リリースノート: 2023年7月23日
既存の機能の変更
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[バージョン履歴] タブを [ボード履歴] から分離
[バージョン履歴] 機能が更新され、[バージョン コントロール] と [ボード アクティビティ] が別々のタブに分離されました。 [バージョン コントロール] タブでは、バージョンの復元ポイントの選択、バージョンのプレビュー、バージョンの復元などを操作できます。 [ボード アクティビティ] タブでは、変更の確認、変更の選択(ボード上のどこで変更が行われたか表示)、日付でグループ化された変更の表示といった操作が可能です。 こうした変更により、ユーザー体験が向上し、[バージョン履歴] 機能内でさまざまな操作を手軽に実施できるようになります。
新機能と既存機能の強化
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管理者機能
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[ホワイトボード共有のデフォルト] 設定
[ホワイトボード共有のデフォルト] 設定が [ホワイトボード] タブに追加され、管理者は組織内のユーザー全員に適用されるデフォルトの共有環境を設定できるようになりました。 デフォルト設定はデフォルトで適用されますが、ユーザーは特定のニーズに応じてこうした設定を柔軟に上書きできます。 -
ホワイトボード分析ダッシュボードのアクティブ ユーザー
アクティブ ユーザーの定義が更新され、ホワイトボードのアクティビティのみ(ホワイトボードを開く、ホワイトボードを作成する、ホワイトボードを共有する、ホワイトボードが共有されるミーティングに参加するなど)に限定されました。 ホワイトボード ダッシュボードを開いただけでは、アクティブ ユーザーに該当しなくなりました。 -
ホワイトボード Webhook
ホワイトボード用に新しい Webhook である whiteboard.opened と whiteboard.created の 2 つがリリースされました。
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ユーザー機能
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インクモードから図形モードへの変換
ペンツールを使用する際、ユーザーはインクモードから図形モードに切り替えて、インクの筆書きを図形やコネクタに変換できるようになりました。 この機能を使用すると、ユーザーはホワイトボード上で簡単にフローチャートを作成できます。 -
コメントパネルの改善
コメントパネルが改善され、ユーザーはどのページにいても全ページのコメントを表示できるほか、ホワイトボード上の他の場所にコメントが付いたときに通知を受け取ることも可能になりました。 -
ホワイトボード プロジェクト
ユーザーは、「ホワイトボード プロジェクト」と呼ばれる共有スペースを作成できるようになりました。 ホワイトボードは、1 つのキャンバス上でのリアルタイムのアイデア出しとコラボレーションに重点を置いていますが、一方でこの新機能は、チームメンバーが特定のプロジェクトに貢献したり、共有コンテンツにアクセスしたり、整理されたワークフローを維持したりできるように、構造化された環境を提供します。 ホワイトボード プロジェクトは、すべてのホワイトボード ライセンスで作成および所有できます。 現在、外部ユーザーはプロジェクトに追加できません。 -
構造化されたテキストデータのホワイトボードへの貼り付け
ユーザーは、Microsoft Excel または Google Sheets からデータの入ったセルをコピーし、キーボード ショートカットを使用して付箋または表としてホワイトボードに貼り付けられるようになりました。 -
Zoom Whiteboard と Zoom Calendar の連携
Zoom Calendar を使用しているユーザーは、招待状に Zoom Whiteboard を手軽に追加し、ミーティングの出席者全員にアクセスを許可できるようになりました。 追加されたホワイトボードはミーティング内ダッシュボードで強調表示されるため、ユーザーはそのホワイトボードを共有しやすくなります。 -
Zoom Whiteboard と Zoom LTI アプリの連携
Zoom Whiteboard と LMS システム用 Zoom LTI アプリの連携が可能になり、ユーザーは教育現場でシームレスに利用できるようになりました。 この連携により、講師はさまざまな教育目的を持つコースにホワイトボードを難なく組み込んで生徒と共有できるようになります。 -
サインイン済みでないユーザーにミーティング内ホワイトボードの作成を許可
サインイン済みでないユーザーは、「すべてのボードをホストが所有」する機能を利用して、Zoom ミーティング中にホワイトボード セッションを開始して参加できるようになりました。 この機能を使用すると、サインイン済みでないユーザーも、ホストが所有するホワイトボードであれば表示したり作成したりできます。 サインインのプロセスを簡素化するために、サインインのオプションは、ミーティング インターフェースにもホワイトボード インターフェースにも表示されています。これにより、ユーザーはミーティング セッションやホワイトボード セッションに参加しながら簡単にサインインできます。
解決済みの問題
新機能と既存機能の強化
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画面共有の透かしのサポート
画面共有の際、SIP/H.323 ルームシステムで透かしを表示できるようになりました。
注: メールアドレスの代わりに、参加者名のみが表示されます。 -
新しいダイヤル文字列オプション
以下のダイヤル文字列を組み合わせた追加のダイヤル文字列(709)が登場しました。-
100006: コンテンツ帯域制御: 優先コンテンツ(合計 2 MB)
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200009: デバイス共有時のビデオ共有モード
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306: デバイス共有時の音楽共有モード
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309: 1080p メインビデオのサポートを有効にする
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- 特定の Cisco Tandberg デバイスで画面共有を表示できなかった問題を解決しました。
- 一部の H.323 ベースのルームシステムでオーディオ関係の問題が発生していた問題を解決しました。
- Cisco Codian MCU 4515 デバイスから DTMF 信号を発信できなかった問題を解決しました。
- デバイスに誤ったオーディオ ペイロードが届いていた問題を解決しました。