電話機用ホットデスクの使い方

概要

ホットデスク機能とは、Zoom Phone ユーザーが各自の内線番号と PIN を使って、プロビジョニングされている固定電話に一時的にサインインできる機能です。 ここでは、ホットデスク機能の使用例を紹介します。

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この記事の内容:

前提条件

ホットデスクの有効化

管理者

管理者は、割り当てられた固定電話または共用エリア電話機のホットデスクを有効にすることができます。

  1. Zoom ウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーション メニューで、割り当てられたデバイスまたは共用エリア電話機のページに移動します。
  3. ホットデスクを有効にしたいデバイスの表示名をクリックします。
  4. [ポリシー] タブをクリックします。
  5. トグルボタンをクリックしてホットデスクを有効にします。

ユーザー

ユーザーは、自分に割り当てられた電話機に対してホットデスクを有効にすることができます。

  1. Zoom ウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーション メニューで [電話] をクリックします。
  3. 下にスクロールして [固定電話] のセクションに移動します。
  4. 対象の電話機の [ホットデスクを許可] のチェック ボックスがオンになっていることを確認します。

セッションのタイムアウト制限の設定(管理者)

管理者は、ホットデスクを有効にした電話機に対してセッションのタイムアウト時間を設定することもできます。 ホットデスク機能を備えた電話機にサインインしているユーザーは、制限時間に達すると自動的にサインアウトされます。 詳しくは、アカウント レベルの固定電話設定をご覧ください。

ホットデスクの使い方

固定電話でホットデスクが有効になっている場合、その電話機に一時的にサインインすることができます。 ユーザーがサインアウトすると、その電話機は元のオーナーに再割り当てされるか、再び共用エリア電話機として機能します。 通常、共用エリア電話機のホーム画面には [未割り当て] と表示されます。

: 管理者は、ホットデスクのセッション タイムアウト制限を設定できます。 制限時間に達すると、電話機はホットデスク セッションから自動的にサインアウトします。

サインイン

  1. 次のいずれかの方法で電話機にサインインします。
  2. 音声ガイダンスに従って、内線番号とボイスメール用 PIN を入力します。
    電話機が再起動してお客様の情報を登録します。 電話機が自動的に再起動しない場合は、手動で再起動を行ってください。

サインアウト

電話機の使用を終えたら、以下のいずれかの方法でサインアウトできます。

電話機が再起動して元のオーナーに再割り当てされるか、再び共用エリア電話機として機能します。 電話機が自動的に再起動しない場合は、手動で再起動を行ってください。

ホットデスクを使った電話の表示とリモートでのサインアウト

管理者

  1. Zoom ウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーション メニューで、割り当てられたデバイスまたは共用エリア電話機のページに移動します。
  3. ホットデスクが有効になっている電話機の現在のサインイン状況を確認するには、[Hot Desking] 列をご覧ください。
    : ホットデスクが有効になっているデバイスを確認するには、電話機の表示名をクリックしてその設定を表示します。
  4. (省略可)[サインインしているホットデスク デバイスのみを表示] を選択します。
  5. [ホットデスク] 列で、対象の電話機の [サインアウト] をクリックして、アクティブなホットデスク セッションからサインアウトします。

ユーザー

自分の電話機でホットデスクが有効になっている Zoom Phone ユーザーは、他のユーザーを自分の電話機からリモートでサインアウトすることができます。

  1. Zoom ウェブポータルにサインインします。
  2. ナビゲーション メニューで [電話] をクリックします。
  3. 下にスクロールして [固定電話] のセクションに移動します。
  4. リモートでサインアウトする電話機の上にカーソルを合わせて、[サインアウト] をクリックします。