Zoom Events無制限プランは、イベント主催者全員のコラボレーションによるイベント構築作業に重点を置いて構成されています。Zoom Events無制限プランにはそれぞれ、ハブオーナー(ライセンスオーナーと同一のユーザー)の座席1つ、ハブホストの座席複数、共同編集者複数が含まれています。
Zoom Events無制限プランの名義人は、ライブイベントをハブ当たり一度に1つのみ開催できます。各ハブで一度に開催できるライブイベントは1つに限られているため、同時ライブイベントは開催できません。
イベントの最大出席者定員数は、ハブオーナーのライセンスタイプによって定義されています。たとえばZoom Events 1000無制限プランでは、1回のウェビナーまたはミーティングセッションで最大1,000人のイベント出席者に対応できます。また、その代わりにウェビナーで500人、ミーティングで500人までの出席者を迎え、両方を同時に開くこと(同一イベント内)、その他の組み合わせで同時に開くこともできます。イベント当たりの最大定員に達した場合、定員を追加できないため、そのイベントでは出席者を追加で受け入れることはできません。シングルセッション、マルチセッション、定期的なシリーズのイベント出席者数は、イベントまたはイベントロビーに参加した固有の出席者数で測定されます。
Zoom Events無制限プランでは、イベントに入場する固有の出席者数を基準にしてシングルセッションまたはマルチセッションイベントの出席状況を測定しています(「測定対象」)。現時点では、定期的なシリーズイベントの定員は、各イベントで発行される固有のチケット数で測定しています。
固有の出席者は、固有のメールアドレスで特定します。出席者と特別ロールユーザーはともに固有の出席者と見なされるため、両方とも測定対象としてカウントされます。
イベント測定では、固有の出席者が次の条件でカウントされます。
たとえばある固有の出席者が、イベント開始前に日程作成のためにイベントロビーに入り、ライブセッションを視聴するためにイベントに参加したうえ、イベント終了後にレコーディングにアクセスするためにイベントに戻った場合、このうち1回だけがカウントされます。
Zoom Eventsでは、無料イベントに限り、ホストが定員を超える事前登録を受け付けることができます(有料イベントでは不可)。ホストは、当日のイベント欠席者を見越しを見越して、想定数を超える出席者を登録できます。適切な超過登録数は、ホストが責任を持って判断します。ライセンスがカバーする出席率を超えた場合、超過した固有の出席者はイベントに参加できません。
レガシーライセンスをお持ちのお客様は、公開済みの無料イベントを編集し、Zoom Eventsレガシーライセンスの定員を超えるチケット数量を販売できます。
アカウント管理者は既存のレガシーライセンスを、新しくより定員数の大きいZoom Events無制限ライセンスにアップグレードできます。そのライセンスで公開した無料イベントで、登録済みチケット数が新しい定員を上回っている場合、アップグレードすることもできます。公開済み無料イベントの実際の出席者定員は、アップグレード後の上限となります。
Zoom Eventsの無制限ライセンスの場合、ライセンスのハブに予定されている無料イベントがある場合に限り、アカウント管理者は以下のアクションを直ちに実行できます。
Zoom Eventsの無制限ライセンスで、ライセンスハブに予定されているイベントが有料イベントのみの場合、アカウント管理者はアップグレード済みライセンスを同じライセンスオーナーに割り当てて、チケットの上限と出席者数の上限をすぐに有効にできます。
Zoom Events出席者数課金制(PPA)ライセンスの場合、同じハブ内での同時開催イベントに制限はありません。
Zoom Events Unlimitedライセンスの場合、場合、同じハブ内でのイベント同時開催は現在のところサポートされていません。たとえば、5つのイベントを同時に開催したい場合は、5つのハブが必要です。
新規の Zoom Eventsユーザーの場合、初めて Zoom Eventsにサインインしたときに、ハブが新しく自動作成されます。ハブは1か所でホストとしてアカウントの誰でも招待でき、(ほかのハブユーザーとの)イベントを計画でき、すべてのイベントとレコーディングを整理できる場所です。[プロファイル] ページでは、このハブの名前を変更できます。
既存のZoom Eventsユーザーで、Zoom Events出席者数課金制プランをご利用の場合は、他のハブを作成することもできます。
ハブオーナーは、イベント管理をサポートするハブホストと共同編集者を指名できます。ハブホストは、ハブオーナーと同じアカウントのユーザーである必要があります。共同編集者は同じアカウントのユーザーであっても、そうでなくても構いません。
詳細情報については「ハブにハブホストを追加する」をご覧ください。
ハブからユーザーを削除できるのはハブオーナーのみです。ハブオーナーはハブホストをいつでも削除できます。
削除されたホストがこのハブで公開したイベントはすべて、ハブ内に残ります。そうしたイベントは、残りのハブオーナーとホストが編集および管理できます。
詳細情報については「ハブからハブホストを削除する」をご覧ください。
Zoom Events無制限ハブのイベント同時開催ルールでは、同時に開催できるイベントは1つのみです。セッションは、その予定時間がイベントの時間枠内にスケジュールされている場合にのみ主催できます。またホストは、該当するセッションを出席者向けのページ(登録ページとロビー)で非表示にする必要があります。セッションがイベントの時間枠から外れている場合は、Zoom Eventsプラットフォームでホストにメッセージが届きます。無制限ライセンスのハブの場合、Zoom Eventsの同時開催ルールはイベントの時間枠予約に従います。
自分のアカウント管理者またはアカウントオーナーが、追加のホストや共同編集者の座席を購入した場合、ハブオーナーがハブに追加できるハブホストや共同編集者の最大数を増やすことができます。ハブの追加の座席を購入するには、アカウントオーナーまたは管理者にお問い合わせください。
注: ライセンスユーザーは、ハブホストの座席を使用しなくても、ホストとして追加できます。
ハブに割り当てられた最大主催者座席数を増やしてから、以下のとおり操作します。
ハブで使用できる座席数を表示するには、以下のとおり操作します。
アカウントオーナーや管理者がハブで使用できる追加の主催者の座席をキャンセルした場合、考えられる対応は、以下のとおりです。
デフォルトの座席数に戻すには、以下のとおり操作します。
1 人のユーザーに複数のZoom Events無制限やZoom Webinars Plus無制限ライセンスが割り当てられているときは、そのユーザーが複数の別々のハブで、ハブオーナーになります。このユーザーには、新しく割り当てられたライセンスの詳細情報を伝える通知メールが届きます。
このようなユーザーには、Zoom Eventsへのオンボーディング時に、各自に割り当てられた複数の無制限ライセンスが表示されます。それから自分に割り当てられたライセンス数に合わせ、新しいハブになる複数の(既存または新規)ハブを選択する必要があります。またハブオーナーには、ライセンスタイプに見合った(既存または新規)ハブを複数選択するよう促すメッセージが表示されます。ハブオーナーはこれに従って、各ハブを設定するためにオンボーディングの手続きを完了する必要があります。
再アクティブ化されたハブにおいて、無制限ライセンス定員が以前と同等またはそれ以上の場合(例: 以前はZoom Events 500ライセンスを持っていたが、現在はZoom Events 500またはZooom Webinars Plus 500以上の定員に対応するライセンスを持っている場合)、ユーザーは同じ数のイベント主催者を維持できます。ユーザーに複数のライセンスが割り当てられており、非アクティブなハブを複数持っている場合、各ハブで確保できるホストの人数は、ライセンス所有者の場合は無制限、ライセンスなしホストの場合は5 までです。ハブオーナーは、誰がライセンスユーザーで誰が非ライセンスユーザーか確認できます。また、ハブオーナーには、ハブホストとして許可される無料アカウントユーザーと有料ライセンス所有者の数を通知するメッセージが表示されます。
新しいハブオーナーが Zoom Eventsにサインインすると、各自に割り当てられた新しいライセンスの詳細情報を伝えるウェルカムメッセージが表示されます。新規の無制限ハブオーナーの場合、ハブが自動作成され、ハブオーナーがデフォルトでZoom Eventsのハブに割り当てられます。これは無制限ライセンスも従量課金制(PPA)ライセンスも同様です。
無制限ライセンスが複数ある初回ユーザー用に、複数のハブが自動作成されます。ハブオーナーは最初にどのハブから開始するかを選択できます。無制限ライセンスが複数ある初回ユーザーがZoom Eventsにサインインすると、最初のデフォルトハブに誘導されます。ハブは番号で表示されます(ハブ1、ハブ2、ハブ3、ハブ4、ハブ5など)。新規のハブオーナーには、新しいハブの詳細情報を伝えるツールヒントが表示されます。さらに、ハブセレクタのドロップダウンメニューを指すツールヒントも表示され、自分に新しくライセンスが割り当てられ、新しいハブができたことがわかります。ツールヒントの [新しいハブを表示] をクリックすると、ハブセレクタのドロップダウンメニューが開き、新しく作成されたハブを確認できます。
すでに使用経験のあるハブオーナーがZoom Eventsにサインインすると、最初のデフォルトハブに誘導されます。ハブは番号で表示されます(ハブ1、ハブ2、ハブ3、ハブ4、ハブ5など)。ハブオーナーはハブセレクタのドロップダウンメニューを指すツールヒントが表示され、自分に新しくライセンスが割り当てられ、新しいハブができたことがわかります。ツールヒントの [新しいハブを表示] をクリックすると、ハブセレクタのドロップダウン メニューが開き、新しく作成されたハブを確認できます。
注: 無制限ライセンスのハブが、自動的に作成されます。従量課金制ライセンスを持っている場合、ユーザーはハブを作成する必要があります。
ユーザーが新しいライセンスの割り当てを受けると、非アクティブのハブがあることをシステムが検出し、非アクティブのハブをアクティブハブに転換するか、新しいハブを作成できるという通知が届きます。
各ライセンスでハブの申請・作成を終えると、Zoom Events画面に誘導されます。