リリースノート: 2023年9月16日
既存の機能の変更
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イベント複製の変更
ホストは以前作成したイベントから関連のある一部をコピーすることで、イベント複製プロセスをコントロールできます。 ホストはイベントから複製する部分を自分で選択できます。 -
セッション表示設定の切り替えボタンが [イベント設定] に移動
[プレゼンテーション] オプションが([セッション表示設定の編集] から)イベント作成設定の [イベント設定] セクションに移動しました。 プレゼンテーション オプションが移動した結果、加えて [イベント詳細ページ] タブと [ロビー アジェンダ] タブの両方で [セッション表示設定の編集] パネルの表示内容が、セッション表示設定オプションのみになりました。 デフォルト設定は、各セッションの内容により、セッションごとに異なります。 これまで、ホストは [イベント詳細ページ] タブの [セッション表示設定] パネルと [ロビー アジェンダ] カード([ロビー] タブから)を使用することで、セッションごとに定期セッション イベントのプレゼンテーションを編集していました。 -
イベント アクセスのデフォルト ルールの変更
どのイベントでも登録リンクがデフォルトのリンクとなり、標準対応となりました。 シングル セッション イベント、定期セッション イベントとも、グループ参加リンクがデフォルトではなくなりました。
新機能と既存機能の強化
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管理者機能
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一定時間経過後は自動的にユーザーをサインアウトする
アカウント オーナーと管理者は、一定時間後にユーザーを Zoom Events から自動的にサインアウトさせるよう設定できるうえ、タイムアウトに関する追加の値も設定できます。 アカウント オーナーと管理者は、サインイン済み Zoom ユーザー、メール認証ユーザー、SSO を利用する外部ユーザーでこの設定をカスタマイズできます。 この設定は、その管理者が担当するアカウントの全イベントおよびイベントの全出席者(特別ロールも含む)に適用されます。 -
Zoom One エンタープライズ プラスで Zoom Sessions を有効にする
アカウント オーナーと管理者は、 Zoom One エンタープライズ プラスバンドルが割り当てられたとき、自分のアカウントのユーザーがアクセスできる Zoom Sessions ライセンスをコントロールできます。 管理者が Zoom One エンタープライズ プラスバンドル内で Zoom Sessions ライセンスへのアクセスを有効にしている場合、Zoom One ライセンスを割り当てられたユーザーは、自動的に Zoom Sessions にアクセスできるようになります。なお個別の Zoom Sessions ライセンスを割り当てられたユーザーも、引き続き Zoom Sessions を利用できます。 管理者が Zoom One エンタープライズ プラス内で Zoom Sessions へのアクセスを無効にしている場合、Zoom One ライセンスが割り当てられてもユーザーは Zoom Sessions を利用できません。 7 日経過すると、Zoom Sessions ハブから各ユーザーのアセットが削除され、復元できなくなります。
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分析機能
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カスタム レポート ビルダーのデータフィルタの拡張
カスタム レポート フィルタに次のデータフィルタが追加されました。- 視聴された EXPO ブースビデオ(特定のビデオを選択可能)
- 消去された EXPO ブース画像(特定の画像を選択可能)
- 各セッションでの発言許可の回数(特定のセッションを選択可能)
- セッションのブレイクアウト ルームへの参加回数(特定のセッションを選択可能)
- プロフィール設定
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分析レポートへのセッション予約データの追加
[ブックマーク済み] データポイントを含む分析レポートに、漏れなく [予約済み] データポイントが追加されることになりました。 [セッション予約有り] 列には、[はい] または [いいえ] というデータが表示されます。ホストは特定のセッションを出席者が予約しているかどうかを表示できます。
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ホストの機能
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セッション予約システム
ホストはセッションの定員をコントロールでき、特定のセッションの最大定員を設定できます。 出席者は、セッション参加枠が残り 3 席以下になると通知を受けることができます。 出席者がセッションの予約枠をキャンセルした場合、最大定員に達するまでセッションは再び公開されます。 -
出席者を手動でチェックイン
ホストはチェックイン ステータスを手動で更新できます。 ホストは [登録者を管理] ページで出席者の詳細情報カードにアクセスし、[チェックイン] ボタンを使用して手動で出席者にチェックイン済みのマークを付けることができます。 ユーザーがチェックインした後で、その操作をホストが元に戻すことはできません。 この設定はイベント全体のチェックインに対応しています。 -
特定のチケットを特定のメール テンプレートから除外する機能の強化
ホストは、イベント作成設定の [メール] タブで各チケットタイプを選択し、[メール除外リスト] に追加できるようになりました。 追加すると、選択したチケットタイプが特定のメール テンプレートから除外されます。 除外されたチケットを割り当てられた出席者には、メール テンプレートは送信されません。 除外リストに含まれていない適格なチケットには、通常どおりメール テンプレートが送信されます。 この機能は、メールビルダーを使用する「レコーディング可能」メール テンプレート向けに実装されています。
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出席者の機能
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イベント設定機能
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登録リンクと参加リンクの複製
ホストは以前のイベントの登録リンクと参加リンクを複製できます。 ホストは複製操作が完了した後で、複製したリンクを編集することもできます。 登録リンクとグループ参加リンクを複製するときは、登録とグループ参加の設定もすべて複製されます。
注: 登録者と出席者のデータは複製されません。 -
登録リンクと参加リンクを削除するときに確認ウィンドウを表示
ホストが自分のイベントの登録リンクとグループ参加リンクを削除するとき、確認ウィンドウが表示されます。 ホストはその確認ウィンドウで操作を確定またはキャンセルする必要があります。 -
Zoom Events のトレーニング ハブ
ユーザーは Zoom Events のトレーニング ハブにアクセスできます。 このハブでは、継続的にその時々の Zoom Sessions と Zoom Events に関する情報が提供されるほか、オンデマンドで過去のイベントも視聴できます。 -
[日付とリンク] パネルでハブ操作における地域制限情報とリンクにアクセス
ホストは [日付とリンク] パネルで、登録リンクとイベント レコーディングの地域制限情報にアクセスできます。 またホストは、パネルで [このイベントをハブで表示する] 切り替えボタンを有効または無効にすることができます。 -
[セッション表示設定の編集] パネルでセッションのタイトル、日付、時間を表示
ホストが [セッション表示設定の編集] パネル([イベント詳細ページ] タブ)と [ロビー アジェンダ] パネル([ロビー] タブ)でセッション表示設定を編集すると、各セッションのタイトル、日付、時間の情報が表示され、イベントの個々のセッションを区別できます。 -
イベント終了後のアンケート メールを出席者にのみ送信
ホストは、イベント アンケート メールの通知メールやコミュニケーションを可視化してコントロールできます。 ホストの Zoom イベントが終了すると、イベント アンケート メールがそのホストの Zoom イベントに出席した参加者にのみ送信されます。 これまでイベント アンケート メールは、出席しなかった人を含め、Zoom イベントに登録した参加者全員に送信されていました。
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一般的な機能
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[メール] タブの機能強化
[メール] ページが改良され、改めてフォーマットされた結果、ホストがメール管理をより明確にコントロールできるようになりました。これで、より詳細なメール管理の基礎が整いました。 さらにイベント招待メールがデフォルトでスケジュールまたは手動送信に設定されます。 ホストはメインのメール管理ページと [メール送信済み] ページの一括操作を使用できます。 -
イベント複製時にメールの設定と変更内容をすべて保持
イベント主催者が自分のイベントを複製し、[メール] チェックボックスを選択すると、コンポーネント、コンテンツ、スタイルの変更なども含め、すべてのカスタマイズと変更の内容が、メールビルダーのメールに保持されます。 この機能は次のメールビルダーのメールをサポートします。- 出席者の非公開チケット招待状
- 事前登録の登録招待状
- 無料チケットの確認
- 有料チケットの確認
- イベント リマインダー
- イベント アンケート
- レコーディングの準備完了
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シングル セッションおよび定期セッションのイベント参加リンクを短縮
シングル セッションおよび定期セッションのイベント参加リンクが短くなりました。 Zoom Sessions イベントの参加リンクが生成されるとき、あらゆる認証方式のあらゆる参加リンクが、200 文字未満に収まります。
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ネットワーキングとチャットの機能
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Zoom Events チャットの [Zoom AI Companion でメッセージを作成]
Zoom Events チャットの [Zoom AI Companion でメッセージを作成] 機能は、ユーザーの会話のコンテキストに基づいてメッセージを作成します。 ユーザーは、このメッセージにトーンを加えたり、一言追加したり、メッセージの長さを変更したりなど、メッセージを変更する機能を維持できるため、コミュニケーション内容に自信が持てます。 この設定はデフォルトでは無効になっています。 -
Zoom Events チャットの絵文字が Zoom Team Chat の絵文字と合致
Zoom Events チャットの絵文字ライブラリが、Zoom Team Chat の絵文字ライブラリに沿って変更され、Zoom 内のあらゆるチャットで一貫して同じ絵文字が使用できるようになりました。
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特別ロール機能
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[特別ロール] タブにホストを追加
あらゆるイベントタイプで、ハブホスト ロールが [特別ロール] タブに追加され、イベント内でホストの特別ロールが表示されるようになりました。 ホストのカードには、ホストロールのラベルが表示されます。 ホストがイベント内でほかの特別ロールとして追加された場合、[特別ロール] タブが更新されてすべての権限が反映され、ホストのユーザーカードには、ホストの権限とホストに割り当てられたその他の特別ロールの権限が表示されます。
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連携機能
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Zoom Events 内の Salesforce 連携のサポート
イベント主催者はイベント登録者と出席者を Salesforce と同期できます。 参加者がイベントに登録すると、接続済みの Salesforce キャンペーンのキャンペーン メンバーとしても自動的に追加されます。 このようなリードのステータスは、イベントレベルの登録と出席状況に応じて変わります。なお、登録はイベントレベルでの登録を指し、出席状況はそのリードがイベントのいずれかのセッションに出席した状況を指します。 Zoom Event で生成されたデータは、レポート、スコア付け、セグメント分割、1 対 1 のフォローアップのためにキャプチャして活用できます。
注: この機能は、現在 2023 年 9 月 25 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、現時点では利用できません。 -
セッション レベルの出席状況の Pardot リストを作成
Pardot 連携では、セッション レベルの出席者リストの同期がサポートされています。 Pardot ではイベントごとに各セッションを表示し、リストにマッピングできます。 ホストは [Pardot 設定] ページで [セッション参加状況リストを生成する] チェックボックスを選択できます。 このチェックボックスが有効になっているとき、Zoom Events は、出席者がいるイベントのセッションごとに新規の Pardot リストを自動生成します。 これらの各リストは、対象がミーティング、ウェビナー、またはハイブリッド・対面式のいずれのセッションであろうと、セッションの出席者を正確に反映します。 -
Pardot と欠席者リストを同期
イベントホストは、Pardot の事前作成済み欠席者リストを選択し、イベントに登録したもののセッションに出席しなかった出席者への対応に使用することができます。 Zoom Events の Pardot 連携では、[欠席者] リストは [登録] リストと [出席状況] リストの下に表示されます。 イベント終了後、一度もセッションに出席しなかった登録者は [欠席者] リストに追加されます。 -
Marketo でカスタム マッチング フィールドをサポート
ホストは、メール フィールドの代わりにほかの使用可能なマッチング フィールドをマッピングできます。 ユーザーは Marketo で、同じメールアドレスを共有するリードの複数のレコードを利用できます。 出席状況とアクティビティは Marketo にマッチングされ、ホストはメール フィールドと、選択した別のカスタム フィールドを使用できます。 選択済みのマップ フィールドに基づいて、そのフィールドに対応するメールアドレスと値を持つリードのみが更新されます。 そのマッチング ID を持つリードが存在しない場合、Zoom Events からマッピングされたデータを持つ新規リードを自動作成する動作が継続されます。 -
Marketo の複数のハブで双方向同期をサポート
ユーザーの Zoom アカウントにアクティブなハブが複数ある場合、Zoom Events は Marketo - Zoom Events 間でのリードのデータとカスタム フィールド マッピングの同期をサポートします。 複数のハブがいずれも同じようにサポートされます。 -
Eloqua、Marketo、Pardot で事前登録済み登録者の訴求的同期を追加
事前登録が、ユーザーのマーケティング プラットフォームに遡及的に返されます。 事前登録フローによる登録者(Zoom Events プラットフォーム、API、または外部連携)は、遡及的同期で、Zoom のフォームを使用したネイティブの登録と同様に処理されます。 事前登録の遡及的同期が適用されるのは、次の連携です。- Eloqua 連携に事前登録の遡及的同期を適用
- 連絡先が登録フィーダー ステップに追加される
- 連絡先が出席状況フィーダー ステップに追加される
- Pardot 連携に事前登録の遡及的同期を適用
- 特に有望な見込み客が登録リストに追加される
- 特に有望な見込み客が出席者リストに追加される
- 登録または出席状況を外部のアクティビティと同期する
- Marketo 連携に事前登録の遡及的同期を適用
- リードがプログラムに追加される(まだ追加されていない場合)
- 対象者が出席した場合、プログラムでのステータスを [出席済み] に更新する
- カスタム オブジェクトを入力する(未入力の場合)
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ハイブリッド式の出席状況タイプとの連携をサポート
ユーザーは、ハイブリッド形式または [その他] セッション タイプを使用するイベントを作成して、対面式の出席状況を反映します。 Pardot、Marketo、Eloqua の連携は、登録と出席状況の同期でハイブリッド セッション タイプをサポートしています。 -
HubSpot 同期に追加の登録データを搭載
イベント主催者は、連携時にすべての登録フィールド(システムおよびカスタム)をマッピングして、自動的に HubSpot へ送ることができます。 すべての登録データが、Zoom の登録フォームからイベントに登録した HubSpot の連絡先へ送られます。 -
Salesforce のカスタム オブジェクトでユーザーのセッション レベルのエンゲージメント データを同期
イベント主催者は、出席者のセッション中のエンゲージメントを社内営業チームに同期し、同期したデータをレポート、スコア付け、セグメント分割、1 対 1 でのフォローアップに活用できます。
注: この機能は、現在 2023 年 9 月 25 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、現時点では利用できません。 -
外部マーケティング登録をデフォルトで外部参加者の参加として処理
外部登録では、外部参加者の参加に使用する認証方法をデフォルトで使用します。 外部マーケティングのフォームまたはワークフローからの登録では、外部参加者の参加に使用する認証方法が、自登録者に自動的に適用されます。 これまで、外部登録では Zoom 認証が使用されていました。
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デベロッパー向け機能
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レポート API - チャットの文字起こし
Zoom Events のレポート API が、デフォルトで非公開チャットを返すようになります。 Zoom Events のチャット アーカイブ機能が有効になっているアカウントでは、同 API がすべての非公開チャットを返します。 ユーザーはチャットの文字起こしを保存したりダウンロードしたりできます。
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Zoom Sessions の機能
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セッション レベルでリマインダー メールを追加
ホストは [メール] タブでイベント リマインダー メールを使用し、定期セッション イベントの各セッションの開始前に(セッション レベルで)メールを送信できます。 これまでリマインダー メールは、イベントレベルでしか送信できませんでした。 -
セッション レベルのさらに詳細な情報をイベント詳細ページに表示
定期セッション イベントのイベント詳細ページに、次回セッション開始予定時、(イベントではなく)セッションの進行している期間、シリーズの全セッション完了時に関する情報が、従来よりも詳しく表示されます。 これまでイベント詳細ページの開始日時と [進行中] タブでは、個々のセッションの情報は反映させずイベント全体の開始日時にのみ基づいて、情報が表示されていました。
解決済みの問題
- ライセンスのない共同編集者はイベントへのアクセスが通知メールからに限られ、イベント ポータルからはアクセスできなかった問題を解決しました。
- アカウント オーナーまたは管理者がユーザーにライセンスを割り当て直すと、これまで Zoom Events を使用したことも、アセットを作成したこともないユーザーのハブアセットを転送している旨のメッセージが表示されていた問題を解決しました。
- イベント作成設定で [無料] 切り替えボタンが無効に設定されている場合でも、ハブリストのイベントに [無料] ラベルが表示されていた問題を解決しました。
- イベントのロビーと登録がイベント日時超過後と完売後にも開かれていた問題を解決しました。
- ユーザーが定期セッション イベントの全セッションに変更を加えて [保存] をクリックすると、編集パネルが閉じなかった問題を解決しました。
- ユーザーが登録できる追加セッションはすでに残っていない状態でも [登録] ボタンが有効になっている問題を解決しました。
注: グループ参加リンクから Zoom ルーム参加コードを受け取る機能と、Zoom Rooms で Zoom ミーティング コードを使用してイベント セッションに参加する機能は、展開の都合により今回のリリースから除外され、予定されている別のリリースで利用できるようになります。
新機能と既存機能の強化
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管理者機能
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頻度とミーティング期間に応じてワークスペース予約を制限
アカウント オーナーと管理者は、ユーザーがどの程度頻繁にスペースを予約できるかという限度を頻度か時間で制限できます。 -
ワークスペース予約のカレンダー イベントのデフォルト ステータスを管理
アカウント オーナーと管理者は、ユーザーがワークスペース予約または予約プロセスで作成したカレンダー イベントのデフォルト設定(予約可能 / 予約済み)を管理できるようにするオプションを、有効または無効にできます。 この設定が予約可能になっている場合、ワークスペース予約で作成されたカレンダー イベントも予約可能に設定されます。この設定が予約済みになっている場合、カレンダー イベントは予約済みに設定されます。 -
マップでユーザー全員にワークスペース名を表示
アカウント オーナーと管理者は、ワークスペースを予約する能力に制限がある場合でも、ユーザー全員に対し、フロアマップでワークスペース名を表示できるようワークスペース オプションを設定できます。 このオプションはフロアマップでワークスペースを編集、追加、選択するとき表示されます。 この設定はデフォルトでは無効になっています。 -
現地での対面予約のみ可能なワークスペース
アカウント オーナーと管理者は、現地のワークスペースで Zoom ウェブポータルまたはワークスペース予約デバイスを使用した QR コードのスキャンによってのみ予約できるデスクを設けることができます。 このような対面式限定デスクは、管理者・ユーザーともフロアマップでのみ閲覧できます。 -
ワークスペース ダッシュボードと CSV の機能強化
アカウント オーナーと管理者は、最大で過去 6 か月間のワークスペース データを表示できます。 さらに、ワークスペース使用状況に関する CSV ファイルに、予約ソースが追加されました。 -
区域の作成と管理
アカウント オーナーと管理者は、カスタム時間ルールがある特定のグループまたは個人にのみ、特定のワークスペースへのアクセスを許可する区域を設けることができます。 アカウント オーナーと管理者は、割り当てられた予約が有効となる日時、そしてタイムゾーンを設定できます。
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デベロッパー向け機能
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ワークスペースを作成、更新、削除するワークスペース予約 API
このワークスペース用オープン REST API は、ワークスペースが作成、更新、または削除されたときに、アカウント オーナーと管理者が受信できる Webhook を提供します。
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デバイスの機能
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Logi Dock Flex(一般公開中)のサポート
アカウント オーナーと管理者は、Zoom デバイス管理ツール(ZDM)を使用して、画面付きドッキング ステーションの Logi Dock Flex を追加および設定できます。 これにより、ユーザーはドッキング ステーションに自身のコンピュータを接続することで、ワークスペースにチェックインできます。 さらにドッキング ステーションのディスプレイが、ワークスペース予約用のスケジュール表示ディスプレイとして設定されます。 -
Zoom デバイス管理ツール(ZDM)でのワークスペース専用ハードウェアのサポート
アカウント オーナーと管理者は、Zoom ウェブポータルで Zoom デバイス管理ツール(ZDM)を使用することで、ワークスペース予約用のハードウェアを管理できます。また CSV ファイルを使用してデバイス情報をインポートし、ウェブポータルで ZDM にデータを転送することもできます。 デバイス情報は、ワークスペース管理の ZDM に表示されます。
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一般的な機能
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ユーザー機能
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QR コードをスキャンしてスペースを予約、チェックアウト、予約を延長
管理者は更新後の QR コードを印刷できます。 この仕組みを利用すると、ユーザーは利用可能なデスクの予約、予約延長、チェックアウトができます。 -
デスク / ルーム予約のカレンダー通知の機能強化
ワークスペース予約のカレンダー通知は、さらに便利な情報やアクションを提供します。 ユーザーはカレンダー イベントの場所にデスク名を表示したり、カレンダー イベント本文でワークスペース予約に関する情報を伝えるメッセージを確認したり、(リモート チェックインが有効になっている場合は)カレンダー イベントでワークスペース予約のチェックインまたはチェックアウトを実行したりできます。 ユーザーはカレンダー イベント内のリンクをクリックすることで Zoom アプリまたは Zoom ウェブへ移動し、ワークスペース予約を閲覧、編集、削除、または作成できます。
解決済みの問題
既存の機能の変更
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ローカル サバイバビリティによる複数の ELIN のサポート
管理者は、サバイバビリティ インスタンスに複数の ELIN 番号を設定できるようになりました。 これにより、異なる場所に関連付けられている ELIN 番号を、ZPLS が有効になっている単一サイトに割り当てることができます。 管理者は、サバイバビリティ モードでユーザーが通話を発信するときに使用する、BYOC 番号を含む発信者 ID も定義できます。 この発信者 ID は、サバイバビリティ モード中に通話を発信できる内線のみのユーザーにも使用されます。 お使いのアカウントの ZPLS ELIN プールと ZPLS 発信者 ID を有効にするには、Zoom サポートにリクエストを送信してください。
解決済みの問題
新機能と既存機能の強化
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管理者機能
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音声キューでの待機中の割り込み
アカウント オーナーと管理者は、顧客が音声キュー媒体に割り込んでボイスメールを終了するか、コールバックをリクエストするか、フローの先頭に戻るか、新しいフローにリダイレクトできるオプションを、メニュー形式で提供できます。 -
キュー用のメッセージ チャネル
アカウント オーナーと管理者はメッセージ チャネル内でキューを作成して、エージェント グループへの SMS、ウェブチャット、アプリ内チャットなどを通じたあらゆるメッセージのやり取りを統合できます。 -
多言語アセット
アカウント オーナーと管理者は、さまざまなフローで多言語のアセットを作成および使用できます。 この機能を使用すると、管理者が複数の言語バリエーションを含んだアセットを 1 種類作成することになり、プロセスがシンプルになります。 これまで管理者は、複数のファイルを別々に管理する必要がありました。 -
テキスト アセット
アカウント オーナーと管理者は、テキストベースのコンテンツを作成し、[フロー] と [クイック返信] で使用できます。 管理者はフォーマット機能を使用してテキスト アセットを追加、変更、削除できるほか、ローカル コンピュータからテキスト コンテンツをアップロードできます。 加えて多言語のテキスト アセットがサポートされているため、管理者は Zoom Contact Center のサポート対象言語ごとにテキスト アセットを作成することもできます。 システムは、グローバル システム設定どおりに、各言語に特化したアセット選択を徹底できます。 -
メッセージ アプリ向けの拡張レポート機能
多様なアプリでのメッセージの導入に対応するため、Zoom Contact Center のレポート機能を強化しました。 現在のレポート機能は、チャネルタイプ、チャネル、およびソースという一般的な枠組みに従っています。 アカウント オーナーと管理者は、メッセージ アプリチャネルごとにエンゲージメントの表示、並べ替え、フィルタリングができるため、やり取りの出所を特定および把握することができます。 また現在のレポート機能は、メッセージ アプリに関するアクティブなエンゲージメントやエージェントの指標についての詳細情報も提供できます。 -
顧客にウェブサイトのデータを渡す
アカウント オーナーと管理者は、ブランドのウェブサイトから抽出するべき顧客データを具体的に定義しておき、抽出されたデータをカスタム変数で保存してエージェントに表示するようにすることができます。 -
キャンペーン用言語
キャンペーン管理機能が強化され、顧客のブラウザ言語に基づいて言語を自動検出すること、またはキャンペーンごとに手動で言語を設定することが可能になりました。 この機能の趣旨は、顧客に個々のユーザーと言語に合わせた体験を提供して、エンゲージメントを向上させることにあります。 この機能では、1 つのキャンペーンで複数の言語をサポートすることもできます。 -
多言語のビデオ メッセージ機能
Zoom Contact Center が(ビデオの場合に)デフォルトで提供するテキストベースのメッセージ機能は多言語で利用でき、システムでユーザーとのエンゲージメントに使用される言語の変数に基づいて、対応する言語が表示されます。 -
カメラ、スピーカー、マイクの選択
エージェントと顧客は、ビデオ エンゲージメント中に使用するカメラ、スピーカー、マイクを具体的に選択できます。 -
ビデオ待機室への立ち寄り
スーパーバイザーはビデオ待機室に立ち寄って、待機中の顧客とビデオでチャットすることができます。 スーパーバイザーはこの機能により、エージェントを待っている顧客をサポートできます。 アカウント オーナーと管理者は、立ち寄ることができるロールをカスタマイズできます。 立ち寄る回数を表示することもできます。 -
Zoom Phone の番号を使用した発信通話
アカウント オーナーと管理者は、Zoom Contact Center からの発信通話で使用する番号として、同じアカウントの Zoom Phone 番号を指定できます。 この機能は、米国およびカナダのネイティブのバーチャルおよびフリーダイヤル番号でのみ使用できます。 エージェントは、指定された Zoom Phone 番号の 1 つを音声通話発信時の発信者 ID として選択できます。 -
緊急通話を使用できない場合の通知
スーパーバイザーまたはエージェントが緊急通話の使用を試みると、緊急通話は発信できないことを伝える通知が表示されます。 -
条件ウィジェットの機能強化
管理者が条件ウィジェットで [キューデータを取得] 機能を使用するとき、[準備完了]、[準備未完了]、[オフライン]、[使用中] に対応して返されるカウントは、選択されたキューにオプトインされたエージェント用です。 -
Zoom Contact Center アンケートの機能強化
アカウント オーナーと管理者は、アンケートにメッセージおよびビデオキューをリンクできます。 顧客はエンゲージメント完了後に、アンケート ウェブフォームまで誘導されます。 管理者は Zoom アンケート ウェブポータル インターフェースでアンケートの設計をカスタマイズし、評価スケール、択一、長文回答の質問を指定できます。 アンケートをウェブチャット、アプリ内チャット、SMS のフローとリンクすることもできます。 この機能を有効にするには、Zoom にお問い合わせください。 -
イベントのスクリプトでのデバッグ サポート
アカウント オーナーと管理者は、エンゲージメントを対象にしたスクリプトのデバッグを有効にすることができます。 エンゲージメント イベントのスクリプトを実行すると、スクリプト ウィジェットなどのその他コンポーネントと同様に、デバッグのログがデバッグパネルに記録されます。
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エージェントと顧客の機能
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音声チャネルの着信通知の機能強化
サードパーティ製プラットフォーム用の Zoom Contact Center 連携を使用しているエージェントは、Zoom Contact Center 連携で音声チャネルの着信エンゲージメント通知だけを表示できるようになりました。今後は連携と Zoom デスクトップ クライアントで通知が重複して表示されることはありません。 エージェントが連携の使用をアクティブにしていない場合は、Zoom デスクトップ クライアントで通知を受け取ります。 今後のリリースで、ビデオ、ウェブチャット、SMS など他のチャネルもこの機能のサポート対象になる予定です。 -
CRM 連携(Salesforce、ServiceNow、Microsoft Dynamics 365、Zendesk)でのウェブチャットのサポート
Zoom Contact Center の CRM 連携でウェブチャット チャネルがサポートされ、コンタクト センターのエージェントが顧客とのチャットでのやり取りを閲覧できるようになりました。 これらの連携を使用しているエージェントは、シームレスなインターフェースでお客様とのチャット エンゲージメントを表示および管理できます。 エージェントがウェブチャット エンゲージメントを承認すると、Zoom 管理ポータルの構成設定に基づいて、条件を満たす顧客レコードがポップアップ画面でエージェントに表示されます。チャット終了後、エージェントにはエンゲージメント完了後の画面が表示され、そこでメモを取ったり、配置コードを入力したり、インタラクション レコードの内容を [関連] フィールドに自動入力したりできます。 またエージェントは、チャットでのやり取りを音声またはビデオでのやり取りに更新できます。さらにスーパーバイザーがエンゲージメント(リスニング、ウィスパー、割り込み、引き継ぎ)をモニタリングしている場合は、エージェントに通知が表示されます。 ServiceNow 連携では、連携パッケージの新しいバージョン(2.2.0)は ServiceNow Store でリリースされるのでご注意ください。 そのため、ServiceNow 連携を使用しているお客様がウェブチャット チャネルを使用するには、ServiceNow Store から新しいパッケージをインストールする必要があります。 Salesforce 連携は、新しいバージョン(1.12.0)の連携パッケージが、Salesforce Appexchange でリリースされる予定です。 そのため、Salesforce 連携を使用している顧客がウェブチャット チャネルを使用するには、新しいパッケージをインストールする必要があります。 この機能は、Zoom が有効にする必要があります。 アカウントのウェブチャット機能を有効にするには、Zoom サポートにお問い合わせください。 -
キオスクの縦向きモードの UI 強化
Zoom Contact Center に設定されたキオスクを縦向きで表示しているときは、ビデオ待機室とビデオ通話の体験で縦向き表示に最適化された UI が顧客に表示されます。 -
PWA クライアントの機能強化
Zoom Contact Center PWA で以下の機能がサポート対象に加わります。
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ビデオ体験の UI 強化
ビデオ エンゲージメントでのビデオ表示のパフォーマンスとレイアウトが強化されました。 エージェントと顧客は、ビデオ レイアウトをスピーカー ビューまたはギャラリー ビューに設定すること、自分自身のセルフビュー ビデオを非表示にすることもできます。 -
エンゲージメント言語の機能強化
ビデオ エンゲージメントに参加するとき、顧客は各自のエンゲージメントに使用する言語を選択できます。 Zoom Contact Center では、選択した言語にローカライズされた UI が使用されます。 エージェントは顧客の選択した言語を確認することもできます。 -
問題を Zoom に報告
エージェントと顧客は、ビデオ エンゲージメントの使用中にオーディオまたはビデオの問題が発生した場合、その問題について Zoom に報告できます。
解決済みの問題
注: CRM 連携(Salesforce、ServiceNow、Microsoft Dynamics 365、Zendesk)における Zoom Phone への直通電話、通話転送のサポートは、展開の都合により今回のリリースから除外され、予定されている別のリリースで利用できるようになります。