リリースノート: 2023年7月15日
既存の機能の変更
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イベントの登録および認証の一元設定
イベントの登録が有効になっている場合、ホストは [登録と参加] セクションを使用できます。 このセクションは、ホストが認証ルール、無料 / 有料イベント、ジオブロッキング、登録、マーケティングの同意など、既存の機能を管理できる一元的な登録ページです。 ホストは、[登録と参加] でグループ参加リンクと登録リンクを作成でき、[イベント アクセス] タブでそれぞれの認証設定を指定できます。 認証ルールはグループ参加リンクとは別に登録リンク内で有効になり、ホストはチケットレベルで追加のフィルタを適用できます。 チケットの可視性ルールは引き続き [チケット発行] セクションに維持されます。 さらに、[イベント詳細ページ] タブと [登録者の管理] タブは、[登録と参加] セクションに移動しています。この機能は、現在 2023 年 8 月 5 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。 -
Zoom Sessions イベントに [イベント体験] セクションを追加
シングル セッションおよび定期的なセッションのイベント作成設定に、[イベント体験] セクションが追加されました。 イベント主催者はこのセクションから、ロビーページのセッションやスピーカーの可視性を設定したり、ミーティングとウェビナーのコントロールを設定したり、イベントのモデレーションを管理したりできます。 -
イベント作成設定の [コミュニケーション セクション]
イベント作成設定に [コミュニケーション] セクションが追加されました。 このセクションには [メール] タブと [通知] タブがあります。 ホストは [通知] タブを使用して、イベントの出席者と特別ロールを担うユーザーに送信されるメッセージをすべて管理できます。 メッセージは、モバイル プッシュ通知とイベントロビーを通して送信されます。この機能は、現在 2023 年 7 月 28 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。
新機能と既存機能の強化
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出席者の機能
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Zoom 出席者用コンパニオン アプリ
出席者は、コンパニオン アプリを使用してハイブリッド イベントに参加できるようになりました。このアプリを使用すると、出席者は Zoom Events から退出しなくても、対面またはバーチャルでイベントに出席できます。 出席者は、ハイブリッド イベントのセッションを検索し、ブックマークし、出席することもできます。 出席者はまた、マップやデジタルガイドを使用して物理的な空間を移動し、ウェビナー / ミーティングのストリーミングを対面式とバーチャルで切り替えることができます。 ハイブリッド イベント中、出席者は対面式の出席者とバーチャルの出席者とつながることができます。 コンパニオン アプリは、iOS および Android デバイスでご利用いただけます。この機能は、現在 2023 年 7 月 28 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。 -
スマート ライブストリーミング スイッチ
ロビーのライブストリームは、ユーザーがセッションに参加したタイミングで、またはユーザーがロビーに戻ったタイミングで、自動的に一時停止およびミュートします。 ユーザーがデスクトップ クライアントのロビーでセッションに参加すると、ライブストリームは一時停止せずにミュートになります。ユーザーはライブストリームのミュート解除が可能です。 ユーザーがウェブブラウザのロビーでセッションに参加すると、ライブストリームは一時停止してミュートになります。ユーザーはライブストリームのオーディオとビデオを再開できます。
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ホストの機能
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マルチ セッションのイベントへのグループ参加リンク
ホストが認証方法として外部 IdP を選択してからイベントを公開すると、グループ参加リンクが届くようになりました。 ホストは、このグループ参加リンクまたはリンクが含まれた招待テンプレートをコピーして、対象となるグループに配布することができます。 グループのメンバーは、認証後にイベントに参加することになります。 登録する必要はありません。 マルチ セッションのイベントの場合、グループ メンバーが [チケットと登録] タブでイベントにチケットタイプを追加すると、ホストは追加の参加リンクと対応するメール テンプレートを受け取ります。 それぞれの参加リンクは、特定のチケットに関連付けられています。 -
ミーティング セッションでの Q&A のサポート
ホストは、参加者が質問できるように、ミーティング セッションで Q&A 機能を有効にできるようになりました。参加者の質問は全員が閲覧できますが、回答できるのはホストと共同ホストのみです。 質問は匿名で提出できます。回答は、全員が閲覧できるように公開で送信することも、質問者のみが閲覧できるように直接送信することも可能です。 また、ホストは提出された質問にマークを付けて、ライブ配信中に回答予定であると示すこともできます。 -
ハイブリッド イベントの設定
ホストは、出席者がイベントにリモート参加も現地参加もできるように、ハイブリッド イベントを設定できるようになりました。 セッションは、バーチャル式、対面式、またはその両方で視聴できるように設定可能です。 ホストは、現地出席者がイベント会場内を移動しやすいように地図を提供したり、出席者のチェックイン プロセスを管理したりできます。 この機能は、現在 2023 年 7 月 28 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。 -
セッション内設定の通知
ホストがセッションの進行中にセッション体験に影響するような設定を変更すると、その設定変更はセッションを一度閉じて再開した場合にのみ反映されるという通知がホストに表示されるようになりました。 この通知は、設定の変更によって影響を受ける進行中のセッションがある場合にのみ表示されます。 -
特定のチケットを特定のメール テンプレートから除外
ホストは、イベント作成設定の [メール] タブで各チケットタイプを選択し、[メール除外リスト] に追加できるようになりました。 追加すると、選択したチケットタイプが特定のメール テンプレートから除外されます。 除外されたチケットを割り当てられた出席者には、メール テンプレートは送信されません。 除外リストに含まれていない適格なチケットには、通常どおりメール テンプレートが送信されます。
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イベント設定機能
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制作スタジオ
Zoom Events の制作スタジオを使用すると、ホストは見た目から人を惹き付け、かつブランディングされたウェビナーを制作できます。 ホストは、出席者に表示されるコンテンツやレイアウトをカスタマイズできます。また、ビデオに縁取りを追加することも、アスペクト比を調整することも、セッション内のあらゆるブランディング機能をカスタマイズすることもできます。 この機能は、現在 2023 年 7 月 23 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。 -
変更したウェブポータル設定を、公開済みおよびドラフト版 Zoom イベントに適用
ホストが [ミーティングとウェビナー] タブで [Zoom ウェブ設定を使用] を選択すると、変更される設定はすべて、Zoom ウェブポータルで設定済みの内容に合わせて反映されます。 Zoom ウェブポータルでオプションが更新されると、Zoom Events プラットフォームはその更新に即座に対応します。 ウェブポータル設定に追加された変更は、すべての公開済み Zoom イベントとドラフト版 Zoom イベントに適用されます。これまでは、ホストがイベントを作成した後、そのイベントにウェブ設定の更新通知は届きませんでした。
注: オプションがグレーで表示されている場合、グループレベルまたはアカウント レベルのいずれかでロックされています。 Zoom 管理者にお問い合わせください。 -
[スピーカー] タブに可視性コントロールを追加
ホストが [スピーカー] タブでスピーカーを編集または追加する際、編集パネルでスピーカーの可視性コントロールを管理および表示できるようになりました。 スピーカーの可視性と注目のスピーカーは、[イベント詳細ページ] タブと [ロビー]タブでコントロール可能です。 個々のセッションにおいては、スピーカーの可視性コントロールは、[セッション] タブで管理します。 スピーカーの可視性コントロールは、イベント内でホストが(スピーカー リストおよびセッション内のスピーカー)全員に表示されるかどうかをコントロールします。 -
登録時の秘密の質問の認証
ホストはイベントを作成する際、登録者の秘密の質問を有効にできるようになりました。 秘密の質問は、参加方法(Zoom / IDP へのサインインやクイック参加など)に関係なく、登録者全員に適用されます。 ホストは、秘密の質問のリスト(10 問のテンプレート)から質問を選択し、秘密の質問を最大 3 つカスタマイズできます。 質問は必須項目として登録ページに表示されます。 登録者はリストから質問を最低 1 つ選ばなければならず、それに回答して初めて登録が完了します。 それぞれの質問に対する回答は一意のユーザーに関連付けられ、回答は Zoom Events プラットフォーム上で安全に保存されます。 参加時に認証を受けた後、登録者は登録時に選択した質問に回答しなければなりません。 秘密の質問の回答を知っているのは、登録者のみです。 登録者が回答を忘れると、割り当てられたチケットへのアクセスも失って、イベントに参加できなくなります。 登録者はホストに問い合わせてサポートを依頼したり、イベントの詳細ページから別のチケットを登録したりできます。 -
イベントの認証ポートフォリオと視聴者の定義
イベントホストはイベント設定フローの最初に、[登録が必要] か [登録不要] か選択します。 選択すると、次のステップで利用可能な認証ポートフォリオが決まります。 イベントホストは次に、イベントの視聴者タイプを定義する認証方法を選択します。 認証方法を選択すると、イベントの詳細ページへのアクセス方法も決まります。 イベントホストが選択可能な認証方法は、以下のとおりです。
注: この機能は、暫定的に 2023 年 8 月 5 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。
- Zoom アカウント所有者と非 Zoom ユーザーを選択した場合、ホストにはゲスト登録者用にワンタイム パスワード(OTP)の頻度をカスタマイズするオプションが追加されます。
- 登録制のイベントの場合、ホストは 2 要素認証を有効にできます。
- 非公開のイベントの場合、ホストは参加時の認証を放棄できます(登録者にクイック参加リンクを発行します)。
- イベントが登録制ではない場合、登録を依頼する招待メールは送信されません。 Zoom Events からのメールが参加リンクのメールとなります。
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Zoom のクラウド レコーディング ストレージのレコーディング ファイルを疑似ライブで使用
レコーディング ファイルを Zoom のクラウド レコーディング ストレージに格納し、ハブにリンクすることで、ハブオーナーまたはハブホストは疑似ライブ ウェビナーをスケジュールする際にそのファイルを選択できるようになりました。 ホストは、疑似ライブ ウェビナーを設定して、希望するビデオをアップロードできます。 一度ビデオが処理されると、そのビデオを疑似ライブのソースとして選択できるようになります。
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ハブ機能
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ハブの更新コンポーネント
イベント主催者にナビゲーション関連の変更を通知する、ハブのナビゲーション メニューの機能をいくつか強化しました。 [新着情報] コンポーネントでは、イベント主催者向けに Zoom Events ハブの予定されている変更をお知らせします。 -
無制限ハブへの移行の強化
再アクティブ化されたハブにおいて、無制限ライセンス定員が以前と同等またはそれ以上の場合(例: 以前は Zoom Events 500 ライセンスを持っていたが、現在は Zoom Events 500 または Zoom Sessions 500 以上の定員に対応するライセンスを持っている場合)、ユーザーは同じ数のイベント主催者を維持することができます。 ユーザーに複数のライセンスが割り当てられており、非アクティブなハブを複数持っている場合、各ハブで確保できるホストの人数は、ライセンス所有者の場合は無制限、ライセンスなしホストの場合は 5 人までです。 ハブオーナーは、誰がライセンス ユーザーで誰が非ライセンス ユーザーか確認できます。 また、ハブオーナーには、ハブホストとして許可される無料アカウント ユーザーと有料ライセンス所有者の数を通知するメッセージが表示されます。 -
コンテンツ ライブラリのアップロード ウィンドウの機能強化
ハブとイベント作成設定の両方で、コンテンツ ライブラリのアップロード ウィンドウの機能がいくつか強化されました。 コンテンツ ライブラリのアップロード ウィンドウは(アップロードに影響することなく)最小化可能で、すべてのアップロードが成功または失敗した後にのみ閉じることができます。 アップロードは個別にキャンセルしたり再試行したりできます。 [さらに追加] ボタンを使用すると、ハブユーザーはさらにアップロードできます。 アップロード中にハブユーザーがコンテンツ ライブラリから移動しようとすると、ページを離れるとファイルのアップロードが完了しない可能性があるという警告メッセージがユーザーに表示されます。 -
コンテンツ ライブラリのプレビュー ページ
ハブユーザーは、ハブのコンテンツ ライブラリで、画像とビデオの完全なプレビュー ページを使用できます。 プレビュー ページには、画像の場合は推奨画像サイズとファイルタイプが、ビデオの場合はビデオ プレーヤーが表示されます。 ハブユーザーは、フォルダ以外のすべてのファイルをプレビューできます。 -
コンテンツ ライブラリのストレージ
ハブユーザーは、アセット(画像、ファイル、ビデオ)をコンテンツ ライブラリ内で整理して保存することができます。そのため、これらのアセットはイベントでの使用や共有が可能です。 また、フォルダを作成してアセットを分類することもできます。 ハブユーザーは、1 つのフォルダに複数のファイルを命名、削除、アップロードできます。 -
コンテンツ ライブラリの機能強化
ハブのコンテンツ ライブラリでは、コンテンツ ライブラリ テーブルに最終更新日とファイルタイプ情報が含まれています。 [コンテンツ ライブラリ] ページに [プレビュー] と [フォルダへ移動] ボタンが追加され、ハブユーザーはアセットを簡単にプレビューしたり、アセットをフォルダに整理したりできるようになりました。 ハブユーザーは、コンテンツ ライブラリからフォルダやアセットの名前を変更したり削除したりできます。
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分析機能
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カスタム レポート ビルダーの機能強化
ホストは生成したレポートを保存し、保存したレポートを編集できるようになりました。 また、作成したカスタム レポート フィルタの組み合わせを保存することもできます。 その上、さらに充実したデータフィルタがカスタム レポート ビルダに追加されました。
注: この機能は、現在 2023 年 7 月 28 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。
- セッションのブックマーク
- 国コード
- 登録日
- ロビーへの出席ステータス
- セッションへの出席期間
- ライブストリームの視聴期間(セッション詳細内)
- レコーディングの視聴期間
- アンケートの実施回数
- 特定のアンケートの実施
- 投票の実施回数
- 特定の投票または特定セッションにおける投票の実施
- EXPO 会場への来訪
- ブースへの出席(特定のブースを選択可能)
- 登録元
- 登録方法(チケットの詳細内)
- EXPO ブースのファイルのダウンロード(特定のファイルを選択可能)
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分析レポートで登録者が Zoom アカウントを持っているのか外部参加者用アカウントを使用しているのか特定
ホストは分析レポートで、登録者が Zoom アカウントで登録したか、外部参加者メールで登録したかを示すデータを表示できるようになりました。 この情報は、一般チケット登録レポートの登録列に追加されています。 -
ビデオ ギャラリーの視聴状況分析
イベント主催者は、分析機能を使用してビデオ ギャラリー コンテンツの視聴状況を把握できるようになりました。 ビデオがビデオ ギャラリーで公開された瞬間から、ビデオの総視聴回数、イベントロビーでのユニーク視聴者数、視聴期間が分析に表示されます(イベント主催者がイベント設定フローやロビーのビデオ ギャラリーで視聴した回数は除外されます)。 イベント主催者がビデオを削除すると、視聴回数も消えてしまいます。 イベント主催者が同じビデオをビデオ ギャラリーにアップロードした場合、ビデオは新しいコンテンツとしてカウントされ、視聴回数はゼロからスタートします。 視聴回数は、ビデオが再生されたデバイスの種類やブラウザに関係なく記録されます。 視聴回数はリアルタイムで更新されます。
注: この機能は、Zoom サポートに連絡して有効にする必要があります。
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ライセンス機能
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Zoom Events の出席者数課金制ライセンスの解約
管理者が Zoom Events の出席者数課金制(PPA)ライセンスを解約した場合、対象ユーザーは請求サイクルが終了するまで、またはプリペイドの出席者クレジットをすべて使い切るまで、引き続き Zoom Events と Zoom Sessions を使用したり、クラウド レコーディングにアクセスしたりできます。 プリペイドの出席者クレジットを持っていない PPA ユーザーは、新しいイベントをスケジュールしたり、ドラフト版イベントを公開したりすることはできません。主催できるのは、すでにスケジュール済みかつ有効期限内に主催予定のイベントのみです。 さらに、Zoom Events の PPA ライセンスが解約されると、ハブオーナー、ハブホスト、アカウント管理者のハブに対する権限は視聴のみになり、ハブオーナーに有効なライセンスが割り当てられていない場合、予定されているイベントは 7 日以内にキャンセルされ、ハブオーナーまたはアカウント管理者はハブを削除できるようになります。
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ネットワーキングとチャットの機能
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ミーティングとウェビナーの機能
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ウェビナー セッションでのブレイクアウト ルームのサポート
ブレイクアウト ルームを使用すると、Zoom Events のウェビナー セッションを個別のセッションに分割できます。 ホストや共同ホストは、イベントの参加者を個別のセッションに自動または手動で分割するよう選択するか、あるいは参加者自身にブレイクアウト セッションの選択と入室を許可できます。 ホストと共同ホストは、いつでもセッション間を切り替えることができ、各ルームのアクティビティ レベルを監視することができます。ブレイクアウト ルームの参加者は、メイン セッションと同じオーディオ、ビデオ、画面共有の機能を使用できます。
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連携機能
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イベントの出欠を Hubspot に送信
Hubspot と Zoom Events の連携がサポートされるようになりました。 ホストは Hubspot からの登録を受け付け、Zoom Events から Hubspot に登録データと出席データを送信できます。 -
1 つの Zoom アカウントで複数の Marketo インスタンスをサポート
Zoom Events ユーザーは、1 つの Zoom アカウントに複数の Marketo インスタンスを追加して接続できます。 接続を選択すると、ホストはその接続を変更することもできますが、変更した場合はその Zoom イベントのデータフローが壊れる可能性があります。
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デベロッパー向け機能
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Salesforce 連携用 Webhook
Zoom Events と Salesforce の連携に、以下の Webhook を追加しました。- イベントの公開
- イベントの削除
- イベントの更新
- セッションの作成
- セッションの更新
- セッションの削除
- チケットの作成(登録の作成)
- 登録 - この Webhook は、すべての登録方法に対する単一のイベントとして扱います。
- チケットの削除(登録の削除 / キャンセル)
- 登録の削除 / キャンセルも単一のイベントになります。
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アンケート / 投票レポート API
Zoom Events には、アンケートと投票レポート用の API が実装されています。 -
Xtag パートナー アプリを有効にする
イベント主催者は、イベントに合わせて Xtag パートナー アプリを有効または無効にできるようになりました。 イベント主催者は、Xtag を使用してチェックインしたり、あらゆる場所からオンデマンドでバッジを出力したりできます。この機能は、現在 2023 年 7 月 28 日に予定されているバックエンド サーバーの更新に依存するため、すぐに利用することはできません。
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Zoom Sessions の機能
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定期的なセッション イベント内に独自のセッションを作成
イベント主催者は、独自のセッションを含む一連のミーティングやウェビナーを作成できるようになりました。 各セッションに独自のタイトル、説明、スピーカーなどを設定することも可能です。 -
定期的なセッション イベントにおける、ブレイクアウト ルーム事前割り当てのサポート
イベントタイプのうち、定期的なセッション イベントで、事前に割り当てられたミーティング用のブレイクアウト ルームがサポートされるようになりました。 ブレイクアウト ルームを使用すると、定期的なミーティング セッションを個別のセッションに分割できます。 ホストや共同ホストは、イベントの参加者を個別のセッションに自動または手動で分割するよう選択するか、あるいは参加者自身にブレイクアウト セッションの選択と入室を許可できます。 ホストと共同ホストは、いつでもセッション間を切り替えることができ、各ルームのアクティビティ レベルを監視することができます。 ブレイクアウト ルームの参加者は、メイン セッションと同じオーディオ、ビデオ、画面共有の機能を使用できます。
解決済みの問題
注: イベントの重複を変更する機能は、展開に関する問題によりロールバックされましたが、予定されている 8 月のリリースで利用できるようになります。
既存の機能の変更
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受信トレイ管理権限の変更
エージェントとスーパーバイザーのデフォルトのロールで、受信トレイ管理 - 表示権限が無効になりました。 これまでは、エージェントとスーパーバイザーのこの権限は有効になっていました。この変更は、すでにユーザーが割り当てられている受信トレイへのアクセスには影響しません。 その代わり、大きな変更点としてウェブポータルの [コンタクト センター管理] にある [受信トレイ] ページが前述のロールで表示されなくなります。 視聴のみのアクセス権を引き続き有効にしておきたい場合は、カスタムロールを使用してください。
新機能と既存機能の強化
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管理者機能
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リージョンのサポート
アカウント オーナーと管理者は、場所を基準にしてユーザーを整理し、それぞれの場所に固有の音声ルーティング設定を適用するリージョンを作成できるようになりました。 この機能を有効にするには、Zoom にお問い合わせください。 -
キューのデフォルトの応答メッセージを自動化
アカウント オーナーと管理者は、音声エンゲージメントに自動応答機能を実装して、コール ハンドリングの効率を向上できるようになりました。 自動応答機能があると、エージェントは自動的に発信者とつながれるようになり、結果的に必要なクリック数が減るとともに、標準化された発信者体験を提供できます。 また、エージェントはエンゲージメントのたびに同じ挨拶を繰り返す必要がなくなり、一貫した挨拶で発信者を迎えることができます。 -
クライアントに表示される変数の管理
アカウント オーナーと管理者は、Zoom デスクトップ クライアントのシステム変数、カスタム変数、ローカル変数の可視性を、フローレベルで管理できます。 この可視性の設定は、受信エンゲージメント通知、[プロフィール] タブ、[エンゲージメント] タブなど、クライアントのさまざまな領域で指定できます。 管理者はさらに、表示される変数の表示名を指定することも可能です。 -
多言語のボイスメール プロンプト
Zoom Contact Center のデフォルトのボイスメール プロンプトを、専門的にレコーディングされたプロンプトに変更しました。 これらのプロンプトは 21 か国語に対応しており、エンゲージメント言語システム変数に基づいて該当する言語で再生されます。 -
埋め込み型チャット招待機能の強化
アカウント オーナーと管理者は、ウェブチャットやビデオ エンゲージメントのトリガーとなるキャンペーンの招待機能に、ウェブサイト上の既存の HTML 要素を利用できるようになりました。 これまではチャットに招待する際、管理者には新しいクリック可能なボタン / リンクの挿入のみが許可されていました。 -
電話番号ページの認証ステータスとメッセージ機能ステータスの列
アカウント オーナーと管理者は、Zoom Contact Center の電話番号管理ページで、[メッセージ機能ステータス] 列と [認証ステータス] 列を表示できるようになりました。 こうした列からは、フリーダイヤル、モバイル、バーチャル サービス番号に関するより充実したコンテキストを把握できます。 -
電話番号詳細ページの機能強化
電話番号詳細ページでは、Zoom Phone 番号詳細ページと同様に、電話番号に関する追加情報を提供するようになりました。 -
オブジェクトを削除する際の UI の機能強化
アカウント オーナーまたは管理者がユーザー、キュー、スキルなどのオブジェクトを削除する際、削除プロンプトにオブジェクトが複数か所で使用されているかどうかが表示されるようになりました。これにより、管理者はオブジェクトが使用されている場所を特定しやすくなり、必要に応じてオブジェクトを置き換え、オブジェクトの削除を進めることができます。 管理者はこの機能強化のおかげで、特にフロー内のオブジェクトを削除する際、より効率的にかつ情報に基づいてオブジェクトを管理できます。
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エージェントと顧客の機能
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連携用ビデオチャネル
Zoom Contact Center と Zendesk および Salesforce との連携では、ビデオチャネルがサポートされています。 これにより、エージェントは連携内でビデオ エンゲージメントの着信を受信することも、ビデオコールを発信することできます。さらに音声通話をビデオコールにアップグレードすることも、ビデオ エンゲージメント中にビデオ内チャットを使用して顧客とチャットすることもできます。 エージェントは発着信したビデオ エンゲージメント中に、「メールアドレス」の一致に基づいて CRM 内で顧客の画面ポップを確認できます。 構成設定が更新され、スクリーン ポップと検索設定用のビデオチャネル設定が登場しました。
注: Salesforce 向けのビデオチャネルは、7 月 17 日に利用可能になる Salesforce パッケージの更新に依存しています。 -
Salesforce Health Cloud との連携
Zoom Contact Center と Salesforce との連携では、Salesforce Health Cloud がサポートされています。 Salesforce Health Cloud を使用しているエージェントは、Salesforce 連携でサポート対象のすべての音声チャネル機能とビデオチャネル機能を使用できます。 -
Zendesk 連携の機能強化
Zendesk 連携を利用しているエージェントは、IVR で入力として渡された ID(ユーザー ID やチケット ID など)に基づいて、顧客記録やチケット記録のスクリーン ポップを表示できるようになりました。 また、[プロフィール] タブや [エンゲージメント] タブからも、顧客情報とエンゲージメント情報を閲覧できます。 エージェントがこのような情報を閲覧するためには、管理者が Zoom ウェブポータルを使用してカスタム変数を定義する必要があります。
解決済みの問題
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- Zoom Outlook プラグインを使用してミーティングを削除したり編集したりする際に、それぞれ 4502 エラーおよび 3000 エラーが発生する問題を解決しました。
解決済みの問題
- Zoom Notes プラグインを使用してミーティングをスケジュールすると、顧客の HCL Notes がクラッシュする問題を解決しました。
既存の機能の変更
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複数のネットワーク インターフェースをサポート
複数のネットワーク インターフェース カード(NIC)を使用するノードサーバーでは、ローカル サバイバビリティ モジュールに IP アドレスを複数割り当てることが可能になりました。 複数のアドレスを使用する場合、そのアドレスは Zoom デスクトップ クライアント(ソフト クライアント)または固定電話、Zoom Rooms、Zoom Phone 専用ハードウェア(物理的な電話)に割り当てることができます。 -
複数の IP アドレスのリスニングをサポート
複数のネットワーク インターフェース カード(NIC)を使用している管理者は、複数の IP アドレスを割り当てることができるようになりました。
解決済みの問題
- マイナーなバグ修正
- Poly の電話機で発生していたコール オーディオに関する問題を解決しました。
- ローカル サバイバビリティ モジュールを使用して、ネイティブの Zoom Phone 番号をトランクに転送できない問題を解決しました。