複数のミーティングを同時に主催
同時開催ミーティングの主催とは、同一のユーザーが同時に複数のミーティングを主催することです。この機能を利用できるかどうかは、ご利用のアカウントとライセンスのタイプによって異なります。
ベーシック ユーザー、プロアカウントのライセンス ユーザーは、同時に複数のミーティングを主催することができません。
ビジネス、エンタープライズ、教育機関向けのアカウントをご利用のライセンス ユーザーは、最大 2 つのミーティングを同時に主催することができます。 いずれのミーティングも、元のミーティング ホストまたは代替ホストが開始する必要があります。 ホストは、必要に応じて、ミーティングを終了し、別のユーザーにホスト権限を渡すことができます。
これらのユーザーは 2 つのミーティングを同時にアクティブにすることはできますが、デフォルトではデスクトップ クライアント上で同時に複数のミーティングに参加できないようになっています。
注:
- 同時に複数のウェビナーを主催することはできません。
- 1 つのミーティングと 1 つのウェビナーを同時に主催することはできません。
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スケジュール作成特権を持つユーザーは、すべてのミーティングの代替ホストとして管理および機能することができます。
同時に複数のミーティングを主催するための前提条件
- ビジネス、教育機関向け、エンタープライズ アカウントのライセンス ユーザー
- ホストがミーティングを開始すること
- Windows、macOS または Linux 向け Zoom デスクトップ クライアント: 最小のグローバル バージョン以降
- Android または iOS 向け Zoom モバイルアプリ: 最小のグローバル バージョン以降
同時ミーティングの上限数の活用法
主催できるミーティングの数は、以下の例のとおりアカウントやライセンスのタイプごとに決まっています。
- John さんがベーシック ユーザーで、個人の無料アカウントを使用している場合:
- スケジュールできるミーティングの数に上限はありませんが、実際に出席しているかどうかに関係なく、同じ時間にアクティブにすることができるミーティングの数は 1 つだけです。
- John さんがライセンス ユーザーにアップグレードしてプロアカウントを開設し、 プロアカウントのライセンス ユーザーとして Paul さんを招待した場合:
- John さんがスケジュールできるミーティングの数に上限はありませんが、実際に出席しているかどうかに関係なく、同じ時間にアクティブにすることができるミーティングの数は 1 つだけです。
- Paul さんがスケジュールできるミーティングの数に上限はありませんが、実際に出席しているかどうかに関係なく、同じ時間にアクティブにすることができるミーティングの数は 1 つだけです。
- John さんと Paul さんのミーティング数の上限は、それぞれ別個に設けられています。そのため開催時間が重なっていても両方が 1 つミーティングを主催することができます。ただし 1 人が 1 つのミーティングをスケジュールする場合に限ります(John さんが両方のミーティングをスケジュールして主催することはできません)。 同じアカウントのユーザー全員に同じ条件が適用されます。
- John さんと Paul さんが同じ会社のビジネス アカウントにライセンス ユーザーの立場で参加している場合:
同時開催ミーティングのよくある問題
ホストが進行中のミーティングが上限数に達している場合は、次の問題が発生する可能性があります。
- ホストがまだ開始していないミーティングに参加しようとすると、そのホストにはほかに進行中のミーティングがあるというメッセージが届きます。
- ホストまたは代替ホストが同時に別々のミーティングを開始しようとすると、最初のミーティングを終了するよう促すメッセージが表示されます。
- [ホストの前に参加] 機能が有効な状態で H.323/SIP デバイスを使用してミーティングに参加するとき、ホストがすでにほかのミーティングを主催していた場合は、そのミーティングのホストキーを入力するよう求めるメッセージがデバイスに表示されます。
- [ホストの前に参加] が有効なとき、Zoom ルームで 2 つ目のミーティングを開始しようとすると、1 つ目のミーティングは警告なしで終了します。