クライアントベースのカレンダー統合
概要
Outlook クライアント上の Zoom Meetings とウェビナーが Windows Zoom デスクトップ クライアントと同期されるように、クライアント側のカレンダー統合をセットアップできます。 このカレンダー統合のモードには MAPI フレームワークの使用が必須であり、他のカレンダー同期方法とは異なり、サーバー接続を通さずに Outlook クライアントと直接通信する Zoom デスクトップ クライアントに依存します。 これは、組織がオンプレミスの Exchange 環境を利用している場合に特に役立ちます。この環境では、顧客は Exchange サーバーからカレンダーデータへの直接アクセスを Zoom に提供できない場合があります。
注: ご所属の組織内にモバイルデバイスまたは Mac デバイスが多数存在する場合、現時点では、MAPI はこれらのプラットフォームをサポートしていないため、カレンダーの統合に MAPI を使用することは推奨されません。
前提条件
アカウント設定からカレンダー連携の MAPI を有効にする
- 管理者またはオーナーは、Zoom ウェブポータル にサインインします。
- ナビゲーション パネル内で、[ アカウント管理]、[アカウント設定] の順にクリックします。
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[ミーティング] タブで、カレンダーと連絡先 セクションまで下にスクロールします
- [カレンダーと連絡先の統合] を有効にします。
- [Exchange] を選択します。
- [MAPI を使用して Zoom デスクトップ クライアント と統合する(Windows 専用)] を有効にします。
- [保存] をクリックします。
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(オプション)アカウント上のユーザーがカレンダー統合に MAPI のみ使用するように強制するには、ロック アイコンをクリックします。
注: この設定がロックされている場合、アカウントのすべてのユーザーに対して自動的に設定され、Windows ユーザーのみがカレンダー統合を使用できます。 この設定がロック解除されている場合、macOS ユーザーは O365 または Google 認証をカレンダー連携に使用できます。
MAPI カレンダー統合を使用する認証
- Zoom ウェブポータルにサインインします。
- [プロフィール] をクリックします。
- [カレンダーと連絡先の連携] セクションで、[カレンダーと連絡先のサービスへ接続] をクリックします。
注: アカウント管理者によって設定がロックされている場合、サービスに接続するオプションが表示されないのではなく、次のメッセージが表示されます: 「カレンダーはご利用の Zoom Windows アプリケーション用に自動的に統合されます」 - [Exchange] を選択します。
- [完了] をクリックします。