Zoom Events のセッションとイベントのタイプを管理する
ホストまたはイベント主催者は、カンファレンス イベントを作成する際に、ミーティング セッションをウェビナー セッションに変更できます。 この機能は、ホストが 1,000 人以上のイベント参加者を集めたい場合や、よりコントロールされた環境でイベントを行いたい場合に便利です。
ホストは、ウェビナーとミーティングのイベントやセッションを作成できます。 ウェビナーのイベントとセッションは「Zoom Webinars」のプラットフォーム、ミーティングのイベントとセッションは「Zoom Meetings」のプラットフォームを使用します。 ホストはイベントのタイプを、参加者に提供したい対話とイベントの体験に応じて選択できます。
注:
- カンファレンス イベントのセッション タイプを「ミーティング」から「ウェビナー」に変更して設定を保存すると、元に戻すことはできません。
- Zoom Events のセッション定員は、Zoom Events のライセンスの定員と同数です。 たとえば、イベントのホストが Zoom Events のライセンスを 1,000 ライセンス持っている場合、ウェビナーまたはミーティング セッションには最大 1,000 人が参加できます。 ホストが Zoom Events ライセンスを 1,000 以上持っていても、ミーティング セッションの最大参加者数は 1,000 人です。
- ミーティングが Zoom Events 以外でスケジュールされている場合、ミーティングの定員は Zoom Meetings ライセンスの定員によって決まります。
この記事では、次の項目についてご説明します。
ミーティング セッションをウェビナー セッションに変換するための前提条件
- Zoom デスクトップ クライアント
- Windows: バージョン 5.7.6 以降
- macOS: バージョン 5.7.6 以降
- Zoom モバイル クライアント
- iOS: バージョン 5.7.6 以降
- Android: バージョン 5.7.6 以降
- プロ、ビジネス、エンタープライズ、または教育機関向けアカウント
- 有料イベントの作成には Stripe または PayPal のビジネス アカウントが必要
- Zoom Events ライセンス
注:
- Windows プラットフォーム用の WebView パッケージには依存関係があります。バージョン 5.7.6 では Zoom Events をサポートしていますが、ホストのロビーが空白になることがあります。
- Zoom Events と Zoom Webinars の最新機能を使用する場合、ホストは Zoom デスクトップ クライアントまたはモバイル アプリケーションの最新バージョンへの更新を強くお勧めします。
- リアクションの送信と表示には、ウェビナー リアクションのバージョン 5.9.6 以降が必要です。
出席者のイベントタイプまたはセッション タイプを選択する方法
ウェビナー イベントとミーティング イベントの主な違いは、イベント中に出席者がどの程度参加できるかです。
ウェビナーのイベントやセッションを使用すると、ホストはより多くの視聴者にプレゼンテーションを行うことができ、プレゼンテーションや出席者、パネリストの環境をより細かくコントロールできます。 また、Zoom Webinars の参加者は、発表者が出席者や他のパネリストからリアルタイムでフィードバックを得られる「ウェビナー リアクション」を使用できます。
注: リアクションの送信と表示には、ウェビナー リアクションのバージョン 5.9.6 以降が必要です。
ミーティングのイベントやセッションを使用すると、出席者とホストの間の対話が増え、つながりを築く機会も多くなります。 これら 2 種類のイベントとセッションは、出席者とホストの好みに合わせて調整できます。
ウェビナーのイベントまたはセッションを選択する
ホストがプレゼンテーションを行い、イベント全体を通して体験をコントロールします。 出席者はオーディオおよびビデオをオンにすることはできませんが、以下の機能を使用してホストやパネリストと対話できます(機能が有効な場合)。
ミーティングのイベントまたはセッションを選択する
出席者は以下の機能をオンにするとイベントに参加できます(機能が有効な場合)。
ウェビナー イベントを作成する方法
ウェビナー イベントでは、オーディエンスの気が散る要因をなくすことができます。 このイベントでは、ホスト、共同ホスト、パネリストのみがビデオとオーディオをオンにできます。
ウェビナー イベントを作成するには、次の操作を行います。
-
Zoom Events にサインインします。
- [作成] をクリックし、[イベント] を選択します。
- イベントの基本情報を入力します。
- [作成するイベントのタイプを選択] で、[ウェビナー]を選択します。
- 残りのイベント情報を入力します。
- [保存して続行] をクリックします。
ミーティング イベントを作成する方法
ミーティング イベントでは、すべての出席者と代替ホストがビデオとオーディオをオンにできるようにすることで、オーディエンスの積極的な参加を促進できます。
ミーティング イベントを作成するには、次の操作を行います。
-
Zoom Events にサインインします。
- [作成] をクリックし、[イベント] を選択します。
- イベントの基本情報を入力します。
- [作成するイベントのタイプを選択] で、[ミーティング] を選択します。
- 残りのイベント情報を入力します。
- [保存して続行] をクリックします。
カンファレンスのイベント内にウェビナーのセッションを作成する方法
ウェビナーのカンファレンス セッションを作成するには、次の操作を行います。
-
Zoom Events にサインインします。
- [作成] をクリックし、[カンファレンス] を選択します。
-
[基本情報] と [カンファレンス プロフィール] タブに情報を入力します。
- [セッション] タブで、セッションを手動でアップロードまたは追加します。
- [作成するイベントのタイプを選択] で、[ウェビナー] を選択します。
- 残りのカンファレンス イベント情報を入力します。
- [保存して続行] をクリックします。
カンファレンスのイベント内にミーティングのセッションを作成する方法
ミーティングのカンファレンス セッションを作成するには、次の操作を行います。
-
Zoom Events にサインインします。
- [作成] をクリックし、[カンファレンス] を選択します。
-
[基本情報] と [カンファレンス プロフィール] タブに情報を入力します。
- [セッション] タブで、セッションを手動でアップロードまたは追加します。
- [作成するイベントのタイプを選択] で、[ミーティング] を選択します。
- 残りのカンファレンス イベント情報を入力します。
- [保存して続行] をクリックします。
カンファレンスのイベント内でミーティング セッションをウェビナー セッションに変換する方法
-
Zoom Events にサインインします。
- Zoom Events ポータルで、右上にある [管理] をクリックします。
- ナビゲーション メニューで、[イベント] をクリックします。
- [予定されているイベント] タブをクリックします。
- 編集するミーティング セッションがあるイベントを見つけます。
- そのイベントの横にある省略記号 をクリックしてから、[イベントの編集] をクリックします。
- 左側のナビゲーション パネルにある [編集] で、[アジェンダ] をクリックします。
- [セッション] タブをクリックします。
- 編集するイベントを見つけます。
- そのセッションの横にある省略記号 をクリックしてから、[編集] をクリックします。
- [作成するイベントのタイプを選択] で [ウェビナー] を選択し、セッションのタイプを変更します。
ポップアップ ウィンドウが表示されます。 - ポップアップ ウィンドウで、[続行] をクリックして確定します。
注: この時点では、セッションのタイプを「ミーティング」に戻すことができます。 ただし、「ウェビナー」のイベントタイプを選択して [保存] をクリックすると、イベントタイプを「ミーティング」に戻すことはできません。 - [保存] をクリックします。
セッションのイベントタイプが「ウェビナー」のイベントタイプになります。