共有回線グループを使うと、Zoom Phone の管理者は、Zoom Phone ユーザーのグループや共用エリア電話機との間で電話番号と内線(共有回線)を共有できるようになります。
この記事では次の用語が使用されています。
共有回線グループのメンバーがサポートされているデスクフォンで共有回線グループを使う場合は、本記事の手順を行ってください。
この記事では、次の項目について説明します。
電話をかける前に、通話に使用する共有回線を選択します。選択した回線によって、発信する発信者 ID 番号が決まります。
注: Zoom デスクトップ クライアントやモバイルアプリとは異なり、共有回線が表示されるときに共有回線グループ名は表示されません。 共有回線を識別しやすくするには、お使いのラインキー設定をカスタマイズします。
詳しくは、Polycom VVX シリーズ と YealinkT4 / T5 シリーズ電話機のクイック スタート ガイドをご覧ください。
共有回線が他のメンバーによって使用されていることが、すべてのメンバーに表示されます。
注: Zoom デスクトップ クライアントやモバイルアプリとは異なり、固定電話には共有回線を使用しているメンバーの名前は表示されません。
共有回線がメンバーによって使用されているときは、お使いの電話機には次のようなインジケータが表示されます。
以下のアイコンが表示され、回線キーのインジケータ ライトが赤色に点灯します。
以下のアイコンとともに、「Talking」というテキストが表示されます。
共有回線に電話がかかると、着信通知には、共有回線グループの名前と通話を受けている共有回線が表示されます。
注: デスクトップ クライアントまたはモバイルアプリまたはウェブポータルにある Zoom Phone の設定で、共有回線グループの通話通知が有効になっていることを確認してください。
共有回線グループの通話に応答した後、その通話を他のメンバー、Zoom Phone ユーザー、外部電話番号に転送することができます。
注: 固定電話は連絡先ディレクトリ機能に対応していません。 固定電話で受信した通話を転送する場合は、社内の内線番号または社外の直通番号をダイヤルする必要があります。 あるいは、「コールフリップの使用」 により Zoom デスクトップ クライアントまたはモバイルアプリに通話を転送してから、お使いの連絡先ディレクトリを使って「通話の転送」を行います。
詳しくは、Polycom VVX series と Yealink T4 / T5 シリーズ電話機のクイックスタートガイドをご覧ください。
メンバーは、共有回線のすべての通話履歴を閲覧できます。 メンバーが共有回線に関連する通話履歴エントリを削除した場合、このエントリは削除を行ったメンバー側でのみ削除され、他のメンバー側では削除されません。
通話履歴エントリは以下のように表示されます。
詳しくは、Polycom VVX シリーズ と YealinkT4 / T5 シリーズ電話機のクイック スタート ガイドをご覧ください。
すべてのメンバーは、共有回線に残されたボイスメールのメッセージの再生と管理を行えます。 共有回線グループのボイスメールを管理する場合は、以下の点に注意してください。
注: お使いの Zoom Phone の管理者は、共有回線グループのメンバーに対して、共有回線グループへの所属状態を維持したまま、ボイスメールの受信箱へのアクセス権を削除することができます。 共有回線グループのボイスメールが表示されない場合は、Zoom Phone の管理者にお問い合わせください。
詳しくは、Polycom VVX シリーズ と YealinkT4 / T5 シリーズ電話機のクイック スタート ガイドをご覧ください。