クラウド レコーディング設定の管理


アカウント オーナーと管理者は、クラウド レコーディング管理設定を通じてホストに許可するクラウド レコーディング操作を指定できます。 オーナーまたは管理者は、クラウド レコーディングの共有、自動レコーディング、クラウド レコーディングをダウンロードできるユーザーの指定などの設定を有効または無効にしたり、ロックしたりすることができます。

アカウント全体のクラウド レコーディングを無効にし、その設定をロックすると、あらゆるレコーディング管理設定が無効になります。

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クラウド レコーディング設定を管理するための前提条件

クラウド レコーディング管理設定を有効または無効にする方法

  1. Zoom ウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーション メニューで、次のいずれか 1 つを実施してください。
    • アカウント オーナーまたは管理者がアカウント全体の設定を変更する場合は、[アカウント管理]、[アカウント設定] の順にクリックします。
    • アカウント オーナーまたは管理者がユーザー グループの設定を変更する場合は、[ユーザー管理]、[グループ] の順にクリックし、リストから該当するグループ名をクリックしてください。
    • ライセンス ホストの場合は、[設定] をクリックします。
  3. [レコーディング] タブをクリックします。
  4. 次の切り替えボタンをクリックして有効または無効に切り替えます。
    : 一部の設定は、アカウント オーナーと管理者のみアカウント レベル、グループレベルで操作できます。
    • クラウド レコーディングの共有を許可: ホストに本人のクラウド レコーディングの共有を許可します。
    • 自動レコーディング: ホストに本人のミーティングの自動レコーディングを許可します。 レコーディングはミーティングと同時に開始します。
    • ホストのクラウド レコーディングへのアクセスを拒否: ホストに本人のクラウド レコーディングの視聴を拒否します。 この設定が有効になっている場合、レコーディング管理特権を持つ管理者のみレコーディングにアクセスできます。
    • クラウド レコーディングのダウンロード: ホストが共有したクラウド レコーディング リンクを使用したビデオのダウンロードを全員に許可します。
      : [ホストのみクラウド レコーディングをダウンロード可能] の横にあるチェック ボックスを選択すると、ホストだけがクラウド レコーディングをダウンロードできるように設定できます。
    • IP アドレスによるアクセス コントロール: 指定した IP アドレスでのみ、共有済みのクラウド レコーディングの再生を許可します。 この設定は、公開共有または認証済みユーザーのクラウド レコーディングに適用されます。 クラウド レコーディングが認証済みユーザーと共有されている場合でも、同じアカウントのサインイン済みユーザーがレコーディングを視聴するには、使用している IP アドレスにそのレコーディングの表示許可が下りている必要があります。
      IPv4、IPv6 両方の IP アドレスがサポートされています。
    • クラウド レコーディングを表示する前にユーザー認証を要求: ミーティング ホストが、レコーディングを視聴する前に認証(Zoom アカウントへのサインインなど)を済ませるようユーザーに義務付けられるようにします。
    • レコーディングをオンデマンドにデフォルト設定: クラウド レコーディングの視聴者は、レコーディングを視聴する前に登録を済ませる必要があります。
      : ウェビナーの場合、オンデマンド レコーディング登録は、PayPal 連携、出席者メール、参加後の出席者リンク、アンケートとの互換性はありません。
    • 共有されたクラウド レコーディングにアクセスするときにパスコードを要求: 新しく生成されたクラウド レコーディングにアクセスするとき、デフォルトでパスコードの入力を要求します。 共有可能なリンクにパスコードを埋め込み、既存のクラウド レコーディングにこの設定を適用して最小強度のパスコード要件を設定するチェック ボックスを選択することもできます。
      : この設定を有効にしても、ユーザーはパスコードを変更または削除できます。
    • 視聴者は文字起こしを表示できる: この設定が有効になっている場合、共有リンクを持つユーザーはクラウド レコーディングの文字起こしを表示できます。 この設定は、新しく生成されたクラウド レコーディングにのみ適用されます。
    • 指定日数経過後にクラウド レコーディングを自動削除する: 指定した日数の経過後にクラウド レコーディングを削除します。 詳しくは、「ユーザーによるクラウド レコーディングの削除がクラウド レコーディング ファイルに与える影響」をご覧ください。
    • ホストはクラウド レコーディングを削除可能: ホストに本人のクラウド レコーディングの削除を許可します。 この設定が無効になっている場合、管理者のみがレコーディングを削除できます。
    • ごみ箱から削除されたクラウド レコーディングの復元を許可: この設定を有効にすると、以後、削除したクラウド レコーディングが 30 日間ごみ箱内で保持されるようになります。 これらのファイルは、使用可能な合計ストレージにはカウントされません。 管理者がこの設定をロックすることはできません。 ホストはクラウド レコーディングを削除できます。 詳しくは、「ユーザーによるクラウド レコーディングの削除がクラウド レコーディング ファイルに与える影響」をご覧ください。
    • クラウド レコーディングにアクセス可能になったとき、サブスクリプション URL にプッシュ通知: クラウド レコーディングが完了したとき、ウェブフックをトリガーする通知を許可します。 管理者がこの設定をロックすることはできません。
    • レコーディング通知: Zoom クライアントに参加するユーザーと電話で参加するユーザー向けに、ミーティングがレコーディング中であることを通知します。 レコーディング通知は無効にすることができませんが、アカウント タイプによっては変更できます。
    • WORM(1回書き込み、多数読み取り)状態でミーティングをレコーディング: この設定を有効にすると、クラウド レコーディングはウェブポータル内で編集または削除ができなくなります。 保持期間が設定されている場合、保存期間が終了するまで、レコーディングを編集または削除することはできません。
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      • この設定は、Zoom で有効にする必要があります。サポートにお問い合わせ後、機能を有効にするまで最大 3 営業日かかります。
      • レコーディングを自動削除に設定した場合、自動削除にかかる時間は、保持期間が終了した後にのみ適用されます。