画面共有の詳細設定の管理
Zoom デスクトップ クライアントには、画面共有に関する詳細オプションが備わっています。共有コンテンツを詳細に制御できるだけでなく、トラブルシューティングに役立つ設定もご用意しています。
注: これらの機能は、テクノロジーに精通した上級ユーザーを想定しています。 デバイスのハードウェアやソフトウェアの設定の知識なしに、これらのオプションを切り替えると、ユーザー体験のレベルが低下する可能性があります。 このオプションより基本的な画面共有の設定をお求めの方は、デスクトップ クライアントまたはモバイルアプリの設定変更についての詳細情報をご覧ください。
画面共有の詳細設定を行うための前提条件
- Zoom デスクトップ クライアント
- Windows: 5.3.0(52651.0920)以降
- macOS: 5.3.0(52651.0920)以降
- Linux: 5.3.465578.0920 以降
画面共有の詳細設定にアクセスする方法
- Zoom デスクトップ クライアントにサインインします。
- プロフィール画像をクリックし、[設定] をクリックします。
- [画面共有] タブをクリックします。
- [詳細] をクリックします。
- 次のオプションが使用できます(OS によって異なる場合があります)。
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画面共有を __ フレーム/秒に制限(Windows、macOS、Linux): 画面共有のフィードを特定のフレーム / 秒に制限します。 画面共有の帯域幅要件を満たしていない場合に有効にすることができます。
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共有コンテンツの周囲に緑色のボーダーを表示(Windows、macOS、Linux): 画面共有の際、どの画面が共有されているかを識別できるように、デスクトップ / モニターの画面の端に緑色のボーダーが表示されます。
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選択したアプリ ウィンドウのみを共有(macOS)
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画面共有に TCP 接続を使用(Windows、macOS、Linux): 共有画面のコンテンツが表示されない場合、あるいは他のユーザーに共有画面のコンテンツが表示されない場合、このオプションを有効にします。
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ビデオ共有の最適化(macOS): ビデオカード上のハードウェア デコーダーを使用して、画面共有時の CPU 使用率を節約します。
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画面キャプチャ モード: 画面共有のために画面をキャプチャする方法を指定します。 この設定を変更すると、一部のコンテンツ(ドロップダウン メニューやモーダルなど)が共有されなくなる可能性があります。
- 自動(デフォルト): Zoom は、画面共有に使用する最適な方法を自動的に選択します。
- ウィンドウ フィルタリングでキャプチャ: この方法では、Zoom デスクトップ クライアントのウィンドウを表示せずに画面を共有することができます。
- ウィンドウ フィルタリングで高度な共有: この方法では、画面を共有し、モーション検知(ウィンドウを動かしたり、ムービーを再生したりしたとき)を備え、Zoom デスクトップ クライアントのウィンドウは表示されません。
- ウィンドウ フィルタリングなしで高度な共有: この方法では、画面を共有し、モーション検知(ウィンドウを動かしたり、ムービーを再生したりしたとき)を備え、Zoom デスクトップ クライアントのウィンドウを表示します。
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レガシー / 以前のオペレーティング システム: このオプションは、最新の Windows または macOS オペレーティング システムを使用していない場合、または特定のビデオ ドライバがない場合に適用できます。 このオプションを有効にしていない場合、ホストが画面を共有している間、参加者の画面に空白の画面が表示されることがあります。
注: [画面共有中に Zoom ウィンドウを表示] が有効になっている場合、画面キャプチャ モードがその設定を上書きします。 -
ウィンドウ フィルタリングで共有(Windows): 選択すると、ウィンドウ内のコンテンツのみが共有されます。 ウィンドウの最小化 / 最大化や移動など、移行中にバックグラウンドで操作される可能性があるコンテンツは、共有されません。
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ハードウェア アクセラレーションを以下に対して使用(Windows):
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画面共有: 共有画面の表示に関する問題が報告された場合は、このオプションを無効にします。
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共有画面またはホワイトボードの注釈: 共有画面で注釈がつけられない場合は、このオプションを無効にします。
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ビデオ共有の最適化: ビデオカード上のハードウェア デコーダーを使用して、画面共有時の CPU 使用率を節約します。