情報バリアの使用


情報バリアは、お客様がユーザーのコミュニケーション ポリシーをコントロールし、大規模な規制要件を満たす支援ができるように設計されています。 情報バリアは、機密情報を持つ特定のユーザー グループが、本来その情報を知る資格のない相手とコミュニケーションできないようにするために使用します。

この記事では、次の項目について説明します。

情報バリアの前提条件

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情報バリアの要件

グループ間のブロックの種類

情報バリアの適用範囲

ポリシーの同期

情報バリアのポリシーは、アカウント管理者が Zoom のウェブ設定を使用するか、Zoom のウェブ API を使用することで、設定および管理できます。

Zoom ミーティング

Zoom Team Chat

Zoom Phone と SMS

2 つのグループ間でポリシーを作成する方法

Zoom ウェブポータルで、既存のユーザー グループ複数にまたがるポリシーを作成するには、以下のとおりに操作します。

  1. アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーション メニューの [詳細] をクリックします。
  3. [情報バリア] をクリックします。

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情報バリアの制限事項

情報バリアの機能

メイングループの情報バリアポリシー

ユーザーが複数のグループに属している場合、そのユーザー一人ひとりに対し、本人のいるメイングループに準じた情報バリアポリシーが適用されます。 メイングループのみ影響を受ける旨が表示されたポップアップ メッセージが、情報バリアポータルに表示されます。

情報バリアが有効になっている場合、API と SAML を使用すると、グループの作成、ユーザーの割り当てまたは削除ができます。 手動のグループ操作を有効にすることもできます。 情報バリアを有効にするときは、あらゆるタイプのグループ操作が無効になります。 グループ設定は、Zoom ウェブポータルから変更できます。

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メイングループの情報を表示する方法

名グループの情報を表示するには、以下のとおりに操作します。

  1. アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーション メニューで、[ユーザー管理]、[グループ管理] の順にクリックします。
  3. リストで該当するグループ名をクリックします。
  4. [プロフィール] タブをクリックします。
  5. [メンバー] で、[メンバーの総数] の数値へのリンクをクリックします。
    ある特定のユーザーにとってこのグループがメイングループかどうかが、[メイングループ] 列に表示されます。

手動のグループ操作を有効にする方法

アカウント オーナーまたは管理者は、API または SAML を使用しなくても、グループ操作を有効にして手動でユーザー グループを変更できます。 アカウントに、グループ間を同期する有効な API がある場合、手動設定で置き換えることになります。

: この設定はアカウント レベルでのみ使用できます。

情報バリアのグループ ポリシーを有効にして手動で編集するには、以下のとおりに操作します。

  1. アカウント設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoom ウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーション メニューで、[アカウント管理]、[アカウント設定] の順にクリックします。
  3. [ミーティング] タブをクリックします。
  4. [管理オプション] にある [情報バリアが設定されているグループの編集をアカウント管理者に許可する] 切り替えボタンをクリックし、この設定を有効にします。
  5. 確認ダイアログが表示されたら、[有効にする] をクリックして変更を確定します。

ブレイクアウト ルームに情報バリアポリシーを適用する方法

情報バリア機能が有効になっているときでもブレイクアウト ルームを使用できるため、許可されていない機密データの共有を防ぎながらブレイクアウト セッションを使用できます。 さらに、「新しい管理者体験」が有効になっているアカウントには、ユーザーのプライマリ グループからの情報バリアが適用されます。