Marketo 用 Zoom アプリの使用


Marketo の Zoom 連携により、Zoom Webinars に参加した参加者から Marketo のリードを生成できるようになります。 また、Marketo のウェビナーに登録することもできます。 Marketo は Zoom Events でも利用できます。

Zoom 管理者が連携を有効にする必要があります。ただし、連携の使用は必須ではありません。 以下の手順を使用すると、管理者以外のユーザーでも連携を使用できます。

  1. Zoom 管理者が、Marketo で Zoom LaunchPoint サービスを作成します。
  2. Zoom 管理者が、管理者以外の Zoom ユーザーも連携を使用できるように設定します。

この記事では、次の項目について説明します。

Marketo 用 Zoom アプリを使用するための前提条件

: Marketo と Zoom Webinars の連携を使用するには、まず Zoom で 1 回限りのウェビナーをスケジュールする必要があります(現時点では、定期的なウェビナーはサポートされていません)。 ウェビナーのスケジュール方法の詳細については「Zoom Webinars 入門」をご覧ください。 Marketo では、新規イベント プログラムの作成と、エンゲージメントを追跡するための適切なフロー アクションの設定も必要になります。

Marketo アプリを追加する方法

  1. Zoom アプリ マーケットプレイスを開きます。
  2. ページ上部の検索バーで Marketo アプリを検索します。
  3. [Marketo] をクリックします。
  4. [このアプリの使用を承認する] トグルをクリックします。
  5. ラジオボタンをクリックして、以下のユーザーに Marketo へのアクセス権を付与します。
    • アカウント上の全ユーザー: 選択すると、アカウントに所属する全ユーザーにアクセス権を付与します。
    • アカウント上の特定ユーザー / ユーザー グループ: 選択すると、追加するユーザー / ユーザー グループのみにアクセス権を付与します。
      特定ユーザー / グループにアプリを事前承認する方法について詳しくは、専用のサポート記事をご覧ください。
  6. [サイトにアクセスして追加] をクリックします。
  7. Marketo の使用方法を選択します。
    • Zoom Webinars と Marketo の連携を使用するには、[ガイドを表示] をクリックします。
    • Zoom Events と Marketo の連携を使用するには、[今すぐ追加] をクリックします。

Zoom Webinars と Marketo の連携

Zoom Webinars と Marketo 用 Zoom アプリの連携における制限事項

Marketo の Zoom LaunchPoint サービスでは、作成されたが開始されていないイベントやウェビナーに関する API エラーが表示されます。

Zoom LaunchPoint サービスを作成する

: この連携の使用に、インストールまたはサインインは必要ありません。 Marketo 管理者は、機能管理者に連絡してこの機能を有効にする必要があります。

  1. Marketo アカウントに管理者としてサインインします。
  2. 上部にあるナビゲーション ペインで、[管理者] タブをクリックします。
  3. 左側のパネルで、[LaunchPoint] を選択します。
  4. [新規サービス] をクリックして、サービスを新規作成します。
  5. サービス名を入力します。
  6. サービス プロバイダーのリストから [Zoom] を選択します。
  7. [Zoom にログイン] をクリックします。
  8. Zoom の認証情報を入力します(Zoom Webinars をホストする Zoom アカウント)。
  9. [許可] をクリックして、Marketo が指定された情報にアクセスすることを許可します。
  10. [保存] をクリックします。

重要: Zoom アカウントには、1 つの Zoom LaunchPoint のみを作成して使用してください。 Zoom LaunchPoint サービスを追加作成すると、以前の Zoom LaunchPoint サービスが無効になり、関連するプログラムが連携で正しく動作しなくなります。

Marketo を Zoom Webinars に追加する

デフォルトでは、Zoom 管理者(Zoom LaunchPoint サービスを作成した管理者)によって作成されたウェビナーのみが、連携を通じて表示されます。 他のアカウント ユーザーがウェビナーを表示できるようにするには、対象となるユーザーを連携設定で指定する必要があります。

: 連携設定で指定していない別のユーザーが所有するウェビナーは、連携を通じて表示されません。 ユーザーが所有するミーティングはサポートされておらず、連携を通じて表示されません

  1. マーケットプレイスの Marketo ページに移動します。
  2. [管理] セクションで、[設定] をクリックします。
    : [設定] オプションは管理者が Marketo で Zoom LaunchPoint サービスを作成するまで表示されません。 また、LaunchPoint サービスを作成した管理者のみが [設定] オプションを表示して使用できます。
  3. 連携を使用するすべての Zoom ユーザーのメールアドレス(最大 40 件)を入力します。

ウェビナーを Marketo イベントに接続する

  1. 目的のイベントを選択します。
  2. [イベント アクション] をクリックして [イベント設定] を選択します。
    : 選択したイベントのチャネルタイプはウェビナーである必要があります。
  3. [イベント パートナー] では、[Zoom] を選択します。
  4. [ログイン] では、イベントを関連付ける Zoom アカウントを選択します。
  5. [イベント] では、リストから目的の Zoom ウェビナーを選択します。
  6. [保存] をクリックします。
    これでイベントが Zoom ウェビナーと同期しました。
    : Marketo により、名、姓、メールアドレスのフィールドが送信されます。

Marketo で使用されるウェビナーの設定

次の設定で Marketo に表示されます。

: 登録者の追跡とキャンペーンのアクションを実行するには、Marketo のランディング ページから登録を行う必要があります。 Zoom のランディング ページから行った登録は、Marketo に同期されません。

確認メール、登録フォーム、フロー設定

確認メール

確認メールに各登録者固有の Zoom 参加用リンクを記載するには、Marketo のメールにトークン {{member.webinar url}} を使用する必要があります。

確認メールを [操作可能] に設定すると、登録後に配信を停止する可能性のあるユーザーにも確認情報が届くようになります。

: 登録 URL トークンを追加するだけです。 追加の設定はありません。

登録フォーム

登録フォームにある次のフィールドは、各 Marketo フィールドにマッピングされます。

: 上記以外のフィールドはマッピングされません。 必須の Zoom 登録フォームに別のフィールドを作成しないでください。別のフィールドを作成すると、登録の同期が失敗します。

フロー

ウェビナーにサインアップしたユーザーは、[新規ステータス] が [登録済み] に設定されると、「プログラム ステータスの変更」フロー手順で Zoom にプッシュされます。 他のステータスがこのユーザーをプッシュすることはありません。 また、「プログラム ステータスの変更」をフロー手順 1、「メールの送信」をフロー手順 2 に設定する必要があります。

Zoom Webinars と Marketo の連携におけるデータ セキュリティ

このアプリは、Zoom アカウントから以下の情報にアクセスして使用します。

このアプリは、Marketo アカウントから以下の情報にアクセスして使用します。

ウェビナー登録者の詳細(メールアドレス、名、姓、組織、電話番号): Zoom ウェビナーへのユーザー登録に使用されます。