リモートコントロールをリクエストまたは付与する

リモートコントロール機能を使用すると、他の参加者から許可を得たうえで、ミーティング中にその参加者の画面を操作することができます。他の参加者の画面に対するリモートコントロールをリクエストすることも、参加者があなたにコントロールを付与することもできます。一度許可が与えられると、相手のマウスやキーボードを操作したり、相手の画面上のテキストを自分の画面にコピーしたりすることが可能になります。

別の参加者のコンピュータの再起動など、管理者機能が必要な場合は、「リモートサポート機能」をご覧ください。

: Mac OSXの場合、Macの「プライバシーとセキュリティ」設定にある [アクセシビリティ] タブで、Zoom にアクセス権限を付与する必要があります。「セキュリティとプライバシー」でのZoomのアクセス許可について、詳しくご覧ください。

Zoomミーティングでリモートコントロール機能を使用するための要件

: 他の参加者の画面をリモートコントロールできるのは一度に1人のみです。 

目次

リモートコントロールを有効または無効にする方法

アカウント

  1. アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーションメニューで、[アカウント管理] をクリックし、次に [アカウント設定] をクリックします。
  3. [ミーティング] タブをクリックします。
  4. [ミーティング内(ベーシック)] にある [リモートコントロール] の切り替えボタンをクリックして有効または無効にします。
  5. 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして変更を確定します。
  6. (オプション)必要に応じて以下のオプションの横にあるチェックボックスを選択し、[保存] をクリックして変更を確定します。
  7. (オプション)[リクエストをカスタマイズ] をクリックして、エンドユーザーに表示されるリクエストの内容を変更します。サポートされている言語ごとに、リクエストのタイトルと本文を編集し、リンクを埋め込むことができます。免責事項のプレビューが表示されます。
  8. (オプション)アカウントのすべてのユーザーがこの設定を変更できないようにするには、ロックアイコン をクリックし、[ロック]をクリックして設定を確定します。

外部ユーザーがミーティング中にリモートコントロールやリモートサポートを使用できないように制限することもできます。[外部ユーザーがミーティングでリモートコントロールとリモートサポートを使用できないように制御する] 設定を見つけ、必要に応じて以下のチェックボックスを選択し、[保存] をクリックします。

グループ

  1. グループを編集する特権のある管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーションメニューで [ユーザー管理]、[グループ] の順にクリックします。
  3. リストから該当するグループ名をクリックします。
  4. [ミーティング] タブをクリックします。
  5. [ミーティング内(ベーシック)] にある [リモートコントロール] の切り替えボタンをクリックして有効または無効にします。
  6. 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして変更を確定します。
    : オプションがグレー表示されている場合は、アカウントレベルでロックされているため、アカウント管理者がアカウントレベルで変更する必要があります。
  7. (オプション)必要に応じて以下のオプションの横にあるチェックボックスを選択し、[保存] をクリックして変更を確定します。
  8. (オプション)[リクエストをカスタマイズ] をクリックして、エンドユーザーに表示されるリクエストの内容を変更します。サポートされている言語ごとに、リクエストのタイトルと本文を編集し、リンクを埋め込むことができます。免責事項のプレビューが表示されます。
  9. (オプション)グループ内のすべてのユーザーがこの設定を変更できないようにするには、ロックアイコン をクリックし、[ロック] をクリックして設定を確定します。

外部ユーザーがミーティング中にリモートコントロールやリモートサポートを使用できないように制限することもできます。[外部ユーザーがミーティングでリモートコントロールとリモートサポートを使用できないように制御する] 設定を見つけ、必要に応じて以下のチェックボックスを選択し、[保存] をクリックします。

ユーザー

  1. Zoomウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーションメニューで、[設定] をクリックします。
  3. [ミーティング] タブをクリックします。
  4. [ミーティング内(ベーシック)] にある [リモートコントロール] の切り替えボタンをクリックして有効または無効にします。
  5. 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして、変更を確認します。
    : オプションがグレー表示されている場合は、アカウントまたはグループレベルでロックされているため、アカウント管理者がそのレベルで変更する必要があります。
  6. (オプション)必要に応じて以下のオプションの横にあるチェックボックスを選択し、[保存] をクリックして変更を確定します。

外部ユーザーがミーティング中にリモートコントロールやリモートサポートを使用できないように制限することもできます。[外部ユーザーがミーティングでリモートコントロールとリモートサポートを使用できないように制御する] 設定を見つけ、必要に応じて以下のチェックボックスを選択し、[保存] をクリックします。

リモートコントロールの使い方

Windows | macOS | Linux

リモートコントロールをリクエストする(WindowsおよびmacOS)

WindowsおよびmacOSのユーザーは、画面を共有しているホストまたは他の参加者にリモートコントロールをリクエストすることができます。Linuxデバイスからミーティングに参加している場合は、リモートコントロールをリクエストすることはできず、相手から付与される必要があります。

  1. 他の参加者の画面共有が表示されているときに、ミーティングウィンドウの上部にある、その参加者の画面共有タブにある詳細アイコン をクリックします。
    : このタブは通常「[名前] の画面」と表示されます。
  2. [リモートコントロールのリクエスト] をクリックします。
    : このオプションが表示されない場合は、Zoomウェブポータルで無効になっているか、または相手がサポートされているアイテムを共有していない可能性があります。たとえば、Zoom Docを画面共有している場合は、リモートコントロールはサポートされません。
  3. [リクエスト] をクリックして確定します。
    画面を共有している相手には、あなたが画面を操作することを許可するかどうかを確認する通知が表示されます。相手がリクエストを承認すると、リモートコントロールで相手の画面を閲覧したり操作できるようになり、ソフトウェアのインストールや設定の変更も行えるようになります。
  4. 画面共有内をクリックし、参加者の画面のコントロールを開始します。ミーティングウィンドウ上部の画面共有タブの名前が、「[名前] の画面を制御しています」に更新されます。
  5. (オプション)リモートコントロールを停止するには、画面共有タブにある詳細アイコン をもう一度クリックし、[リモートコントロールの停止] を選択します。
    : 他の参加者があなたの画面のリモートコントロールをリクエストして許可された場合、最初の参加者のリモートコントロール許可は取り消されます。

リモートコントロールのリクエストを承認または拒否する

他の参加者があなたの共有画面のリモートコントロールをリクエストすると、コンピュータのリモートコントロールをリクエストしているユーザーを示すポップアップ通知が表示されます。

  1. ポップアップ通知のテキストを確認します。
  2. (オプション)ユーザーを知っていて信頼していることを確認するために、チェックボックスにチェックを入れます。
    : リクエストを承認するには、この確認が必要です。
  3. [承認] または [拒否] をクリックします。

他の参加者にリモートコントロールを付与する

画面共有中に、ミーティングの他の参加者にリモートコントロールを付与することができます。参加者がiPadまたはAndroidデバイスを使用している場合は、モバイルデバイスを使用して画面をリモートコントロールできます。

  1. 画面共有中に、フローティングツールバーで、リモートコントロールアイコン をクリックします。
    : [リモートコントロール] オプションが表示されない場合は、詳細アイコン をクリックし、次に [リモートコントロール] をクリックします。それでも [リモートコントロール] オプションが表示されない場合は、Zoomウェブポータルで無効になっているか、リモートコントロール機能をサポートしていないコンテンツ(例: Zoom Doc)を共有している可能性があります。
  2. [マウス/キーボードの操作を許可する] の下で、リモートコントロールへのアクセスを付与する参加者を選択します。
    選択された参加者には、あなたの画面を操作できる旨の通知が表示され、共有画面上の任意の場所をクリックして操作を開始するように案内されます。
  3. (オプション) 次のリモートコントロールオプションをクリックして、有効または無効にします。
    • 全てのリクエストを自動で許可する: 有効にすると、参加者があなたの共有画面のリモートコントロールをリクエストした際の承認プロセスをスキップできます。
      : この機能は、Zoom Workplaceアプリのバージョン6.1.0以降のユーザーのみ利用可能です。
    • クリップボードの共有: 有効にすると、リモートコントロールへのアクセスを付与された参加者があなたのクリップボードからテキストをコピーできるようになります。
  4. コントロールを取り戻すには、次のいずれかを行います。
    • 画面上の任意の場所をクリックします。相手のユーザーは、自分の画面をクリックすることでリモートコントロールを再開できます。
    • フローティングツールバーで、リモートコントロールアイコン をクリックし、次に [リモートコントロールの停止] を選択します。これにより、コントロールを取り戻し、他の参加者が再びリモートコントロールを再開できないようにします。
    • フローティングツールバーで [共有の停止] をクリックすると画面共有が終了し、リモートコントロールも同時に停止します。
Android | iOS

Zoomデスクトップアプリで画面を共有している参加者のみが、リモートコントロールを付与できます。iPadまたはAndroidデバイスでミーティングに参加している場合、リモートコントロールをリクエストしたり付与したりすることはできず、相手から付与される必要があります。

: iPhoneではリモートコントロールはサポートされていません。

  1. 参加者からコントロールを付与されたら、リモートアイコン をタップしてリモートコントロールを開始します。
  2. 以下の機能を使用して、参加者の画面を操作します。
    • テキストを入力するには、キーボードアイコン をタップします。
    • マウスアイコン は、マウスポインタの位置を示します。タップしてドラッグすると、ポインタを移動できます。
      • 指1本で画面をタップするとマウスをクリック
      • 指1本でダブルタップするとマウスをダブルクリック
      • 指1本で画面を長押しするとマウスを右クリック
      • 指2本でスワイプすると上下にスクロール
      • 指2本でピンチインおよびピンチアウトするとズームイン / ズームアウト

ヒント: モバイルデバイスを横向きにすると、参加者の画面共有が見やすくなります。