Zoom で Okta ユーザーを管理
Okta で Zoom を設定すると、Okta を介して Zoom でユーザーを作成したり、ユーザー情報を更新したり、ユーザーをディアクティベートしたりできるようになります。
この記事では、次の項目について説明します。
Zoom で Okta ユーザーを管理するための前提条件
注: 承認済みの関連ドメインがない場合、ユーザーは受信した自動送信メールを通じてアカウントにプロビジョニングされていることを確認する必要があります。 プロビジョニングは、承認されたドメインに該当するユーザーに対して、メールによる確認を行わずに行われます。
Okta ユーザーを Zoom で手動管理する方法
Okta ユーザーを管理する方法の 1 つに、ユーザーを手動で Zoom に追加、更新、停止する方法があります。
ユーザーの割り当て
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Okta コンソール内で、[アプリケーション] に移動します。
- Zoom アプリの名前をクリックします。
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[割り当て] タブの [割り当て] をクリックして、Okta をユーザーまたはユーザーのグループのどちらに割り当てるか選択します。
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ユーザーまたはグループの隣にある [割り当て] をクリックします。
- ユーザーまたはグループを選択します。
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[保存して戻る] をクリックします。
[完了] をクリックします。
ユーザーの更新
手動で Okta のユーザー情報(名前など)を更新する場合は、Zoom 側でも同様にその情報を手動で更新しなければなりません。
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Okta コンソール内で、[ディレクトリ] に移動します。
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[ユーザー] または [グループ] をクリックします。
- ユーザーまたはグループの名前をクリックします。
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[プロフィール] タブを選択します。
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[編集] をクリックします。
- 変更したいパラメータのボックスに入力します。
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[保存] をクリックします。
- 管理者またはオーナーとして Zoom にログインします。
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Zoom ウェブポータルのナビゲーション メニューで、[ユーザー管理]、[ユーザー] の順にクリックします。
- 目的のユーザーのメールをクリックします。
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[プロフィール] タブを選択します。
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[編集] をクリックします。
- 目的のデータを変更します。
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[変更内容を保存] をクリックします。
ユーザーから Zoom アプリの割り当てを解除
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Okta コンソール内で、[ディレクトリ] に移動します。
- [ユーザー] または [グループ] をクリックします。
- ユーザーまたはグループの名前をクリックします。
- [アプリケーション] タブを選択します。
- X アイコンをクリックします。
- [アプリケーションの割り当て解除] ポップアップ ウィンドウで、[OK] をクリックします。
- 管理者またはオーナーとして Zoom にログインします。
- Zoom ウェブポータルのナビゲーション メニューで、[ユーザー管理]、[ユーザー] の順にクリックします。
- 目的のユーザーの右にある 3 つの点クリックします。
- [ディアクティベート]、[アカウントからのリンクを解除]、[削除]のいずれかを選択します。
- ポップアップ ウィンドウで、目的のアクションを確認します。
ユーザーをディアクティベート
Okta でユーザーを手動でディアクティベートする際は、Zoom でも同様に手動でそのユーザーをディアクティベート、リンク解除、または削除しなければなりません。 ディアクティベートされたユーザーは、Zoom アカウントには引き続き表示されますが、そのユーザーはログインしようとしてもログインできなくなります。
- Okta コンソール内で、[ディレクトリ] に移動します。
- [ユーザー] または [グループ] をクリックします。
- ユーザーまたはグループの名前をクリックします。
- [その他のアクション] をクリックします。
- [ディアクティベート] を選択します。
- 目的のユーザーまたはグループにチェック マークをいれます。
- [選択した内容をディアクティベート] をクリックします。
- [ユーザーをディアクティベート] ポップアップ ウィンドウで、[ディアクティベート] をクリックします。
- 管理者またはオーナーとして Zoom にサインインします。
- Zoom ウェブポータルのナビゲーション メニューで、[ユーザー管理]、[ユーザー] の順にクリックします。
- 目的のユーザーの右にある 3 つの点クリックします。
- [ディアクティベート]、[アカウントからのリンクを解除]、[削除]のいずれかを選択します。
- ダイアログ ウィンドウで、目的のアクションを確認します。
Okta ユーザーを Zoom で自動管理する方法
SCIM プロビジョニングを有効にすると、ユーザー アカウントを自動的に作成、更新、ディアクティベートできます。 SCIM を使用すると Zoom ユーザー アカウントの自動セットアップやメンテナンスが容易になるので、 Okta のユーザーデータとマッチさせやすくなります。
プロビジョニングのアクティベート
ユーザー管理プロセスを自動化するためには、プロビジョニングを有効にする必要があります。
- Okta コンソール内で、[アプリケーション] に移動します。
- Zoom アプリの名前をクリックします。
- [プロビジョニング] タブを選択します。
- [API 統合を設定する] をクリックします。
- [API 統合を有効にする] をクリックします。
- [保存] をクリックします。
- [Zoom で自動化] をクリックします。
- 管理者またはオーナーの認証情報を使用して Zoom アカウントにサインインします。
- Zoom が正常に検証されたことを確認して、[保存] をクリックします。
- [アプリへ] 設定で、[編集] をクリックします。
-
プロビジョンを希望するオプションの [有効] を選択します。
- ユーザーの作成。
- ユーザー属性の更新。
- ユーザーのディアクティベート。
- [保存] をクリックします。
ユーザーの割り当て
-
Okta コンソール内で、[ディレクトリ] に移動します。
-
[ユーザー] または [グループ] を選択します。
- ユーザーまたはグループの名前をクリックします。
- [アプリケーション] タブで、[アプリケーションの割り当て] をクリックします。
- [アプリケーションの割り当て] ウィンドウで、Zoom アプリケーションの名前の横にある [割り当て] をクリックします。
- [保存して戻る] をクリックします。
- [完了] をクリックします。
- 管理者またはオーナーとして Zoom にログインします。
- Zoom ウェブポータルのナビゲーション メニューで、[ユーザー管理]、[ユーザー] の順にクリックします。
- Zoom アカウントでユーザーまたはグループが自動的に更新されたことを確認します。
ユーザーの更新
Okta のユーザー情報(名前など)を更新すると、数分以内にその情報が自動的に Zoom へ同期されます。 この情報を更新するために、その他の手続きを取る必要はありません。 メールアドレスの変更は、Okta から Zoom へ伝達されません。メールアドレスは Zoom で変更する必要があります。
- Okta コンソール内で、[ディレクトリ] に移動します。
- [ユーザー] または [グループ] をクリックします。
- ユーザーまたはグループの名前をクリックします。
- [プロフィール] タブを選択します。
- [編集] をクリックします。
- 変更したいパラメータのボックスに入力します。
- [保存] をクリックします。
- 管理者またはオーナーとして Zoom にログインします。
- Zoom ウェブポータルのナビゲーション メニューで、[ユーザー管理]、[ユーザー] の順にクリックします。
- Zoom アカウントでユーザーまたはグループが自動的に更新されたことを確認します。
ユーザーから Zoom アプリの割り当てを解除
ユーザーから Zoom アプリの割り当てを解除すると、ユーザーは自動的に Zoom でディアクティベートされます。
- Okta コンソール内で、[ディレクトリ] に移動します。
- [ユーザー] または [グループ] をクリックします。
- ユーザーまたはグループの名前をクリックします。
- [アプリケーション] タブを選択します。
- X アイコンをクリックします。
- [アプリケーションの割り当て解除] ポップアップ ウィンドウで、[OK] をクリックします。
- 管理者またはオーナーとして Zoom にログインします。
- Zoom ウェブポータルのナビゲーション メニューで、[ユーザー管理]、[ユーザー] の順にクリックします。
- [タイプ] で [ベーシック(ディアクティベート済み)] を表示して、目的のユーザーがディアクティベートされたことを確認します。
ユーザーをディアクティベート
- Okta コンソール内で、[ディレクトリ] に移動します。
- [ユーザー] または [グループ] をクリックします。
- ユーザーまたはグループの名前をクリックします。
- [その他のアクション] をクリックします。
- [ディアクティベート] を選択します。
- [ユーザーをディアクティベート] ポップアップ ウィンドウで、[ディアクティベート] をクリックします。
- 管理者またはオーナーとして Zoom にログインします。
- Zoom ウェブポータルのナビゲーション メニューで、[ユーザー管理]、[ユーザー] の順にクリックします。
- [タイプ] で [ベーシック(ディアクティベート済み)] を表示して、目的のユーザーがディアクティベートされたことを確認します。
Zoom ユーザーを Okta へインポートする方法
Zoom アカウントには存在しているものの Okta には存在しないユーザーがいる場合は、インポート機能を使用してそのようなユーザーを Okta アカウントに追加する音ができます。
注:
- Zoom アカウントのユーザー全員がスキャンされて Okta のユーザーと比較されます。 Okta に存在しないユーザーが見つかると、そのユーザーは自動的にインポートされます。
- このインポート機能は、以下のマッピング属性をサポートしていません。
- 電話
- 役職
- Zoom Phone の内線番号
- Zoom Phone の電話番号
- Zoom Phone のサイト
- Zoom Phone の通話プラン
- Okta コンソール内で、[アプリケーション] に移動します。
- Zoom アプリの名前をクリックします。
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[インポート] タブ、[今すぐインポート] の順にクリックします。
注: インポート プロセスの完了後、Okta は Zoom で見つかった Okta にはいないユーザーをリストアップします。 デフォルトでは、ユーザーは Okta に追加されます。 - Zoom ユーザーを既存の Okta ユーザーに関連付けるためには、名前の右端にある下向きの矢印をクリックしてから、チェックマークをクリックして新規 Okta ユーザーを確認します。
- [割り当てを確認] をクリックします。
- [インポートしたユーザー割り当ての確認] ウィンドウで、[確認] をクリックします。
- 必要に応じて、[確認後にユーザーを自動的にアクティベート] を選択します。
- [割り当て] タブをクリックして、新しいユーザーに Zoom アプリケーションが割り当てられていることを確認します。
- 新しいユーザーの名前をクリックして、[アクティベート] をクリックします。
- [ユーザーのアクティベート] ウィンドウで、[アクティベート] をクリックします。
- Okta のアクティベーション メールがユーザーに送信されます。
マッピング属性を使用して Zoom で Okuta ユーザーを管理する方法
デフォルトでは、初回ログイン時にメールアドレス、名前、苗字がユーザーにマッピングされます。 その他の情報を渡す場合は、ベーシック SAML マッピングと高度な SAML マッピングを用いると、カスタム属性を使用することができます。 Zoom Phone ユーザーの作成または更新については、Zoom Phone SCIM 属性のリストを参照してください。