者として、連携で何か変更する必要がありますか?

いいえ、現在のところ、連携や権限の範囲を変更する必要はありません。詳細については、開発者向けAPI リファレンスガイド(英語)を参照してください。