Zoom Events の [チケット発行] タブの管理


Zoom Events の [チケット発行] タブでは、有料チケットタイプの追加、イベント登録期間の管理、チケットに関連するその他のカスタマイズを管理できます。 出席者の登録上の制限事項を設定すること、出席者向けにセッションを事前にブックマークしておくこともできます。

詳細情報については「Zoom イベントの作成」をご覧ください。

注: イベントの公開後、すでに登録者がいる場合でも、ホストはイベントのチケットタイプの詳細を編集できます。 [数量]、[チケットタイプ]、[チケット名]、[説明]、[登録の開始 / 終了] フィールドは編集可能で、更新するとその後の登録に適用されます。 さらに、ホストは外部参加者リストに追加したり、リストから削除したりできます。

この記事では、次の項目について説明します。

Zoom Events の [チケット発行] タブを管理するための前提条件

: Zoom Events と Zoom Webinars の最新機能にアクセスする場合、ホストには Zoom デスクトップ クライアントまたはモバイル アプリケーションの最新バージョンへの更新を強くお勧めします。

Zoom Events の [チケット発行] タブにアクセスする方法

  1. Zoom イベントを作成するか、予定されているイベントを編集して、イベント設定にアクセスします。
  2. イベント作成フローのナビゲーション メニューで [登録と参加]、[チケット発行] の順にクリックします。

チケットタイプを追加する方法

  1. Zoom Events の [チケット発行] タブにアクセスします。
  2. [+ チケットタイプを追加] をクリックします。
    パネルが表示されます。
    : 最大 50 種類までチケットタイプを追加できます。
  3. 有料イベントの場合は、パネル上部でチケットタイプを [無料] にするか [有料] にするかを選択します。
    : 提示されるチケットタイプ オプションは、[リンクとイベント アクセス] タブで選択したイベントタイプによって異なります。
  4. (オプション)[チケット数を設定] 切り替えボタンをクリックし、この機能を有効または無効にします。 有効にした場合、提供可能なチケット数を設定します。
    : チケット数は 1,000,000 枚以下にする必要があります。
  5. (オプション)イベントが [有料] イベントの場合は [料金] フィールドにチケット代を入力します。
    : 間接税(VAT、GST など)およびその他料金により、ホストとして受け取る払い出し金額が増減する可能性があります。 間接税の報告義務がある場合の詳細については、Zoom Events の GST および VAT に関するサポート記事(英語)をご覧ください。 サードパーティの支払処理業者が請求する外貨取引手数料は、ホストが負担します。
  6. [チケットタイプ名] を入力します(例: 前売り、一般入場など)。
  7. [出席者に提供する体験] で以下のオプションから選択します。
    • バーチャル: イベントをオンラインでのみ開催します。
    • ハイブリッド: イベントをオンラインと対面式で開催します。
    • 対面式: イベントを対面式でのみ開催します。
  8. (オプション)チケットタイプ ID をコピーするには、[チケットタイプ ID] にあるコピーアイコン をクリックします。
  9. (オプション)[説明] テキスト ボックスに、チケットの種類や出席者に対するメッセージなどの説明を入力します。
  10. [販売開始] で、チケットの購入が可能になる販売開始日時を設定します。
    :
    • 出席者の有料チケット登録は、ハブの支払い業者の要件によって制限されます。 有料チケット登録の可否は、支払い業者(Stripe または PayPal)要件に従います。
    • 出席者は、有料イベント登録のオープン日を確認し、後日登録可能になってから有料イベントページに戻って登録を完了するために、メール リマインダーを受け取ることを選択できます。
  11. (オプション)[カスタマイズ...] をクリックして、チケットの [販売終了] 日時を設定します。
    :
    • 有料チケットの [販売終了] 日は、イベント終了日前の日付に設定する必要があります。
    • イベントロビーの終了前であれば、任意の無料チケットタイプの [販売終了] 日をイベント終了からロビー終了までの間に設定することで、イベントには出席しなかったユーザーが、イベントのビデオ レコーディングを視聴するチケットを購入できるようになります。
    • [デフォルト] をクリックして [] の日時をイベント終了時に設定することもできます。
  12. [登録上の制限事項を設定] でチケットの登録上の制限を管理します。
  13. [権限を設定] で、具体的なセッションをチケットの権限に設定するか、特定のチケットタイプで出席者のアジェンダをカスタマイズします。
  14. [保存] をクリックします。

登録上の制限を設定する

このルールでは、リンクの認証ルールを適用した後、指定した視聴者のみがチケットを登録できるよう制限します。 これを空白のままにしておくと、リンクの認証ルールをパスしたユーザーは誰でも登録できることになります。
登録認証ルールは、[リンクとイベント アクセス] タブでコントロールします。

  1. チケットタイプを追加します。
  2. [登録上の制限事項を設定] で、次のチェックボックスの片方または両方を選択して、チケットの制限事項を管理します。
    • 指定されたメールアドレス: 追加したメールアドレスに招待メールが届きます。
      • イベントの招待リストにメールアドレスでユーザーを追加するには、以下の手順を実行します。
        : 招待リストに追加されたユーザーに限り、このタイプのチケットを表示して登録できます。
        1. [メールアドレスを追加] をクリックします。
          [ユーザーを招待リストに追加] ポップアップ ウィンドウが表示されます。
        2. [メールアドレスを入力] の下で、招待するユーザーのメールアドレスを入力し、Enter キーを押します。 ユーザーを削除するには、ユーザーのメールアドレスの横にある [X] をクリックします。
        3. [保存] をクリックします。
        4. (オプション)[追加] をクリックして、メールアドレスを使用してユーザーをさらに追加します。
        5. (オプション)[表示] をクリックして、外部参加者リストの表示、外部参加者の検索、メールアドレスの削除を実行します。
      • 複数のユーザーのメールアドレスをイベントの招待リストにインポートするには、次のとおり操作します。
        1. [メールアドレスを追加] をクリックします。
          [ユーザーを招待リストに追加] ポップアップ ウィンドウが表示されます。
        2. このウィンドウの [CSV からメールアドレスをインポート] を選択します。
        3. CSV ファイルをウィンドウ内にドラッグ&ドロップするか、[ファイルを選択] をクリックしてインポートする CSV ファイルを探し、[開く] をクリックします。
          : 最大項目数は CSV ファイル 1 件当たり 5,000 項目未満とします。 新しくインポートされた情報が、既存のレコードに追加されます。
        4. CSV ファイルのインポートが完了したら、[保存] をクリックします。
          追加した特定ユーザーの数が、[指定メールアドレス] の下に表示されます。
        5. (オプション)指定したメールアドレスの数の右にある [表示] をクリックします。
          招待済みユーザーのリストが表示されます。
        6. 招待済みユーザーを以下の要領で管理します。
          • 招待済みユーザーのリストを表示するか、招待済みユーザーを検索します。
          • 個々のユーザーは次の手順で削除します。
            1. ユーザーの右にあるごみ箱アイコン をクリックします。
            2. 確認ウィンドウで [削除] をクリックします。
          • 複数のユーザーは次の手順で削除します。
            1. 招待済みユーザーリストで、必要なユーザーのチェック ボックスを選択します。
            2. (オプション)[メール] チェックボックスを選択してすべてのチェックボックスを選択します。
            3. このボックスの上部にある [削除] をクリックします。
            4. 確認ウィンドウで [削除] をクリックします。
    • 指定の企業ドメイン: 指定したドメインのメンバーは、[イベントの詳細] ページでイベントに登録できます。
      • 指定したドメインのユーザー全員を次の手順でイベントの招待リストに追加します。
        1. [ドメインを追加] をクリックします。
        2. 有効なドメインを入力します。
          : たとえば、ABC 会社のすべてのメンバー(name@abc.co のメールアドレスを持つメンバー)を招待するには、abc.co をドメインとして追加します。 複数のドメインを持っている場合は、テキスト ボックス内のドメインをコンマで区切ります。
        3. [保存] をクリックします。
      • 複数の指定ドメインを次の手順でイベントの招待リストにインポートします。
        1. [ドメインを追加] をクリックします。
          ポップアップ ウィンドウが表示されます。
        2. ウィンドウ内で [CSV からドメインをインポート] を選択します。
        3. CSV ファイルをウィンドウ内にドラッグ&ドロップするか、[ファイルを選択] をクリックしてインポートする CSV ファイルを探し、[開く] をクリックします。
          : 最大項目数は CSV ファイル 1 件当たり 20,000 項目未満とします。 新しくインポートされた情報が、既存のレコードに追加されます。
        4. CSV ファイルのインポートが完了したら、[保存] をクリックします。
          追加した特定ドメインの数が、[指定の企業ドメイン] に表示されます。
        5. (オプション)指定したドメインの右にある [表示] をクリックします。
          招待済みドメインのリストが表示されます。
        6. 以下の要領で許可済みドメインを管理します。
          • 許可済みドメインのリストを表示するか、ドメインを検索します。
          • 個々のドメインは以下の要領で削除します。
            1. ドメインの右にあるごみ箱アイコン をクリックします。
            2. 確認ウィンドウで [削除] をクリックします。
          • 複数のドメインは以下の要領で削除します。
            1. 許可済みドメインのリストで、目的のドメインのチェックボックスを選択します。
            2. (オプション)[ドメイン] チェックボックスを選択してすべてのチェックボックスを選択します。
            3. このボックスの上部にある [削除] をクリックします。
            4. 確認ウィンドウで [削除] をクリックします。
  3. [保存] をクリックします。

チケットタイプの権限を設定する

出席者の権限を設定する

ホストは、チケット オプションの権限を制御したり、チケットの入手可能性を制限したりできます。

  1. チケットタイプを追加します。
  2. [権限を設定] セクションの [出席者の権限を設定] で、[権限を編集] をクリックします。
    パネルが表示されます。
  3. このパネル内で、出席者の権限として以下のいずれかのチケット オプションを選択します。
    • すべてのセッション: ユーザーはイベント内のすべてのセッションにアクセスできます。
    • 特定セッション: イベント内の個々のセッションに対し、ユーザーのアクセスを許可するかどうかを選択できます。
      • トラックでセッションをフィルタリング: 探しているセッションを見つけるために、自分が作成したトラックを選択します。

      • トラックのないセッション: セッションをアルファベット順、または作成日時の新しい順、あるいは検索により並べ替えます。

      • 特定セッションのチェックボックスを個別に選択するか、すべてのセッションを選択します。
    • なし: ユーザーはいかなるセッションにもアクセスできません。
  4. [保存] をクリックします。

ブックマークしたセッションに入力する

ホストは、チケットを複数所持している出席者が登録済みの複数セッションに備えて事前に準備されたアジェンダを入手できるように、特定のチケットタイプの日程を事前に定義できます。 ホストは、この機能を有効にするか無効にするかを選択し、セッションをチケットタイプに関連付けることができます。 ホストがカスタマイズした日程に追加できるセッションは、出席者がアクセス可能なセッションのみです。

チケット発行後にホストが変更を加えた場合、その変更は変更以降の新規登録にのみ反映されます。 ロビーがまだ開いていなければ、ホストは指定されたチケットの出席者全員の日程を更新できます。 ロビーが開いている場合、そのチケットの新規登録者のみが最新の更新を受け取ります。以前の登録者には更新が反映されません。 この機能はデフォルトでは無効になっています。

  1. チケットタイプを追加します。
  2. [権限を設定] セクションの [ブックマークしたセッションに入力] で [ブックマークを編集] をクリックします。
    パネルが表示されます。
  3. パネルで以下のオプションから選択してください。
    • すべてのセッション: 出席者はすべてのセッションを表示できます。
    • 特定セッション: イベント内の個々のセッションに対し、ユーザーのアクセスを許可するかどうかを選択できます。
      • トラックでセッションをフィルタリング: 探しているセッションを見つけるために、自分が作成したトラックを選択します。

      • トラックのないセッション: セッションをアルファベット順、または作成日時の新しい順、あるいは検索により並べ替えます。

      • 特定セッションのチェックボックスを個別に選択するか、すべてのセッションを選択します。
    • なし: セッションは一切表示されません。
  4. [保存] をクリックします。

チケットタイプを編集する方法

  1. Zoom Events の [チケット発行] タブにアクセスします。
  2. [チケットタイプ] で、編集するチケットタイプの [編集] をクリックします。
  3. 必要な情報を編集します。
  4. [保存] をクリックします。

チケットタイプを削除する方法

  1. Zoom Events の [チケット発行] タブにアクセスします。
  2. [チケットタイプ] で、削除するチケットタイプの [削除] をクリックします。
    確認ウィンドウが表示されます。
  3. 確認ウィンドウで [削除] をクリックします。

: ホストは売り上げのないチケットタイプをいつでもイベントから削除できます。

チケットのキャンセル ポリシーを管理する方法

有料イベントの場合は、チケットのキャンセル ポリシーを設定します。 デフォルトでは、アカウントのチケット [キャンセル ポリシー] セクションで設定されているポリシーが使用されます。

  1. Zoom Events の [チケット発行] タブにアクセスします。
  2. [チケット キャンセル ポリシー] で、以下からいずれかのオプションを選択します。
    • 出席者はチケットのキャンセルが可能: このオプションを有効にしておくと、イベント開始の 1 時間前までであれば全額返金できます。
    • チケットのキャンセルを禁止: このオプションを選択すると、出席者はあとで返金をリクエストできます。
  3. [保存] をクリックします。
    出席者には変更内容が表示されません。

出席者の特別ロールへのアクセスを管理する方法

  1. Zoom Events の [チケット発行] タブにアクセスします。
  2. [チケット] タブをクリックします。
  3. [出席者の特別ロールへのアクセス] で、スピーカー、代替ホスト、通訳者、出展者にイベントで保有してもらうアクセス オプションを以下から選択します。
    • 出席者アクセス権を付与する: 特別ロールは出席者と同様に、すべてのセッションに参加できます。
    • 出席者アクセス権を付与しない: 特別ロールには、事前登録を通じて出席者アクセス権を付与する必要があります。