最大 25 人のビデオ参加者を単一のバーチャル背景の上に配置することによって、クラス、カンファレンス ルームの雰囲気を再現します。 参加者には、提供された背景が自動的に設定され、ホストは必要に応じて設定を調整できます。 ホストはまた、自身のカスタム背景を使用して、独自のシーンを演出できます。 このためにバーチャル背景機能を使用する必要はありませんが、全員がこの機能を持っていると実に上手く機能します。
ウェビナーで使用すると、このバーチャル背景を使用してホストとパネリストが一緒に配置され、出席者はその様子を視聴できます。
使用している Zoom デスクトップ クライアント、モバイルアプリ、Zoom Rooms のバージョンがイマーシブ ビューをサポートしていない参加者には、ほかの参加者が [ギャラリー ビューまたはスピーカー ビュー] のいずれか(どちらであれイマーシブ ビューを開始する前に使用していた方)で、黒い背景を伴って表示されます。 イマーシブ ビューを表示できるユーザーには、同じ出席者が各自のもともと使用していたバーチャル背景またはその他の背景で表示されます。 バーチャル背景のシステム要件を満たしていない参加者がこのシーンに配置された場合、丸いフレームに囲まれた状態で表示され、ビデオをオフにしている参加者はプロフィール画像で表示されます。
画面共有時は、イマーシブ ビューが終了し、共有画面に差し替えられます。 共有が終了すると、前回と同じ場所でイマーシブ ビューが再開します。
現在はイマーシブ ビューのローカル レコーディングのみサポートされています。 イマーシブ ビューの場合、イマ-シブ シーンのみがキャプチャされ、一方で他のビデオサムネイルはレコーディングされません。 クラウド レコーディングは、クラウド レコーディングの設定に応じて、ギャラリーまたはスピーカーのレイアウトで表示されます。
本記事では次の項目について説明します。
注: モバイルアプリもイマーシブ ビューに参加できますが、そのためにはユーザーがデスクトップ クライアントで開始する必要があります。
スタンダードなシーンがどれもニーズに合わない場合、カスタムシーンをアップロードすることもできます。 カスタムシーンには事前定義されたスペースがないため、使用する際はホストが手動で参加者を配置する必要があります。 カスタム背景がバーチャル背景の画像に必要な解像度とファイルタイプを満たしていると、最高の仕上がりになります。
イマーシブ ビューが開始するときは、そのシーンにおいてデフォルトで許容される数(以内)の参加者およびパネリストのビデオが、事前設定された場所に配置されます。
事前設定された場所がいっぱいになったとき、参加者全員をシーンの表示対象として選択していないとき、出席者が遅れて入室したときは、追加の参加者はイマーシブ シーンの上に配置されます。 ホストはこれらのビデオをシーンの上に残しておくこと、空いた場所にビデオをクリック&ドラッグすること、ビデオをクリック&ドラッグしてほかの誰かと入れ替えることができます。 事前設定された場所の近くにドロップしたビデオは、そのシーンで各ビデオに割り当てられているサイズで、その場所に入ります。