スライドのバーチャル背景としての共有
概要
ミーティング中に PowerPoint プレゼンテーションの共有または Keynote の共有ができるほか、イマーシブな共有体験を作るためのプレゼンテーションをバーチャル背景によって共有することが可能です。 スライドをバーチャル背景として共有すると、参加者は画面共有に直接追加されたビデオを視聴できます。 また、Zoom Meetings コントロール内からプレゼンテーションを直接管理することもできます。
注: スライドに埋め込まれたサウンド、トランジション、またはアニメーションはサポートされていません。
プレゼンターが ミーティングをローカルでレコーディングする場合、レコーディングではスライド上部にビデオが埋め込まれます。 ホストまたは別の参加者がミーティングをローカルで録画する場合、ビデオをスライドに埋め込むには、バージョンが 5.2.0 以上である必要があります。 5.2.0 以前のバージョンで録画するかクラウドに録画する場合、 録画ではスライドとビデオを通常の画面共有記録として記録されます。
この機能は現在ベータ版であり、すべてのお客様が使用できます。 ご利用のアカウントでこの機能を使用しない場合は、Zoom サポートに連絡してこの機能を無効にするようリクエストしてください。
この記事の内容:
前提条件
プレゼンターの前提条件
- Windows 版 Zoom デスクトップ クライアント バージョン 5.2.0 (42619.0804) 以降
- macOS 版 Zoom デスクトップ クライアント バージョン 5.2.0 (42634.0805) 以降
- 使用しているコンピュータがバーチャル背景のシステム要件を満たしていることを確認してください
- PowerPoint をローカルにインストール済みである
- Keynote をローカルにインストール済みである(macOS のみ)
ビューアー要件
- Zoom デスクトップ クライアント
- Windows: 5.2.0 (42619.0804) 以降
- macOS: 5.2.0 (42634.0805) 以降
- Linux: 5.2.0(440215.0803) 以降
- Zoom モバイルアプリ
- Android: 5.2.0 (42588.0803) 以降
- iOS: 5.2.0 以降
注: 参加者が上記のバージョンよりも古いバージョンを使用するか、ウェブ クライアント、Zoom Room またはサードパーティのエンドポイントを使用すると、スライドは通常の画面共有として表示され、プレゼンターのビデオはスライドに表示されません。
プレゼンテーションを背景として共有する
-
ミーティング コントロール内にある [共有画面] ボタンをクリックします。
- [詳細] をクリックします。
- [スライドをバーチャル背景として表示] をクリックします。
- PowerPoint プレゼンテーション ファイルを参照し、選択します。
- [開く] をクリックします。
プレゼンテーションがインポートされると、スライドがあなたのバーチャル背景として表示されます。 ビデオがオンになっている場合、デフォルトでスライドに適用されます。
スライドとビデオの管理
共有が開始されると、ミーティング コントロールからビデオとスライドを管理できます。
スライドの変更
スライドに移動するには、ミーティング コントロール内の [次に進む] と [前に戻る] ボタンを使用します。
ビデオのサイズと位置の変更
ビデオを再配置するまたはサイズを変更するには
- プレゼンテーション メニューの [...] をクリックします。
- [ビデオのサイズを変更する] をクリックします。
- 画像の四角のいずれかをクリックしたまま、マウスをドラッグして画像のサイズを変更します。
- 画像の中央をクリックしたままマウスをドラッグして、スライド上の画像の位置を変更します。
ビデオをスライドから削除する
ビデオをスライドに埋め込むのをやめて、別のビデオフィードとして送信する場合
- プレゼンテーション メニューの [...] をクリックします。
- [ビデオとスライドを分ける] をクリックします。
- 参加者はスライドを通常のスクリーン共有として表示し、ビデオ フィードは別途フィードとして送信されます。 ミーティング コントロール内のスライド間の移動は引き続き可能です。
- ビデオをスライドに埋め込み直すには、[ビデオとスライドの結合] をクリックします。