クラウド レコーディングにオーディオ文字起こしを使用
オーディオ文字起こしは、クラウドにレコーディングするミーティングやウェビナーのオーディオの文字起こしを自動的におこないます。文字起こしが処理された後は、VTT ファイルとしてレコーディング済みミーティングのリストに表示されます。さらに字幕表示と同じように、文字起こしのテキストをビデオそのものに表示するオプションがあります。クラウド レコーディングを共有する場合、視聴者による文字起こしの参照を有効または無効に設定できます。
文字起こしは複数のセクションに分割されます。それぞれに、レコーディングのどの時点かを示すタイムスタンプが付与されています。言葉をより正確に捉えたり、文字起こしに含まれていない大文字と小文字の区別や句読点を追加したりするために、テキストを編集できます。
文字起こしは複数の言語でサポートされています。オーディオ文字起こしのメール通知も有効にできます。
ユーザーは、ミーティング中にリアルタイムで字幕を表示するために自動字幕を有効にすることができます。ミーティング後に文字起こしが生成されるのを待つ必要はありません。
オーディオ文字起こしを使用するための要件
注: 前提条件を満たしているにもかかわらずオプションが表示されない場合は、この機能を有効にするためにZoomサポートにリクエストを送信してください。
オーディオ文字起こしのベストプラクティス
- バックグラウンド ノイズを最小に抑えてください。
- 参加者にマイクに向かって聞き取りやすいように話すように指示してください。また、紙をガサガサと動かしたり、音を立てて入力したり、自分たちの間で話をしたりしないようにするように、伝えてください。
- 複数人でダイヤルインを共有しているミーティングでは、積極的に参加しているアクティブスピーカーの近くにマイクを配置してください。
- 質の高い音声を確保できるように、内蔵マイクではなく外部マイクを選択してください。
オーディオ文字起こしを作成する方法
クラウド レコーディングを開始すると:
- ミーティング終了後、クラウド レコーディングが利用可能になったことがメールで通知されます。
- オーディオ文字起こしが利用可能になったことを知らせるメールがすぐに届きます。
注:
- これらのメールには、レコーディングまたはオーディオ文字起こしを表示するためのリンクがあります。
- クラウド レコーディングが利用可能になると、オーディオ文字起こしの処理にさらに時間がかかる場合があります。
オーディオ文字起こしを表示または編集する方法
注: オーディオ文字起こしはVTT形式で保存されます。VTTファイルをダウンロードする場合、テキストエディタまたはワープロ アプリケーションで開くことができます。ウェブポータルで文字起こしを表示したり編集したりすることもできます。
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューの [レコーディングと文字起こし] をクリックします。
- [クラウド][レコーディング]タブをクリックします。
- 録画されたミーティングの名前をクリックしてください。
レコーディング ファイル のリストが表示されます。 - 文字起こしを確認したいレコーディングのサムネイルをクリックしてください。
ブラウザに新しいタブが開き、レコーディングが再生され、ページ右側にはオーディオ文字起こしが表示されます。 - 編集したいフレーズにカーソルを合わせ、鉛筆アイコン
をクリックしてください。
注: 不明なスピーカーにフレーズが属している場合は、不明なスピーカーにカーソルを合わせ、鉛筆アイコン
をクリックして名前を編集することもできます。 - フレーズの編集が完了したら、チェックボックス
をクリックして変更を保存します。
注: オーディオ ファイルまたはビデオファイルを再生すると、テキストの更新版が表示されます。
文字起こしを字幕として表示する方法
注: 文字起こしはオーディオ ファイルやビデオファイル内に自動的に埋め込まれますが、デフォルトでは非表示になっています。
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューの [レコーディングと文字起こし] をクリックします。
- [クラウド レコーディング]タブをクリックします。
- 録画されたミーティングの名前をクリックしてください。
レコーディング ファイル のリストが表示されます。 - 文字起こしを確認したいレコーディングのサムネイルをクリックしてください。
ブラウザに新しいタブが開き、レコーディングが再生され、ページ右側にはオーディオ文字起こしが表示されます。 - レコーディングの再生画面の右下にあるCCアイコンをクリックします
。
テキストは、字幕と同様に、ビデオの上部に表示されます。
オーディオ文字起こし内のテキストを検索する方法
注: オーディオ文字起こし内のテキストを検索することができます。管理者であれば、アカウント内のすべてのオーディオ文字起こしを検索することもできます。
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューの[レコーディングと文字起こし]をクリックします。
アカウント管理者の場合は、アカウント管理をクリックし、次にレコーディングと文字起こしの管理をクリックしてください。 - [クラウド レコーディング]タブをクリックします。
- 「オーディオ文字起こし内のテキストを検索」フィールドに単語またはフレーズを入力し、詳細検索をクリックします。
- (オプション) [詳細 検索]で、以下のフィールドを調整して検索をフィルタリングします:
- [検索]をクリックするか、キーボードのEnterキーを押します。
レコーディングに一致するテキストがある場合、リスト内でハイライトされます。 - ハイライトされたテキストの右側にある「さらに結果を見る」をクリックしてください。
ブラウザに新しいタブが開き、レコーディングが再生され、ページ右側にはオーディオ文字起こしが表示されます。
オーディオ文字起こしの元の言語を変更する方法
デフォルトでは、クラウド レコーディングのオーディオ文字起こしは英語で生成されますが、デフォルト言語を選択してレコーディングの文字起こしを再生成することができます。
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューの [レコーディングと文字起こし] をクリックします。
- [クラウド レコーディング]タブをクリックします。
- レコーディングされたミーティングの名前をクリックします。
レコーディング ファイル のリストが表示されます。 - 言語を変更したいオーディオ文字起こしファイルにカーソルを合わせ、言語を変更をクリックします。
- ドロップダウン メニューをクリックして、利用可能な言語から選択してください。
- [保存] をクリックします。
Zoomは新しく選択された言語でオーディオを再分析し、文字起こしを行います。
クラウド レコーディングのオーディオ文字起こしに対応している言語
- 英語
- スペイン語
- フランス語
- ドイツ語
- イタリア語
- 中国語(簡体字)
- ロシア語
- ウクライナ語
- 日本語
- 韓国語
- ベトナム語
- オランダ語
- ポルトガル語
- アラビア語
- ポーランド語
- ルーマニア語
- スウェーデン語
- トルコ語
- デンマーク語