事前設定での大規模展開: Android の場合


システム管理者は、モバイル デバイス管理(MDM)を使用して、管理対象の Android デバイスで Zoom モバイルアプリをリモートで設定できます。 これにより、管理者は特定の設定の使用を必須にすることも、それらの設定を完全に無効にすることもできます。

モバイルアプリは、Zoom デバイス管理を使用して登録、管理できるため、Zoom ウェブポータルでデスクトップ クライアントとモバイルアプリの設定を一元管理できます。

この記事では、次の項目について説明します。

Windows デバイスmacOS デバイスiOS デバイス用に事前設定済みの Zoom をインストールする方法について説明します。 また、Zoom 独自のデバイス管理プラットフォームを使用して、デスクトップ クライアントとモバイルアプリの設定を一元的に構成することもできます。

MDM を使用して Android で Zoom を設定するための前提条件

設定オプション

構成キー説明値の種類
インストールと更新
mandatory:SetEnrollToken4CloudMDM ウェブポータルから提供されたトークンを使用して、デバイスを Zoom デバイス管理登録します文字列
ネットワーク
mandatory:choice:DisableCertPin証明書のピン留めを無効にします。ブール型
mandatory:choice:TrustUserInstalledCertモバイルアプリが、証明書の信頼プロンプトを回避して、ローカルに保存された特定の証明書を信頼するよう設定します。ブール型
mandatory:BandwidthLimitUpデスクトップ クライアントの送信の帯域幅の最大値を設定します。
: ウェブ設定を通じて帯域幅が制限されている場合、ウェブでの制限はクライアントで設定された制限を上書きします。
文字列
(すべての値は Kbps 単位)
mandatory:BandwidthLimitDownデスクトップ クライアントの最大受信帯域幅を設定します。
: ウェブ設定を通じて帯域幅が制限されている場合、ウェブでの制限はクライアントで設定された制限を上書きします。
文字列
(すべての値は Kbps 単位)
認証
mandatory:choice:DisableFacebookLoginFacebook サインイン オプションを削除します。ブール型
mandatory:choice:DisableGoogleLoginGoogle サインイン オプションを削除します。ブール型
mandatory:choice:DisableLoginWithSSOSSO サインイン オプションを削除する。ブール型
mandatory:choice:DisableLoginWithEmailメール サインイン オプションを削除します。ブール型
mandatory:choice:DisableKeepSignedInWithSSOクライアント起動時に新たに SSO サインインを要求します。ブール型
mandatory:choice:DisableKeepSignedInWithGoogleクライアント起動時に新たに Google サインインを要求します。ブール型
mandatory:choice:DisableKeepSignedInWithFacebookクライアント起動時に新たに Facebook サインインを要求します。ブール型
mandatory:choice:ForceLoginWithSSOデフォルトで SSO を使用してサインインします。ブール型
mandatory:SetSSOURLSSO サインインのためにデフォルトの SSO URL を設定する。
たとえば、hooli.zoom.us は、ForceSSOUrl=hooli として設定されます。
文字列
mandatory:ForceSSOURLSSO サインインのためにデフォルトの SSO URL を設定し、ロックする。
たとえば、hooli.zoom.us は、ForceSSOUrl=hooli として設定されます。
文字列
mandatory:choice:EnableEmbedBrowserForSSOSSO 向けのクライアントに埋め込まれたブラウザを使用する。ブール型
mandatory:choice:DisableAutoLaunchSSOZoom が以前に使用した SSO URL を自動的に開かないようにする。 アカウントを複数持っていて、それぞれ違う SSO URL を使っているユーザーには便利なオプションです。ブール型
mandatory:choice:EnforceLoginWithMicrosoftサインインに Microsoft 認証を要求します。ブール型
mandatory:SetAccountIDsRestrictedToJoinクライアントが、特定のアカウント ID でホストされているミーティングにのみ参加するよう制限します。 (A) 文字列
mandatory:SetEmailDomainsRestrictedToLoginユーザーがサインインできるメールアドレス ドメインを、「&」で区切って設定します。
例: zoom.us & hooli.com
文字列
mandatory:choice:EnableCloudSwitch商業用 Zoom(デフォルト)と 行政機関向け Zoom を切り替えるオプションを有効にします。ブール型
mandatory:choice:EnforceSignInToJoinデスクトップ クライアントでミーティングに参加する前に、ユーザーの認証を要求します。認証は、参加用 URL を使用して参加する場合は、ウェブポータルを介して実行できます。ブール型
mandatory:choice:EnforceAppSignInToJoinデスクトップ クライアント上のミーティングに参加する際に、デスクトップ クライアントで認証を要求します。ブール型
mandatory:choice:EnforceSignInToJoinForWebinarデスクトップ クライアントでウェビナーに参加する前に、ユーザーの認証を要求します。認証は、参加用 URL を使用して参加する場合は、ウェブポータルを介して実行できます。ブール型
mandatory:choice:EnforceAppSignInToJoinForWebinarデスクトップ クライアント上のウェビナーに参加する際に、デスクトップ クライアントで認証を要求します。ブール型
mandatory:SetDevicePolicyToken内部ミーティング認証を要求します。 (B) 文字列
一般的なミーティングとクライアントのオプション
mandatory:choice:AlwaysShowMeetingControls [ミーティング コントロールを常に表示] 設定の使用を設定します。ブール型
mandatory:choice:ShowConfirmDialogWhenWebJoinユーザーが URL からミーティングに参加しようとしたときに、ミーティングへの参加プロンプトを表示するように Zoom クライアントに要求します。ブール型
mandatory:choice:DisableClosedCaptioning字幕機能の使用を無効にします。ブール型
mandatory:choice:DisableQnAウェビナーの Q&A の使用を無効にします。ブール型
mandatory:choice:DisableMeetingReaction [ミーティング リアクション] の使用を無効にします。ブール型
mandatory:choice:DisableNonVerbalFeedback [意思表示アイコン] の使用を無効にします。ブール型

mandatory:choice:DisableWebinarReactions

[ウェビナー リアクション] の使用を無効にします。ブール型

mandatory:choice:DisableBroadcastBOMessage

ホストが開いているすべてのブレイクアウト ルームにメッセージを配信する機能を無効にします。ブール型
ビデオ
mandatory:choice:DisableReceiveVideoビデオの受信を無効にします。ブール型
mandatory:choice:DisableVideoCameraビデオの送信を無効にします。ブール型
mandatory:choice:TurnOffVideoCameraOnJoinミーティング参加時にカメラを自動的にオフにします。ブール型
mandatory:choice:AutoHideNoVideoUsersデフォルトで音声参加者を非表示にします。ブール型
オーディオ
mandatory:choice:DisableComputerAudio[コンピュータ オーディオ] を無効にして、ミーティングのオーディオ オプションから削除します。ブール型
画面共有
mandatory:choice:DisableShareScreenミーティングやウェビナーで画面を共有する機能を無効にします。
: これは、他の参加者からの画面共有の着信を無効にするものではありません。 
ブール型
mandatory:choice:DisableWhiteBoard[ホワイトボードクラシック)] 機能を無効にします。ブール型
mandatory:choice:DisableInMeetingWhiteBoardミーティングとウェビナーで [ホワイトボード] 機能を無効にします。ブール型
mandatory:choice:DisableDesktopShare画面共有時に自分のデスクトップを共有するオプションを無効にします。ブール型
ミーティング内チャット
mandatory:choice:DisableMeetingChatミーティング内チャットを無効にします。ブール型
背景とフィルタ
mandatory:choice:DisableVirtualBkgnd [バーチャル背景] 機能を無効にします。ブール型
mandatory:choice:DisableVideoFilters [ビデオフィルタ] 機能を無効にします。ブール型
mandatory:choice:EnableAutoReverseVirtualBkgndミーティング後のバーチャル背景の自動反転を要求します。ブール型
レコーディング
mandatory:choice:DisableCloudRecordingクラウドへのレコーディングを無効にします。ブール型
Zoom Room とルームシステムの呼び出し
mandatory:choice:DisableDirectShareZoom Rooms オプションとの直接の共有を無効にします。ブール型
Zoom Team Chat
mandatory:SetMessengerDoNotDropThread新しい返信があるメッセージをチャット / チャンネルの下部に移動します。ブール型
mandatory:choice:ShowIMMessagePreviewチャット メッセージ受信時に、メッセージをシステム通知でプレビューすることを許可します。ブール型
mandatory:choice:MuteIMNotificationWhenInMeetingミーティング中にチャット システム通知をミュートします。ブール型
雑則
mandatory:EmbedDeviceTagZoom デスクトップ クライアント アプリケーションからのすべての HTTP 要求に対して、指定された 1 つのデバイス タグ文字列を埋め込みます。 この文字列は、通常の HTTP 要求の先頭に追加されます。文字列
mandatory:choice:EnableAutoUploadDumpsダンプファイルを Zoom に自動的に送信して、サービスを改善します。ブール型
インタークラウド ポリシー
mandatory:choice:OverrideEnforceSigninIntercloud EnforceSignInToJoin ポリシーを上書きし、ユーザーが認証なしで ZfG クラウド上でホストされている Zoom ミーティングに参加できるようにします。 ブール型

mandatory:choice:Intercloud_DisableAllFeatures

ZfG クラウド上でホストされているミーティングのオーディオとビデオを除くすべての機能を無効にします。 ブール型

mandatory:choice:Intercloud_DisableMeetingChat

ZfG クラウド上でホストされているミーティング内チャットの使用を無効にします。ブール型

mandatory:choice:Intercloud_DisableShareScreen

ZfG クラウド上でホストされているミーティングで画面を共有するローカル機能を無効にします。
これは、他のユーザーがコンテンツを共有する機能には影響しません。
ブール型

mandatory:choice:Intercloud_DisableMeetingReactions

ZfG クラウド上でホストされているミーティングでのミーティング リアクションの使用を無効にします。ブール型
mandatory:choice:Intercloud_DisableWhiteBoardZfG クラウド上でホストされているミーティングで、ミーティング内ホワイトボードの使用を無効にします。ブール型
mandatory:choice:Intercloud_DisableClosedCaptioningこのオプションは、デフォルトでは無効になっていて、ZfG クラウド上でホストされているミーティングでのキャプション機能の使用を無効にします。 ブール型

mandatory:choice:Intercloud_DisableMeetingPolls

このオプションは、デフォルトでは無効になっていて、ZfG クラウド上でホストされているミーティングでの投票の使用を無効にします。 ブール型

mandatory:choice:Intercloud_DisableComputerAudio

このオプションは、デフォルトでは無効になっていて、ZfG クラウド上でホストされているミーティングに接続するためのコンピュータ オーディオの使用を無効にします。 ブール型

:

AirWatch で Zoom を設定する方法

Google Play ストア連携で Zoom アプリを追加する方法

以下の手順は、AirWatch アカウントで Google Play 連携を設定する場合に適用されます。 こちらの連携をまだ取得していない場合は、AirWatch のサポートサイトで詳細をご確認ください。

  1. AirWatch を開きます。
  2. [追加] をクリックしてから [公開アプリケーション] をクリックします。
  3. 次の情報を入力します。
    • プラットフォーム: [Android] を選択します。
    • ソース: [アプリストアを検索] を選択します。
    • 名前:「Zoom」と入力して、Google Play ストアで Zoom クラウド ミーティング アプリを検索します。
  4. [次へ] をクリックします。
  5. Google Play ストアから [Zoom クラウド ミーティング] アプリをクリックします。
  6. [承認] をクリックし、画面の指示に従ってアプリを追加します。

Google Play ストア連携なしで Zoom アプリを追加する方法

  1. AirWatch を開きます。
  2. [追加] をクリックしてから [公開アプリケーション] をクリックします。
  3. 次の情報を入力します。
  4. [次へ] をクリックします。
  5. 名前を入力して Zoom アプリを特定します。
  6. [保存して割り当て] をクリックします。

アプリをグループに割り当てて設定を適用する方法

  1. [割り当てを追加] をクリックします。
  2. [割り当てグループ] フィールドで、設定を適用するグループを選択します。
  3. ユーザー向けに特定のアプリ設定を自動構成する場合、[アプリケーション設定] の横にある [有効にする] を選択します。
  4. 必要に応じて設定オプションを指定します。
    : フィールドが空白のままだと設定を追加できないため、すべてのフィールドに入力されていることを確認してください。
  5. [追加] をクリックします。
  6. [保存して公開] をクリックしてアプリを展開します。

G Suite で Zoom を設定する方法

Zoom アプリを追加する方法

  1. G Suite 管理コンソールにサインインします。
  2. 左側のパネルで、[アプリの管理] をクリックします。
  3. 許可されたアプリを管理するオプションをクリックします。
  4. 右下にあるプラスアイコンをクリックします。
  5. 「zoom」を探して、[Zoom クラウド ミーティング] アプリをクリックします。
  6. [選択] をクリックします。

アプリをグループに割り当てて設定を適用する方法

  1. 許可されたアプリの一覧で [Zoom クラウド ミーティング] をクリックします。
  2. [新しい管理対象設定の作成] をクリックします。
  3. 設定の名前を入力し、[保存] をクリックします。

Intune で Zoom を設定する方法

Zoom アプリを追加する方法

  1. Microsoft 365 デバイス管理ダッシュボードにサインインします。
  2. 左側のパネルで、[クライアント アプリ] をクリックします。
  3. [アプリ] をクリックし、[追加] をクリックします。
  4. [アプリの種類] ドロップダウン メニューで、[管理対象 Google Play] を選択し、ドロップダウン メニューの下にある [管理対象 Google Play] をクリックします。
  5. 「zoom」を探して、[Zoom クラウド ミーティング] をクリックします。
  6. [承認] をクリックします。

アプリをグループに割り当てて設定を適用する方法

  1. Microsoft 365 デバイス管理ダッシュボードにサインインします。
  2. 左側のパネルで、[クライアント アプリ] をクリックして [アプリ設定のポリシー] をクリックします。
  3. [追加] をクリックして、次の情報を入力します。
    • 名前: 設定を識別する表示名前を入力します。
    • デバイス登録の種類: [管理対象デバイス] を選択します。
    • プラットフォーム: [Android] を選択します。
    • 関連アプリ: [Zoom クラウド ミーティング] を選択します。
  4. [構成設定] をクリックします。
  5. [構成設定の形式] ドロップダウン メニューで、[構成デザイナーを使用] を選択し、[追加] をクリックします。
  6. 構成デザイナーを使用して構成キーを指定し、[OK] をクリックします。
  7. [構成値] 列にあるドロップダウン メニューを使用して、各キーの値を指定します。
  8. [OK] をクリックします。