FAXの設定(Poly OBiシリーズATA)
FAX機に接続されているPoly OBiシリーズアナログ電話アダプター(OBi30X、OBi508、またはATA40X)のFAXサポートを設定できます。また、本記事では、FAX機の送信レートを最適化するための推奨設定も扱っています。
注:
- Zoom Phoneの代替となるFAXソリューションについては、FaxSIPitをご覧ください。
- ATAではFXSポートのみを使用できます。
Poly OBiシリーズATA(アナログ電話デバイス)でFAXを設定するための要件
- Zoom Phoneを含むZoom Workplaceライセンス、またはスタンドアロンのZoom Phone通話プラン
- アカウントオーナーまたは管理者権限
- FAX機に接続されたプロビジョニング済みのPoly OBiシリーズアナログ電話アダプター(OBi30X、OBi508、またはATA40X)
注: 詳細はPolyサポートによるプロビジョニングガイドをご覧ください。 - ATAが、通話パッケージと直通電話番号のあるZoom Phoneユーザーまたは共用エリア電話機に割り当てられている
- ATAにハンドセット / ダイヤルパッドデバイス(アナログ電話など)が接続されている
注: 複合機など、ATAに接続されていても、ハンドセット / ダイヤルパッドがないデバイスがあります。こうしたデバイスはATAのウェブインターフェースへのアクセスには使用できません。 - ウェブインターフェースがアカウントレベルの固定電話設定で有効になっている
Voice over Internet Protocol(VOIP)経由のFAXにおける制限事項
FAXをVoIPサービス経由で実装する場合、FAX送受信には既知の制約があります。この制約は技術的な要因に基づくもので、業界全体で共通しています。Zoomと一部のVoIP企業は、インターネット経由でFAXを送信するためにG.711標準を使用します。この標準は信頼できると考えられていますが、プロバイダーによって実装が異なる場合があり、エンドツーエンドで担保することはできません。
Zoomでは、アナログ端末アダプター(ATA)を介して従来のFAX機をインターネットに接続する、VoIPサービス経由のFAX送受信を提供しています。法人のお客様の多くは、FAXの送受信をたまに行う程度であれば、このベストエフォート型のFAXサービスが費用対効果が高く、ニーズを十二分に満たすものであると考えています。FAX送受信のニーズを評価し、貴社のビジネスに最適な選択肢を選ぶことをおすすめします。
Zoomでは、ビジネスニーズを満たす質の高いサービスの提供を心がけています。複数ページのドキュメントを多数の宛先にFAX送信することが多い場合は、信頼性と一貫性のあるパフォーマンスを実現するために、アナログ回線と従来型のFAX機を維持することをおすすめします。
Zoom WebポータルでATA設定を確認する方法
ATAのウェブインターフェイスを使用してFAXを設定する前に、Zoomウェブポータルにサインインしていくつかの設定を確認する必要があります。
注: デバイスに共用エリア電話機ライセンスがある場合は、手順5~7をスキップしてください。共用エリア電話機ライセンスは、ボイスメールおよびコールキューメンバーシップをサポートしていません。
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[電話システム管理]、[ユーザーとルーム] の順にクリックします。
- ATAが共用エリア電話機に割り当てられている場合は、[共用エリア電話機] タブをクリックします。
- Poly OBi ATAが割り当てられたZoom Phoneユーザーまたは共用エリア電話機の表示名をクリックします。
- [ポリシー] タブをクリックし、[ボイスメール] がオフになっていることを確認します。
- [ユーザー設定] タブをクリックします。
- [メンバーシップ] セクションまでスクロールダウンし、[コールキューの呼び出しを受信する] オプションが無効になっていることを確認します。
- [固定電話] セクションまでスクロールダウンし、[キーと位置] の横にある [表示と編集] をクリックします。
- ATAに専用回線が割り当てられていることを確認します。
OBi ATAウェブインターフェースでFAXを設定する方法
- ATAに接続されているアナログ電話から [***] をダイヤルし、[1] を押してIPアドレスを取得します。
- ウェブブラウザを開き、ATAのIPアドレスを入力します。
注: デフォルトでは、Zoom Phoneはプロビジョニングされたデバイスのウェブインターフェースを無効にします。電話のウェブインターフェースにアクセスできない場合は、[ウェブインターフェース] がアカウントレベルの固定電話の設定で有効になっていることを確認してください。 - ユーザー名に「admin」と入力してサインインし、Zoomウェブポータルで設定された管理者パスワードを入力します。
- [コーデック]、[コーデックのプロフィールA / B] の順にアクセスします。
- [コーデック設定] セクションで、次のパラメータを設定します。
- T38Enable=Disabled
- FaxPassThroughCodec=G711U(北米地域のデフォルト)またはG711A
- [音声サービス]、[SP1 Service] の順にアクセスします。
- [呼び出し機能] セクションで、次のパラメータを設定します。
- [物理インターフェース]、[PHONExポート] の順にアクセスし、
- [呼び出し機能] セクションで、次のパラメータを設定します。
- CallWaitingEnable: 無効
- ConferenceCallEnable: 無効
- UseForFaxOnly: 有効
- DetectFaxPageBreak: 有効*
*注: これは、Poly ATA 4xxシリーズには適用されません。
FAX機の設定
FAX機の推奨設定は次の通りです。これらの設定は、FAX機のメーカーとモデルによって異なります。各種設定の詳細については、FAX機のメーカーが発行するマニュアルを参照してください。
- 低めのFAX転送速度またはボーレート(最低速度 / レートは9600bps)を使用するように設定します。
- Error Correction Mode(ECM)を無効にします。
- [圧縮] モードを無効にします。
- [受信 / 送信バッファ] を「低」に設定します。