Citrixバーチャルチャネル許可リストポリシーの設定

Citrix ICAポリシーには、VDI Zoom Meetingクライアントが必要とするバーチャルチャネルの割り当てをアプリケーションに許可するかどうかをコントロールするオプションが含まれています。最適化されたZoomミーティングおよび Zoom Phone体験を提供するため、Zoomはバーチャルチャネルを使用してシンクライアントのZoom VDIプラグインに接続します。

Citrix VDA 2109 から、デフォルトのバーチャルチャネル許可リストポリシーが無効(任意のアプリケーションがバーチャルチャネルを割り当てることができる)から有効(Citrix アプリケーションおよび例外リストに追加されたアプリケーションのみがバーチャルチャネルを割り当てることができる)に変更されました。この変更は、バーチャルチャネルポリシーを変更していない既存のインストールをアップグレードする際にも適用されます。Zoom にバーチャルチャネルを開くことを許可するには、追加のステップが必要です。

Zoom用Citrixバーチャルチャネル許可リストポリシーを設定するための要件

目次

バーチャルチャネル許可リストポリシーを無効に変更する方法

Zoom がバーチャルチャネルを作成して開き、VDIプラグインに確実に接続する最も簡単な方法は、バーチャルチャネル許可リストポリシーを無効に設定することです。リリース 2109に更新した後でポリシーの状態が有効に変更された場合は、ポリシーを編集してステータスを無効に戻すことができます。

  1. Citrix Studioを開き、ICAポリシーセクションに移動します。
  2. バーチャルチャネル許可リストポリシーを更新する場所を見つけ、ポリシーを無効に変更します。

: バーチャルデスクトップがエンドユーザー自身によるソフトウェアのダウンロードとインストールを許可している場合は、バーチャルチャネル許可リストを無効に設定することをおすすめします。インストールのデフォルトですべてのユーザーが選択されていない限り、すべてのユーザーのアプリケーションパス(以下を参照)に基づいてポリシーの例外を作成しても、個々のユーザーには適用されません。

Zoom VDIクライアントの値をバーチャルチャネル許可リストに追加する方法

バーチャルチャネル許可リストポリシーを有効に設定したままにする場合は、許可されるアプリケーションのリストにZoomアプリケーションを追加する必要があります。

  1. Citrix Studioから、Zoom VDIクライアントのインストール用に各Zoomプロセスにリストされている次のチャネルと.exeファイルを仮想チャネル許可リストポリシーに追加します。
  2. ご使用の環境におけるZoom.exeファイルのインストールパスを指定します。インストールしたファイルが32ビットか64ビットかによって、デフォルトのファイルパスは次のいずれかになります。
  3. VDA環境を再起動して変更を有効にします。

詳しくは、バーチャルチャネル許可リストポリシーを参照してください。

各チャネルの説明