Zoom RoomsでZoomのMicrosoft Teamsとの相互運用性を使用する
ZoomとMicrosoft Teamsの相互運用性を使用すると、追加のインフラストラクチャやライセンスがなくても、Zoom RoomsがMicrosoft Teamsミーティングに参加できるようになります。以前は、Microsoft Teamsミーティングに接続するには、TeamsミーティングホストがMicrosoft Cloud Video Interopサードパーティサービスを利用する必要がありました。
Microsoft TeamsとのZoom相互運用性を使用するための要件
Zoom Rooms
- アカウントオーナー、管理者、またはZoom Roomsの編集アクセス権限を持つロール
- Zoom RoomsがMicrosoft Teams WebクライアントまたはSIPベースの相互運用性を使用していること:
- Zoom RoomsがPexip CVIサービス、またはPexip Connect for Zoom RoomsサービスとのSIPベースの相互運用性を使用していること:
- macOSバージョン6.0.6以降
- Windowsバージョン6.0.6以上
- 専用ハードウェアバージョン6.0.6以上
- Zoom Roomsコントローラ:
- Google、Exchange 2010、Exchange 2013以降、またはOffice 365とのカレンダー連携
Microsoft Teams
注:
- 無料のTeamsミーティングはサポートされていません。対象はTeamsミーティングのURLがteams.microsoft.comドメインを使用していないため区別できます。
- 21Vianet(中国)が運営するMicrosoft 365およびOffice 365 DoDクラウド上のMicrosoftテナントがホストするTeamsミーティングは、サポートされていません。対象は、TeamsミーティングのURLがteams.microsoft.comまたはgov.teams.microsoft.usドメインを使用していないため区別できます。
Zoom RoomsとMicrosoft Teamsの相互運用性を有効または無効にする方法
Zoom RoomsでMicrosoft Teamsとの相互運用性を有効にする場合、Microsoft Teams Webクライアントを使用する方法またはSIPベースの相互運用性を使用する方法を選択できます。
Microsoft Teams Webクライアントが使用されている場合、[前提条件] セクションの概要説明どおり、Microsoft商用またはグローバルサービステナント、Microsoft Government Community Cloud(GCC)テナント、またはMicrosoft Government Community Cloud High(GCC-H)テナントのメンバーであるユーザーが主催するMicrosoft Teamsミーティングに対し、Zoomルームから参加を試みることができます。
SIPベースの相互運用性を使用する場合、Microsoft TeamsのミーティングホストにMicrosoft Cloud Video Interop(CVI)サブスクリプションが必要です。スケジュールミーティングのみサポート対象で、Microsoft Teamsミーティングへのアドホック通話はサポート対象外です。ただしお客様独自のPexip CVIサービスとの相互運用性、またはPexip Connect for Zoom Roomsサービスをご利用になる場合は、スケジュールミーティングとアドホック通話の両方がサポートされます。
Microsoft Teams Webクライアントとの相互運用性を有効にする方法
- Zoom Rooms設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ルーム管理]、[Zoom Rooms] の順にクリックします。
- Zoom Roomsの場所階層を使用して、アカウント、場所、またはルーム設定から、Zoom Roomsのサードパーティのカンファレンスでのダイヤルインを有効にします。この例では [アカウント設定] をクリックしています。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [Zoom Rooms] の下で [Zoom Roomsの相互運用性をサポート] 切り替えボタンをクリックして、有効または無効にします。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして変更を確定します。
- (任意)編集中のZoom Rooms全部でこの設定を必須にする場合は、ロックアイコン
をクリックし、[ロック] をクリックして確定します。 - [Zoom RoomsでMicrosoft Teamsウェブクライアントミーティングをサポートする] チェックボックス
をクリックして、Microsoft Teamsのダイレクトゲスト参加を有効にします。 - (任意)Microsoft Teamsのミーティング参加者リストにZoomルームを表示するときの [外部参加者名] と [メールアドレス] をZoomルームごとに設定することもできます。
- (任意)[ホーム画面に表示する] チェックボックス
をクリックすると、<span style='font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Helvetica, Arial, sans-serif;'>ルームコントローラまたはタッチディスプレイにMicrosoft Teamsの参加ボタンが表示されます。 - (任意)[接続方法の優先順位] で、変更するオプションの横にある上向き
または下向き
矢印をクリックします。
注: ダイヤルSIPオプションを優先しても、Microsoft Teams Cloud Video Interop(CVI)情報がないミーティングでは、ダイレクトゲスト参加がバックアップとして使用されます。
SIPベースの相互運用性を有効にする方法
- Zoom Rooms設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ルーム管理]、[Zoom Rooms] の順にクリックします。
- Zoom Roomsの場所階層を使用して、アカウント、場所、またはルーム設定から、Zoom Roomsのサードパーティのカンファレンスでのダイヤルインを有効にします。この例では [アカウント設定] をクリックしています。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [Zoom Rooms] の下で [Zoom Roomsの相互運用性をサポート] 切り替えボタンをクリックして、有効または無効にします。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして変更を確定します。
- (任意)編集中のZoom Rooms全部でこの設定を必須にする場合は、ロックアイコン
をクリックし、[ロック] をクリックして確定します。
お客様独自のPexipサービスを使用してSIPベースの相互運用性を有効にする方法
- Zoom Rooms設定を編集する特権を持つ管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ルーム管理]、[Zoom Rooms] の順にクリックします。
- Zoom Roomsの場所階層を使用して、アカウント、場所、またはルーム設定から、Zoom Roomsのサードパーティのカンファレンスでのダイヤルインを有効にします。この例では [アカウント設定] をクリックしています。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [Zoom Rooms] の下で [Zoom Roomsの相互運用性をサポート] 切り替えボタンをクリックして、有効または無効にします。
- 認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] または [無効にする] をクリックして変更を確定します。
- (任意)編集中のZoom Rooms全部でこの設定を必須にする場合は、ロックアイコン
をクリックし、[ロック] をクリックして確定します。 - [Zoom RoomsでMicrosoft Teams Webクライアントのミーティングをサポートする] チェックボックス
をクリックします。その場限りでMS Teamsミーティングへの参加を許可するには、この手順が必須です。以後の手順では、Pexip CVIを使用したSIPベースのダイヤル発信が優先され、Microsoft Teams Webクライアントは使用されません。 - [ホーム画面に表示する] チェックボックスをクリックすると、ルームコントローラまたはタッチディスプレイにMicrosoft Teamsの参加ボタンが表示されます。
- [接続方法の優先順位] で上
または下
矢印をクリックし、[SIPまたはPexip CVIを使用して接続する](利用可能な場合)にリスト内でもっとも高い優先順位を付与します。 - [Microsoft TeamsミーティングにPexipの「SIP Guest Join」を使用する] チェックボックス
をクリックします。 - Pexip顧客IDの横にある鉛筆アイコン
をクリックし、Pexipサポートから提供されたPexipカスタマーIDを入力します。Pexipの顧客IDは、指定されたとおりに入力する必要があります。 - [保存] をクリックします。
詳しくは、Pexip Connect for Zoom Roomsのドキュメントをご覧ください。
ZoomルームからMicrosoft Teamsミーティングに参加する方法
スケジュールミーティングに参加する
- Zoomルームに関連付けられたカレンダーリソースをTeams招待に直接追加するか、サードパーティから受信したTeamsのカレンダー招待をZoomルームに関連付けられたカレンダーリソースに転送して、Microsoft TeamsのミーティングにZoomルームを招待します。また、ユーザーはZoomルームのカレンダーリソースを組み込んで新たなミーティング招待状を作成し、そこに外部のサードパーティから受信したミーティング招待状の本文全体を切り取って貼り付けることもできます。
カレンダーリソースがこのミーティングの招待を受信すると、ZoomルームがZoom Roomsコントローラ上の予定されているミーティングのリストに、このミーティングと [参加] オプションを表示します。[オーディオで参加] が表示されない場合は、上の手順を再確認するか「トラブルシューティング」セクションをご覧ください。
注: 招待を転送するには、Microsoft Office 365またはExchangeの設定変更が必要になる場合もあります。Google Calendarでは、転送はできませんが、適切な権限を持つユーザーは適切なルームを追加すること、各ルームのカレンダーにミーティングの複製を書き込むことができます。 - コントローラで [参加] をクリックします。ZoomルームがTeamsミーティングに接続します。
注: この参加プロセスは、Zoomミーティングに参加する場合より時間がかかります。
アドホックミーティングに参加する
MS Teams Webクライアントを有効にしている場合、またはお客様独自のPexipサービスをお使いの場合、次の手順により、Microsoft Teamsミーティングにその場限りで参加できます。
- コントローラまたはZoom Roomsタッチディスプレイの [Microsoft Teams] ボタンを押します。
- Microsoft TeamsのミーティングIDを入力して [参加] を押します。
- Microsoft Teamsミーティングのパスコードを入力し、[OK] を押します。
注: この参加プロセスは、Zoomミーティングに参加する場合より時間がかかります。
Microsoft Teams Webクライアント使用時のミーティング体験
参加すると、次のようなミーティング内コントロールが使用可能になります。
-
- マイクをミュート
- ビデオを開始 / 停止
- 音量
- ミーティングを退出
- 問題のレポートを送信
- ミーティングに再参加
- コンテンツの共有
- Zoom Roomsコントロール(設定されている場合)
- カメラコントロール(システムに接続されているカメラが1台の場合。複数のカメラが接続されている場合、カメラコントロールは使用不可)
Microsoft Teams Webクライアントの使用は、1台のカメラ、1台のマイク、1人のスピーカーを備えたZoomルームでのみサポートされています。Zoomルームに複数のカメラ、マイク、またはスピーカーがある場合、Microsoft Teamsは、使用するカメラ、マイク、またはスピーカーをそれぞれ誤って選択することがあります。Zoom相互運用性の制限により、通話中はこれを変更できません。Microsoft Teamsミーティングは、各Zoomルームの最初のディスプレイにのみ表示されます。2台目、3台目のディスプレイには、追加のMicrosoft Teamsのミーティング参加者や共有コンテンツは表示されません。
注: Microsoft Teamsミーティングへの画面共有には、Microsoft Teamsクライアントへのアクセスが必要です。Microsoft Teams Webクライアントを使用してMicrosoft Teamsの通話に参加している間は、Zoomルームからワイヤレスまたは有線のHDMI画面共有を利用することができません。Microsoft Teams Webクライアントを使用したMicrosoft Teams通話の開始前または途中に、Zoomルームの有線HDMI入力にデバイス(ノートパソコンなど)を接続しないでください。
SIPベースの相互運用性(お客様独自のPexipサービスを含む)使用時のミーティング体験
スケジュールミーティングまたはアドホックミーティングに、Microsoft TeamsとのSIPベースの相互運用性を使用するとき、ZoomルームはZoomミーティングを開始し、SIPを使用してMicrosoft Teamsにダイヤル発信します。このZoomミーティングの参加者は2名のみ(このZoomルームとMicrosoft Teams接続を代表する参加者)です。
次のようなZoomミーティングの通常機能をご利用いただけます。
- マイクをミュート
- ビデオを開始 / 停止
- 音量
- ミーティングを退出
- ダイレクト共有と有線HDMI画面共有の両方を含むコンテンツ共有
- カメラ切り替えを含むカメラコントロール
- デュアルディスプレイ
- 問題のレポートを送信
- Zoom Roomsコントロール(設定されている場合)
- 複数のカメラ/スピーカー/マイクがあるZoomルームでは、正しいデフォルトの周辺機器が選択されます。
ただしSIPベースの相互接続は、オーディオ・ビデオ・コンテンツ共有専用となっているため、SIPベースの相互接続では、以下をはじめとするZoomミーティング機能の大半が機能しません。
- ビュー(この機能はZoomミーティングのレイアウトを変更するだけで、MS Teamsミーティングから送信されるレイアウトは変更されません)
- チャット(この機能はMS Teamsのミーティングチャットとは相互運用できません)
- 参加者リスト(Zoomルームには、MS Teamsミーティングを代表するほかの参加者が1名だけ表示され、実際のMS Teamsミーティングの名簿は表示されません)
- レコーディング(レコーディングはZoomミーティング内専用で、MS Teamsのレコーディングは制御対象外です)
- リアクション(挙手などのリアクションはZoomミーティング内専用で、MS Teamsミーティング内の挙手通知などのリアクションはトリガーされません)
- 字幕(字幕はZoomミーティング内専用で、MS Teamsの字幕設定に影響は及ぼしません)
- AI Companion(AI CompanionはZoomミーティング内専用です)
- ブレイクアウトルーム
- [ミーティングをロック] など [セキュリティ] メニューのコントロール(これらの機能はZoomミーティング内専用で、MS Teamsのミーティング設定に影響は及ぼしません)
SIPベースの相互運用性を使用するとき使用可能になるMS Teamsミーティング機能の詳細は、MS Teamsミーティングホストが使用するMicrosoft Teams Cloud Video Interop(CVI)によって異なります。詳しくは、該当するMicrosoft CVIベンダーのドキュメントを参照するか、各ベンダーにお問い合わせください。
Microsoft Teams Webクライアントのユーザーインターフェース変更履歴
2023年12月
Microsoftは2023年12月5日にMicrosoft Teamsアプリの新たな更新の一環として、直接ゲスト参加の新たなユーザーインターフェース(UI)のリリースを開始し、2023年12月15日までにすべてのミーティング出席者に対し、この更新に反映を完了する予定です。直接ゲスト参加を使用してMicrosoft Teamsミーティングに参加しているZoomルームには、同期間中にこの新たなUIが導入されます。ユーザーインターフェースの変更点は、背景色などのカラーパレットやミーティング中のビデオレイアウトの変更など、外観面が中心です。ミーティング内の機能が変わり、Microsoftはタッチインターフェースのコントロールをカンファレンスルームデバイスに適したものに絞りました。なおZoomルームの参加者には、ほかのTeamsミーティング参加者から共有されるMicrosoftホワイトボードが表示されません。
注: Zoom RoomsがMicrosoft Teamsミーティングに参加すると、デスクトップブラウザからMS Teamsミーティングに参加する場合と同じように、Microsoftの提供するブラウザベースのミーティング体験が提供されます。Teamsのミーティング体験は、Microsoftが開発・維持しています。
2024年7月(予定)
新機能:
- アクティブスピーカー表示のサポート
- ビデオ品質と信頼性の向上
- その他の細かいバグ修正
Zoom RoomsとMicrosoft TeamsとのZoom相互運用性のトラブルシューティング
Zoom Roomsコントローラのミーティングリストに、[オーディオのみで参加] が表示される場合、または [参加]ボタンがまったく表示されない場合
- 使用するZoomルームで、[Zoom Roomsの相互運用性をサポートする] と [Zoom RoomsでMicrosoft Teams Webクライアントミーティングをサポートする] が有効になっていることを確認します。
- Zoom Roomsのカレンダー連携にOffice 365またはMicrosoft Exchangeを使用している場合は、「deletecomments」自動カレンダー処理オプションが「False」に設定されていることを確認し、Zoomルームがカレンダー招待からMS Teamsのミーティング情報を読み込みます。例: Set-CalendarProcessing -Identity calendaremail@yourdomain.com-AddOrganizerToSubject $false -OrganizerInfo $true -DeleteComments $false -DeleteSubject $false -RemovePrivateProperty $false
- もとのMicrosoft TeamsミーティングのURLを書き換えるリンクフィルタリングや「セーフリンク」サービスを利用しているユーザーは、Microsoft Teams Webクライアントの相互運用性を利用できません。Zoom Roomsに [参加] ボタンを表示するには、もとのリンクを保持する必要があります。Proofpoint URL Defenseをご利用のお客様は、こちらの手順に従ってteams.microsoft.comのURLをセーフリストに登録することができます。類似URLの「セーフリンク」サービスをご利用のお客様は、teams.microsoft.comおよびgov.teams.microsoft.usのURLをセーフリストに登録する必要があります。
- Teams URLにteams.microsoft.comまたはgov.teams.microsoft.usが含まれていることを確認してください。teams.live.comなど、ほかのドメインは使用できません。Microsoft Teams Webクライアントの相互運用性機能は、teams.microsoft.comまたはgov.teams.microsoft.usでホストされているミーティングのみサポートします。
- Teamsミーティングをいったん外部のサードパーティが受信してZoomルームに転送しており、ユーザーがZoom Roomsのカレンダー連携にOffice 365またはMicrosoft Exchangeを使用している場合、デフォルトのO365またはExchange構成では、ミーティングが転送されてもカレンダーリソースがユーザーに確認を求めることなく拒否してしまいます。O365またはExchangeの自動カレンダー処理設定を変更すると、カレンダーリソースに対してこのようなメッセージの転送を許可することもできますが、外部からの招待状がカレンダーリソースに直接送信または転送されるように許可することの意味を、慎重に考慮する必要があります。Office 365の設定で「ProcessExternalMeetingMessages」という自動カレンダー処理オプションが「True」に設定されている場合、カレンダーリソースは、直接送信された招待状と転送された招待状の両方を受け入れます。このほかに、Zoomルームと関連付けられたカレンダーリソースを組み込んで新たなミーティング招待を作成し、その本文にユーザーがTeamsのミーティング招待メッセージ全文をコピーして貼り付ける方法もあります。外部サードパーティにカレンダー招待の直接招待と転送を許可するPowerShellの構成例: Set-CalendarProcessing -Identity calendaremail@yourdomain.com-AddOrganizerToSubject $false -OrganizerInfo $true -DeleteComments $false -DeleteSubject $false -RemovePrivateProperty $false -ProcessExternalMeetingMessages $True
Zoom Roomsコントローラに [参加] ボタンが表示されている場合
- Microsoft Teams Webクライアントの相互運用性を使用するようにZoom Roomを設定している場合に、ZoomルームがTeamsミーティングに参加しようとして失敗したように表示された場合、ファイアウォールやその他のネットワークセキュリティの問題が、Microsoft Teams Webクライアントサービスへの接続を妨げている場合もあります。お使いのファイアウォールにMicrosoft Teamsのファイアウォール要件が実装されていることを確認してください。Office 365のURLとIPアドレスの範囲、特にSkype for Business OnlineとMicrosoft Teams、Microsoft 365 CommonとOffice OnlineのIPアドレス範囲を含めます。
- Microsoft Teamsのミーティングホストが、ミーティングのゲストアクセスを許可する必要があります。この設定は、ミーティングホストのMicrosoft Teamsサービスの管理者がチェックし、必要に応じて変更できます。Microsoft Teamsのゲストアクセスについて詳しくは、こちらをご覧ください。
- 各ミーティングの設定でMicrosoft Teamsのミーティングホストが、Zoom相互運用性を使用するZoomルームなどの外部参加者の許可に関して、Microsoft Teamsのミーティングロビーから入場するよう義務づけている場合があります。この場合、該当するMicrosoft TeamsミーティングにZoomルームが参加することをホストなどの認証ユーザーから許可される必要があります。Microsoft Teamsとミーティングへの自動承認について詳しくは、こちらをご覧ください。
Microsoft Teamsミーティングに参加した場合
- ZoomルームとZoom Roomsタッチ機能を使用し、Microsoft Teamsウェブクライアントとの相互運用性を使用してMicrosoft Teamsのミーティングに参加するお客様に対し、Zoomはミーティング体験(音量、ミュートなど)をZoom Roomsコントローラからコントロールするようおすすめしています。タッチUIを利用すると、Zoom RoomsのディスプレイでMicrosoft Teamsのミーティングコントロールを操作できますが、利用できるコントロールは制限されます。
- Microsoft Teams Webクライアントを含め、Microsoft Teamsは「サイマルキャスト」を使用して、複数のビデオ解像度をほかのTeamsミーティングクライアントに送信します。ネットワーク帯域幅や、同じミーティングに参加しているほかのTeamsミーティングクライアントの解像度要求によっては、Microsoft Teams Webクライアントの相互運用性を使用してZoomルームで送受信される解像度が変わる可能性があります。すべてのTeamsミーティングクライアントが高解像度ストリームをサポートできる場合、Microsoft Teamsウェブクライアントの相互運用性を使用しているZoom Roomsには、Microsoft Teamsから高解像度のビデオストリームが届きます。一方、低解像度を要求するほかのTeamsクライアントが存在する場合、Microsoft Teamsウェブウェブクライアントを使用しているZoomルームは、潜在的に送受信の解像度が低くなる可能性があります。最大解像度は720pです。
- Zoom RoomsでMicrosoft Teams Webクライアントとの相互運用性を使用している場合、Teamsミーティングに7人以上の参加者がいる場合でも、最大2x3のレイアウトでギャラリービューが表示されます。
- ZoomルームがMicrosoft Teams Webクライアントとの相互運用性を使用しており、その他の問題がMicrosoft Teamsミーティングで発生している場合は、Microsoftに問題レポートを送信できます。
- ZoomルームからTeamsミーティングに参加します。
- 右上の省略記号
アイコンをタップし、[問題のレポートを送信] をタップします。 - 必要情報を入力して [情報をMicrosoftに送信する] ボックスのアイコン
がチェック済みであることを確認し、[送信] をタップします。
Zoom Roomsのデバイスサポート
Microsoft Teams Webクライアントとの相互運用性
Microsoft Teams Webクライアントの相互運用性は、WindowsベースとMacベースのあらゆるZoomルームがサポートしています。Zoom Rooms専用ハードウェアに対するサポートについて詳しくは、下表のとおりです。
完全サポート
| 必要最低ファームウェア |
Neat Bar | NFB1.20220914.1215 |
Neat Board | NFC1.20220914.1215 |
Neat Bar Pro | NFD1.20220914.1215 |
Neat Frame | NFF1.20220914.1215 |
Logicool Rally Bar | CollabOS 1.8 |
Logicool Rally Bar Mini | CollabOS 1.8 |
Logicool Rally Bar Huddle | CollabOS 1.8 |
Logicool Tap IP | CollabOS 1.8 |
Logicool RoomMate | CollabOS 1.11.215 |
Poly X30 | 4.0 |
Poly X50 | 4.0 |
Poly X52 | 4.0 |
Poly X70 | 4.0 |
Poly G7500 | 4.0 |
DTEN ME
|
1.15.1
|
DTEN D7
| 1.15.1 |
DTEN D7X | 1.15.1 |
Yealink A20 | 該当なし |
Yealink A30 | 該当なし |
Microsoft TeamsのSIPベースの相互運用性
Microsoft TeamsのSIPベースの相互運用性は、WindowsおよびMacベースのあらゆるZoom RoomsとあらゆるZoom Rooms専用ハードウェアでサポートされています。
お使いのPexip CVIサービスまたはPexip Connect for Zoom RoomsサービスとSIPベースの相互運用性については、前提条件に記載されているZoom Roomsアプリケーションのバージョン要件をご覧ください。