コンタクト センターの管理者はスクリプト ウィジェットの追加と編集ができます。 スクリプト ウィジェットを使用すると、フローで特定の行動を起こせるようになるため、フローの構築を UI に依存する必要がなくなります。 スクリプト ウィジェットでは、キー、シークレット、その他の資格情報はデフォルトで非表示になっています。
重要:
この記事では、次の項目について説明します。
注: スクリプト ウィジェットの使用方法の詳細を理解するには、設定例(英語)を参照してください。
スクリプト ウィジェットを設定して実行したら、スクリプト変数の値をフロー変数にマッピングできます。
詳しくは、アカウント番号の例を参照してください。
async function main () { // ここからコードを開始 } Note: #### Supported built-in functions: (no need to import again) ## Variable Get/Set: var_get()[string]; var_set(string, string); global_var_set(string, string) ## Http Requests: req.get(url[, config]); req.delete(url[, config]); req.head(url[, config]); req.options(url[, config]) req.post(url[, data[, config]]); req.put(url[, data[, config]]); req.patch(url[, data[, config]]) ## Logging log.debug(string), log.info(string), log.warn(string), log.error(string)
// Lambda を使用 const log = require('./utils/log'); const req = require('axios'); // これは関数に Axios を使用する予定の場合のみ必要 var {_get:var_get , _set:var_set, _setGlobalVariable:global_var_set} = require('./utils/variable'); module.exports = async () => { // スクリプト ロジックを追加します。 上の 2 つの例を参照してください。 return }
注: この時点では、Javascript のスクリプト ウィジェットで使用できる外部モジュールは Axios のみです。
次の関数を使用して、依存関係のインポートを追加します。
const log = require('./utils/log');
注: スクリプト エンジンの新バージョンの場合は組み込まれているため、再度インポートする必要はありません。
以下の関数を使用してログを実装できます。
log.debug("debugging enabled") log.error("error detected") log.info("info: yes") log.warn("WARNINGS: ")
Axios を使用して HTTP リクエストを実装できます。 詳しくは、Axios のサポートサイトを参照してください。
次の関数を使用して、依存関係のインポートを追加します。
const req = require('axios');
注:
例:
var {_get:var_get , _set:var_set, _setGlobalVariable:global_var_set} = require('./utils/variable');
注: スクリプト エンジンの新バージョンの場合は組み込まれているため、再度インポートする必要はありません。
var_get 関数を使用して、変数の値を取得します。 var_get 関数は、ローカル ウィジェットとグローバル変数の両方の値にアクセスできます。 システム グローバル変数はデフォルトで定義されていますが、カスタム グローバル変数は最初に定義する必要があります。
例:
var_get()["global_system.Consumer.firstName"]
注: グローバル変数はシステムでグローバルに定義されますが、フロー内でグローバル変数に設定する値は、アクティブ エンゲージメントに範囲が限定されます。 つまり、フロー内でグローバル変数の値を設定 / 変更する場合、その値はその特定のエンゲージメントのみに設定されます。 同じフロー内にほかのコンシューマーが同時に、または続いて存在する場合、ほかのエンゲージメントによって設定された更新済みのグローバル変数の値にアクセスすることはできません。
var {_get:var_get , _set:var_set, _setGlobalVariable:global_var_set} = require('./utils/variable');
注: スクリプト エンジンの新バージョンの場合は組み込まれているため、再度インポートする必要はありません。
var_set 関数を使用してローカル変数の値を設定します。 最初のパラメータはローカル変数の完全な名前です。2 番目のパラメータは値です。
例:var_set("account_number", “99999")この変数の値はこのフロー内で、Script1.account_number としてアクセスできるようになりました。
フロー内でスクリプト ウィジェットを追加および設定します。
var {_get:var_get , _set:var_set, _setGlobalVariable:global_var_set} = require('./utils/variable');
注: スクリプト エンジンの新バージョンの場合は組み込まれているため、再度インポートする必要はありません。
global_var_set("global_system.Consumer.firstName", "Your Name")
注: グローバル変数はシステムでグローバルに定義されますが、フロー内でグローバル変数に設定する値は、アクティブ エンゲージメントに範囲が限定されます。