K-12 学校用の外部認証


概要

Zoom の認証プロファイルを使用することによって、16 歳未満の生徒は Zoom アカウントを作成することなく、安全かつ確実に Zoom ミーティングに参加できます。さらに、学校や学区以外のユーザーからの不正アクセスを防止できます。 外部認証を使用する場合、生徒は Zoom アカウントに入る必要はなく、学校のメールアドレスのみで参加できます。

この記事の内容:

前提条件

外部認証を構成する

ID プロバイダーで SAML 構成を設定した後、Zoom アカウントに新しい認証プロファイルを追加できます。

  1. アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーション パネルで、[アカウント管理][アカウント設定] の順にクリックします
  3. [ミーティングをスケジュールする] で 、[認証されているユーザーしかミーティングに参加できません] にスクロールします。
  4. [ミーティング認証オプション] の [構成を追加] をクリックします。
  5. [ミーティング認証オプション] の名前を入力します。
  6. [認証方法を選択してください]: [外部のシングル サインオン (SSO) にサインインします] を選択します。
  7. 残りのフィールドは、ID プロバイダーの構成に合わせてください。
  8. [保存] をクリックします。
    これ以降、アカウントのユーザーがミーティングをスケジュールするときには、[認証されているユーザーしかミーティングに参加できません] をチェックすると、この認証プロファイルが表示されます。
  9. (オプション) アカウントのすべてのユーザーに対してデフォルトでこの設定を有効にするには 、[認証されているユーザーしかミーティングに参加できません] の横にあるトグルをクリックします。 確認ダイアログが表示されたら、[オンにする] を選択して、変更を確定します。

: アカウントのすべてのミーティングまたは特定のグループに対してこの設定を必須にするには、アカウントまたはグループレベルで、設定の横にあるロック アイコンをクリックします。

GSuite で外部認証を構成する

Azure で外部認証を構成する

生徒のログイン

生徒が Zoom ミーティングに参加しようとすると、このミーティングの対象者は権限のある参加者のみであるというメッセージが表示されます。 生徒は [サインインして参加] をクリックします。

その後、生徒の SSO プロバイダと SSO 経由でサインインするためにウェブブラウザにリダイレクトされます。 サインインすると、正しい名前とメールアドレスでミーティングに参加できます。

よくあるご質問(FAQ)

生徒が Zoom アカウントを持っていない場合でも、ブレイクアウト ルームは使えますか?
はい、ブレイクアウト ルームは通常どおり使用できます。 生徒をブレイクアウト ルームに事前に割り当てしたい場合は、詳細を記載した CSV ファイルをアップロードする必要があります。

外部講演者や教師はミーティングに参加できますか?
お使いの SSO ID プロバイダーに承認されたアカウントを持っていない限り、外部参加者がミーティングに参加することはできません。

標準の Zoom / SSO 認証との違いは?
この機能はミーティング参加時にユーザーを認証するものであり、Zoom アカウントは作成されません。

Zoom アカウントと同じ SSO 構成を使用できますか?
いいえ、ID プロバイダーで別の SAML アプリケーションとして設定する必要があります。

生徒についてのレポートや、正確な出席情報を取得できますか?
はい、すべての生徒の名前とメールアドレスが正確に記録されます。

生徒は自分の名前を変更できますか?
生徒に名前を変更させたくない場合は、ユーザー、グループまたはアカウントのレベルで [参加者が自分の名前を変更するのを許可する] をオフにします。 名前の変更が許可されている生徒が実際に名前を変更した場合、新しい名前は出席レポートには反映されません。

参加者は、有効な Zoom アカウントを持っている必要がありますか?
いいえ、ミーティングの参加者は有効な Zoom アカウントを持っている必要はありません。