Linux 向けのスマート バーチャル背景を有効にする

アカウント オーナーと管理者は、Linux プラグインでスマート バーチャル背景(VB)機能を強制的に有効にすることができます。 スマート VB には、参加者の背後の背景画像合成に使用するマスクを作成するために、顔を認識する能力があります。

この記事では、次の項目について説明します。

スマート バーチャル背景を有効にする方法

スマート VB 機能の上書き機能を使用すると、使用中の VDI クライアントが許可リストに含まれていなくても、この機能を強制できます。 結果はさまざまです。 この上書き機能を使用するには、ZoomMedia.ini ファイルを編集する必要があるため、テスト用途のみに留めるようお勧めします。

ZoomMedia.ini ファイルの場所は、お使いのオペレーティング システムによって変わります。 以下の設定ファイルの場所に関するセクションを参照して、インストール先に応じて ZoomMedia.ini ファイルを探してください。

ZoomMedia.ini ファイルを編集する

スマート バーチャル背景を有効にするには、ZoomMedia.ini を以下のとおりに変更して保存する必要があります。

  1. ZoomMedia.ini ファイルを開きます。
  2. [FEATURE] というマークが付いているセクションを見つけます。
  3. SMARTVB の入力値を見つけます。
  4. デフォルト値は SMARTVB=0 です。
  5. この入力値を SMARTVB=1 に変更します。
  6. ファイルを保存し、変更内容を反映させるため、再起動します。

VDI リリース バージョン 5.8.0 以降の設定ファイルの場所

バージョン 5.8.0 では、ZoomMedia.ini ファイルの場所が変わっているのでご注意ください。 過去に ZoomMedia.ini ファイルを編集したことがある場合、プラットフォームごとの新しい場所とプラグインのパス情報は、以下のとおりです。

バージョン 5.8.0 より古いバージョンをお使いの場合はディレクトリのパスが異なるため、パスの詳細情報については、ZoomMedia.ini で Zoom VDI Linux プラグインの設定に関するこちらのサポート記事をご覧ください。

新しいファイルの場所

Ubuntu

Citrix/VMware/AVD プラグイン: /etc/zoomvdi/ZoomMedia.ini

Centos

Citrix/VMware プラグイン: /etc/zoomvdi/ZoomMedia.ini

ThinPro 

Citrix/VMware/AVD プラグイン: /etc/zoomvdi/ZoomMedia.ini

IGEL 

Citrix/VMware/AVD プラグイン: /etc/zoomvdi/ZoomMedia.ini

Elux 

Citrix/VMware プラグイン: /setup/elux/.config/ZoomMedia.ini

スマート バーチャル背景を追加するための要件

詳細情報については、Linux 向けのスマート バーチャル背景の要件に関するこちらのサポート記事をご覧ください。